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ラストディール 忘れ去られた絵画

先日から仕上げたいと思いつつ、進行が遅れていた絵本を猛スピードで描き上げている。まだまだ作業は山積みだが、走り始めれば早い。とりあえず手を動かしている。

ここ何週間か、ワンピースのアニメ版にもハマっている。ワンピースは大好きでコミックは買っていて、次は100巻が発売されるのを楽しみにしているところだが、アニメはあまり観る機会に恵まれないでいた。

現在アマゾンプライムでシリーズ8まで観ることが出来るので、せっせと観ているが1シリーズが120話前後あるため、料理をしながら、入浴をしながら、絵を描きながら観ているがなかなか進まない。好きな場面には画面に全集中してしまうし…

まるでイタリアのヴェネツィアを思わせる大工島ウォーターセブンと仲間を取り戻すため政府と戦うエヌエスロビー編が1番好きなので連続18時間位、ガン見みしたら、流石に目が痛くなった。おまけに涙涙の話ばかりだし…

そして、今日もワンピースが流れる前で、作業。頂上戦争真っ只中。チラ見しながら…

noteで。ちょっとブレイク。

”絵”というテーマで、浮かんだのが、老美術画商が孫に名画を残すお話。

『ラストディール』2018年フィンランド映画。クラウスハロ監督。

老美術画商と家族のお話。家族もかえりまず絵画を収集している老画商。商売はからきし下手くそで、店の維持も危うい経営状態。そんな折、オークションに出される絵画の中に署名なしではあるが偉大な作家の作品かも知れない逸品が紹介される。時同じくして、音信が滞っていた娘から孫を預かって欲しいと連絡が…問題児とされていた孫だが、老画商と一緒にその絵画の事を調べたり、色々と手助けをする。なかなかの商才も発揮。しかし老画商は絵画を手に入れるため娘が僅かな給与から少しづつてめていた孫の進学金にまで手を出し、再び娘を悲しませる。また、他の画商に商談を邪魔されたりして失意の内に亡くなる。最後には孫が老画商を信じることで絵画を手ばなさないで済むことになる。勝手気ままに生きた老画商が最後に家族に大切なバトンを渡せた気がする映画。

家族としては長年、絵画だけを愛した大迷惑な父親。だが絵画を愛する画商としては、著名なしの作者不明の名画にも光を当てられる審美眼、自分が良いと思ったらどんな事をしでも手に入れる執着心にも敬服する。

絵を描く者としては、絵を愛してくれる人がいるという喜びや感謝を感じてしまう。

愛される絵…いい響き。

とりあえず私は日々描く。いいか悪いかなどの評価は後から。感じたまま、描きたいままに描く。それだけに集中。


『みんなのギャラリー』にて、私のイラストを使用してくださる方が増えて参りました。嬉しい限りです。描いたイラスト全部を解放しているわけではないので、心苦しいですが、絵を描く上でとても励みになっています。また、色々と解放していきたいと思っておりますので、引き続きよろしくお願いします。






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