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水戸の"失われた町名"を探せ‼︎〜『裡一町目』#105

水戸の旧町名標示柱『裡一町名』

「裡」は"ウラ"と読み、「裏」と同じ意味。

「裏」は、暗くて、怖いところ…

恐る恐る足を踏み入れてみる…

旧町名 裡一町名

"ウラ"から連想する"暗い"や"怖い"はまったくない!
むしろ、こっちの方が"オモテ"⁉︎

旧町名「裡一町名」と「一杵姫神社」

爽やか緑に鳥居の朱印が映えます!

「一杵姫神社」は、商売の神さま(市神さま)として信仰されているようです。

備前堀

備前堀に面していて
 キラキラした水面を流れる風
 柳を揺らす風
とても気持ちいいです!

町名は本町の「本一町名」の南裏にあたることから「裏(裡)一町名」町名は本町の「本一町名」の南裏にあたることから「裏(裡)一町名」と名付けられました。

【旧町名標示柱】
水戸市内では、昭和37年に国によって施行された「住居表示法」によって、江戸時代から続くものを含め164の町名が失われました。しかし、旧町名が忘れ去られてしまうのは惜しいということで白御影石で作った「旧町名標示柱」を設置して、旧町名を半永久的に残すことにしました。この「旧町名標示柱」は、市内に107カ所設置されています。

※番号(#00)は「水戸の城下町MAP幕末版」掲載の旧町名標示柱一覧表の番号

【参考文献】
「今昔 水戸の地名」
  堀口友一 暁印書館
「改訂 水戸の町名 地理と歴史」
  水戸市長 佐川一信 水戸市役所

「旧町名標示柱」の説明は、水戸市ホームページ「水戸の旧町名」を参考にさせていただきました。

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