見出し画像

【全市区町村めぐる旅】7年ぶりの沖縄へ。これはハマる。76日目〜83日目(沖縄県恩納村〜南城市)

こんにちは!みとりっぷです♪

今回はぼくがやっている全市区町村めぐる旅についてです!

ぜひ、一緒に旅しているように読んでくださいね〜!

1日目から読めるマガジンはこちらから⬇︎ 

76日目(2021.12.30)

572.万座毛(恩納村)

師走も佳境(使いたいだけ)、ぼくは沖縄にいる。

今回の年越しは沖縄で。そしてそれも本島ではなく、伊平屋島で過ごす。
なんでいきなり沖縄かって、そんなの本土が寒いからに決まってる。雪は好きだけど、寒すぎてやってられん!
あと、沖縄はフェリー代が高すぎる。車を乗せようもんなら、本当に20万くらい飛んでく。だったら飛行機&レンタカーが安いので、いつも一緒に年越しをしてる友達ときたわけです。


ということで、1週間とちょっとばかり沖縄に。レンタカーを使って、本島全域と4つの離島に訪れます。

まずは恩納村、万座毛。

画像33

万人で座ってみたい。

万人が座するほどの毛、万座毛。つまり、1万人なんて平気で座れるほど広い場所。

ゾウさんみたいな形をしつつ、確かに1万人くらい平気で座れそう。


ていうか、修学旅行ぶりの沖縄って楽しいなぁ。笑
ひとりでもないし、かなり魅力的な滞在になりそうです!


573.辺戸岬(国頭村)

続いて沖縄最北端・辺戸岬へ。

沖縄は北に行くにつれて田舎になる。那覇は県南だし、真ん中あたりの名護市を過ぎるとかなり山(沖縄ではヤンバル)となっていく。

画像32

小さい島かと思えど、意外と遠い。

国頭村を、一度地図で確認してみてほしい。でかいから。笑

那覇から車で結構かかった。

画像31

向こうにうっすら鹿児島県。

沖縄ももちろんたくさんの離島があるんだけど、鹿児島だってめちゃくちゃある。
ここ辺戸岬から、ギリギリ与論島が見える。

いつになるやら、いつか必ずあそこにも行かないといけない。与論に行ったら、今日のことを思い出すかな。

もう来ない可能性も十分に孕んだ国頭村、またいつか。


574.ター滝(大宜味村)

すこし南下し、大宜味村。
ここが楽しくて、沖縄で一番のホットスポットに認定したいくらい。

画像30

足元はビシャビシャ

駐車場に着くとひと言、膝まで濡れますが大丈夫ですか?と。

調べていたものの、すっかり頭から抜け落ちていた。
よったん(ついてきた友達)と一瞬びっくりしたものの、問答無用で突撃することに相談の余地もない。


噂通り、いや、ちょっと浅めな川をじゃぶじゃぶ歩く。
申し訳ないけど、もちろん松尾芭蕉の格好じゃないです。笑

ここには使えないよ笑


しばらく歩くと滝の音。
道中なかなかハードな道もあったけど、田舎育ちのぼくらは当然のように難なく越えていく。

すると…

画像29

やばない???

ター滝のターって、ターザンか!

ふたりで妙に納得し、ひたすらにターザンになる。
12月といえど沖縄、川を歩いてもそこまで寒くないし、平気で水着である。

画像28

それっ!

ここは言わずもがなクソ楽しかった。笑
ぜひ夏に来てみたい。ちょっと遠いけど。


77日目(2021.12.31)

577.今帰仁城後(今帰仁村)

はて、もう2日目。わかっていても早い。

まずは今帰仁村。まだまだ県北ですよ。

画像27

大きな石垣。

申し訳ないんだけど、素直に言わせてください。

アホほどつまらんかった。笑

でも、これはここが悪いんじゃなくて、ぼくが悪い。
ただの教養不足。世界遺産でもあるし、歴史的背景をきちんと紐解いて勉強すれば楽しいと思う。

ただ、それがないとバカつまらんかった。笑


ごめんね。


578.伊平屋島(伊平屋村)

そして、しれっとフェリーに乗って伊平屋島へ。この旅3つ目の離島です!


