企画展『むかしのはなし』(茨城県立歴史館)
1 "昔話"を音で伝える
方言を"昔話"という素敵な"器"に入れて次の世代に伝えていきましょう!
9月10日、茨城県立歴史館で開催中の企画展「むかしのはなし」の関連イベントとして行われた茨城大学名誉教授杉本妙子先生の講演会の"結びの言葉"。
講演会のタイトルは「茨城の昔話資料の中の茨城方言」。
主に高萩の昔話「弁当が仕事」を用いて、茨城の方言の特色(発音、文法)などについて説明。茨城の方言を分析して、きちんと規則や法則を導き出しており、その説明に納得。
久しぶりのアカデミックな空間…
でも、サ行変格活用動詞や上一段活用が登場したときには、遠い世界に浮遊してたかも…すみません。
そして、最後の結びの言葉…
方言は地域の暮らしの歴史を知っている。
何もしないでいると、自然に消滅してしまう。
昔話では"方言"が活躍する。
方言で語るからこそ"昔話"!
方言を"昔話"という素敵な"器"に入れて次の世代に伝えていきましょう!
2 "昔話"を目で見て伝える
企画展では、昔話に出てくる"モノ"に注目!
昔話に出てくる"モノ"って、意外と自分の頭の中で作り上げた妄想⁉︎あやふやなイメージ…。
語りだけでは伝わらないことがある。
"モノ"が昔話を伝える。
実際に"モノ"を見ることで昔話がよりリアルに伝わります。
昔話を伝えていくためにも、とても大事なこと。
子供たちには是非見てほしいなぁ…。
アンケートに答えて「だいだらぼう」の"しおり"をいただきました。
3 ひと休み
観覧のあとは…
館内の「ヒストリア」でサザコーヒー(徳川将軍アイスコーヒー)をいただきました。
10月9日(月・祝)までやってます。
子供から大人まで、どの世代の方でも楽しめる企画展です。是非訪れてみてください。
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