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オーシャンズ11 吹き替え 声優

声優 小山力也さんの良く張る太い声に痺れている。

始まりは大好きな漫画”ワンピース”の片足の兵隊キュロス役だった気がする。スモーカー大佐ファンの私には漫画において、たいして好きなキャラクターではなかったキュロス。アニメ化し小山力也さんの声が吹き込まれると、豪快な迫力と感情が溢れ出し魅力が増幅されて、目が離せなくなった。

小山力也さんといえば他に、私が好きな作品で紹介すると…

アニメでは”キングダム”の大将軍、王騎。”文豪ストレイドッグス”の社長、福沢諭吉。”ベルセルク”の神父、モズグス。”名探偵コナン”探偵、毛利小五郎。”アンゴルモア元寇合戦記”兵士、鬼剛丸。”鬼滅の刃”煉獄杏寿郎の父、槙寿郎…などなど。

ドラマでは、”ウォーキング デッド”の弓使いダリル役ノーマン リーダス。”24”捜査官ジャックバウワー役キーファ サザーランド。”ER”小児科医ダグラス ロス役、ジョージ クルーニー。”宮廷女官チャングムの誓い”チャングムの父役、パク チャンファン…などなど。

映画では、”ワイルドスピードMEGA MAX””ワイルドスピードSKY MISSION”ドウェイン ジョンソン。”マトリックスシリーズ” キアヌ リーブス。  ”ロードオブザリング”ショーン ビーン…などなど。

強く逞しい役が多い❣️

そして今回、ご紹介の映画『オーシャンズ11』。随分以前に鑑賞していたが、小山力也さんの声が聴きたくて、わざわざ吹き替え版を再鑑賞。ジョージ クルーニーさんの声を担当されている。

『オーシャンズ11』2001年公開アメリカ映画。スティーブン ソダーバーグ監督。         1960年公開、フランク シナトラ主演の『オーシャンと11人の仲間』のリメイク版。        出演ジョージ クルーニー、ブラッド ピッド。マット ディモン。アンディ ガルシア。ジュリア ロバーツなどなど。              詐欺師オーシャンがラスベガスの地下金庫の現金を強奪する為に、スペシャリスト達を揃えて綿密に計画、実行するクライムコメディ。  

ハリウッドスター目白押しの豪華出演者に、準備周到な計画、サクセスストーリーに当時は面白く拝見したものだ。

…しかし、20年の時は残酷。

人工知能の進化が進み、認証システムなどセキュリティが強化されている現在を照らし合わせて考えると、なんだか凄くクラシカルな詐欺手法で、現在では通用しないのではないかと思われるところが随所に目立ち、ドキドキ感ワクワク感はなかった…

あ、当時観ておいて良かった…

映画では、成功したかに見えた現金強奪も、現在なら成功しないだろうし、成功してもすぐに足がついて、捕まってしまう気がする…

昔はSFの世界だと思われていた、仮想空間の世界が現実のものとなり始めている。仮想空間では、すでに土地や建物の不動産売買、物販など、現実世界と同じ物作りが行われているらしい。

仮想通貨では、簡単に億り人が生まれている。

ブロックチェーン技術の進化により、よりセキュリティが強化されてきた要因が大きいと聞いた。

とにかくセキュリティシステムが、2001年の映画公開の時点より強化されていているだろうということを想像すると、現在なら無謀な計画だと思えてならない。

詐欺や現金泥棒の映画というところでは、『スティング』や『俺たちに明日はない』が思い出された。今とは比べてはいけない社会背景がある。その時代の中での成功とスリリングが描かれている素晴らしい映画たち。

今回『オーシャンズ11』を再鑑賞して、これらの映画のように、時代を反映した作品カテゴリーに分類されるクラシカル映画となったことを実感した作品だった。

しかしながら相変わらず、小山力也さんの声はセクシーだ。だけど出演者が多いのとセリフが思ったより少なくて…まだまだ聴きたくて

鑑賞した後でたまたまAmazon primeでアニメ”食戟のソーマ”をチラリと観たら、主人公の声が”鬼滅の刃”の伊之助役の松岡 禎丞さん、その父役を小山力也さんが担当していて、第一話は2人の掛け合い。カッコいい声2人に癒された。あーいい声💕

ずっと聴いていたい。












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みと吉 禮子 (みとよし れいこ) 絵本作家
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