ぼくの理想のような島。最高に何もない

とりあえずここでもレンタカーを借りて、何もない道を爆走する。

画像25

でっか!!!

なんとなく走っているだけで観光地らしい場所は網羅できる。それほど大きくない島。

画像24

道しかない。ただそれだけ。

電柱もないし、標識だってない。なんなら、信号機なんて1基だけだったかな。
この何もないが好き。普段いろんな人工物に囲まれている中、逆に刺激になる。


また走っていると、洞窟が。

画像26

キレイ過ぎる…

クマヤー洞窟。クマヤーってのが洞窟って意味みたい。

中に入ると素掘りの形跡があって、光が届かなくなってた。悲しいかな沖縄らしいのかもしれないと、帰ってから気がついた。

画像23

夜になれば、どうなってしまうのか。

本当に楽しい島。必ずまた来たい。

大晦日だけどやたら疲れてたので、この日は9時に寝ました。笑
良いお年を。

78日目(2022.1.1)

578.伊平屋島(伊平屋村)

明けましておめでとうございます!

新年もよろしくお願いいたします(遅すぎか)

画像22

伊平屋からの初日の出。

去年の年越しはおくのほそ道。今年は全市区町村めぐる旅と、旅にまみれた生活ができてるなぁ。
まあ次回も全市区町村めぐる旅になるんですけどね。

泊まった宿で沖縄のおせちっぽいご飯を食べ、颯爽と帰る。
やっぱり1泊だと短いんだよね。次はもっと長居しに来よう。

画像19

さよなら伊平屋、また来るよ

580.勝連城跡(うるま市)

はて、伊平屋島とお別れ。時間はまだまだあるので、本島を進んでいきます。

時は元日。さすがに人手はそこそこ多い。
それはそうと、お城でも見ますかの〜

画像18

でかい!

普段は400円くらいかかるんだけど、3が日は無料とのこと。
いやぁ、こんなに嬉しいことはないよ。笑

その前に、実はここでとてつもない出会いが・・・

画像17

!?

何がびっくりなのかわからないだろうけど、1年弱前、和歌山で出会った子とまさかの再会。笑
城に向かって歩いているところ、車で走ってたら見つけてくれたみたい。

でれらって言うんだけど、この子との出会いがそもそもレアなのでよければ読んでみてください笑
でれらと会ったときの話(でれらメインではないけどね)

実家が沖縄だから、帰省してたんだって。
ここで会えたのは、すごく嬉しかった。


79日目(2022.1.3)

586.城山(伊江村)

はて3日。昨日は旅をせずマリンスポーツをしてました笑

気を取り直して、2つ目の島に渡ることにしましょう。

画像16

ヤギ?

ここ伊江島は沖縄・本部港から30分ほどで着く手軽な島。

ヤギがいたから話しかけたら、うんこばら撒きながら着いてくるヤンキーと化してしまった。笑


ヤギさんは島の人に取り合ってもらって、目的の城山を目指す。

画像15

もっこり!

世界で唯一、オフスクレープ現象がみられるところ。
古いプレートが新しいプレートに潜り込み、プレートの一部が剥がれて新しいプレートの上に乗ってできる。

だから、この島はのっぺりした平地の中心に、なぜか山が出来てる。

画像14

平らなパッチワーク

山から見るとよくわかる。
坂道がほとんどなくて、どのルートを辿ってきたかがわかりやすい。

画像13

まちが栄える

本島から近い島だからか、人も多いみたい。
離島には珍しく、ファミマだってある。

小さな都会、住みやすそうだなぁ。


80日目(2022.1.4)

592.首里城(那覇市)

沖縄にもかなり慣れてきて、すっかり暖かさにありがたみが薄くなった。

ついに、那覇市へ。

画像12

おおお!

なんとなく、修学旅行が思い出される。

でも明らかに違うところがある。
2019年10月31日。大火に見舞われ、ほとんどが焼失してしまった

今でも復興はあんまり進んでいないように見えた。


もちろんここに限らずだけど、行きたい場所って永遠ではない。
この姿は逆にレアだけど、みたい時に行った方がいいと思います。


595.ウミカジテラス(豊見城市)

さっきの首里城を最後に、しばらく一緒にいた友達を見送った。
ではここから一人。ずっとうるせぇなぁと思ってたけど、いざいなくなると寂しいもんですな。

画像11

ここは沖縄最大級の商業施設。
那覇空港に発着する便もよく見える場所にある。


実は、この前日にアホほど風邪をひいてしまった。笑

ホテルに泊まってたんだけど、舐めプして裸で寝てしまった。
完全に風邪。笑
久々にやってしまった〜


81日目(2022.1.5)

596.集団自決跡地(渡嘉敷村)

はて、風邪を長引かせつつ渡嘉敷島へ。
今回行く予定じゃなかったものの、余裕ができたから行っておきましょう。

画像10

またここも、全然違う。

渡嘉敷は人気が高かった気がする。
曇りだしアクティビティをやるわけでもないし、めちゃくちゃ好きにはなれなさそう。

でも、ここにも良さがある。

画像9

並ぶ渡嘉敷村のみなさん。

1時間ほどひたすら坂を歩き、入っていいのか怪しいような敷地へ。
学校だったのかな?怒られることもなく、目的地へ進む。

画像8

ここか。

大戦の時、住民が集団自決をした場所。
米軍の上陸に追い詰められ、「生きて捕虜にされるより、笑顔で死んだ方が日本のためだ」と315人で一斉に自決した。

画像7

言葉が見つからないなぁ

実際にあったような谷にも降れて、重い空気が流れてる。
みんなで覚悟を決めて手榴弾を爆破させて。一体どれほど強い決意があっただろう

もちろん想像することしかできないし、そんな共感できるほど軽いものじゃないと思う。


沖縄って、すごい。
リゾートでもある一方で、今でも米軍基地がある。

南国の植生と睨めっこしながら、また1時間かけて港まで降りていった。
帰り道、野球少年に手を振られたのが印象的だったな。


82日目(2022.1.6)

599.道の駅かでな(嘉手納町)

爆裂な風邪を治すべく12時間寝た。笑

咳がバンバン出てたから、渡嘉敷の往復の船じゃ肩身が狭かった気がする。
久々しんどかったなぁ。ともかく、最大級に寝て回復してやった。

外に出ると軽く雨。
これも、冬の沖縄らしさのようで。

600.伊是名島(伊是名村)

晴れは見込めなくとも、伊是名島へ。
今回行っとかないと、とっても大変なことになる。

画像6

これを待ってた・・・!

地味にずっと気になってたじゅーしー。鶏肉とひじきの炊き込みご飯みたいなもので、沖縄では沖縄そばとセットで出されがちらしい。

もうすぐ沖縄とお別れ、ここで食べられてよかったなぁ

画像5

尚円王の公園へ。この人は沖縄を始めた人。
沖縄のルーツはこの島だった。

初代琉球国王になり、そこから琉球王朝ができていった

歴史は600年ほど前。琉球の歴史は、意外と深くないのかもしれない。


83日目(2022.1.7)

601.ガンガラーの谷(南城市)

では、沖縄本島ラスト、南城市へ。

2500円のツアー、ガンガラーの谷で締めくくる。

画像4

おどろおどろしいガジュマル

ガジュマルは歩くんです。」ガイドさんが自信満々に口にする。

は?と思い話を聞くと、このぶら下がってる根を使って歩くらしい。
じわじわ伸びて地面に足をつき、古い根が枯れて落ちる。これを繰り返して、ゆっくりゆっくり前に進みながら成長する木なんだって。

凄すぎるな。笑

画像3

木の途中から、また別の木が生える。

沖縄の植生のタフさは計り知れない
ここはかつて海。サンゴで出来た鍾乳洞が崩れて成り立った谷と言われている。

画像2

途中、ランタンを持たせてもらって入る洞窟も。
こんなところで、更なる非日常。探検してるみたいですごく楽しい。

画像1

そしてここ、ぼくらの先祖である港川人が住んでいたと研究されている。

それも2万年前。
沖縄の歴史、想像以上に深すぎるのかも。

さいごに

大前提、全市区町村めぐる旅のためにきた。

けど、せっかくのふたり旅じゃないか!


沖縄らしいこと、しなくちゃね。

画像21

画像20

2022年のはじめ、ぼくは魚になった🐟


この記事が参加している募集

#一度は行きたいあの場所

50,907件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?