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なーんにもいいことなんてない!と叫ぶ息子の行き渋り【月曜日のたねまき】

こんにちは、先週から色々低迷してやる気ゼロモードに突入しています。天気のせいもあるのかな。
なので今回はぐじぐじした文になるので悪しからず。

超ハッピーな時と落ち込みすぎた時は文を書く気がなくなる。なのでどうでもいい日常の文は山ほどあるのに、人生の大事なシーンの記録が残っていない…。
落ち込みながらも休まず書けるようになりたい。書いた方が絶対精神衛生上いいし。

***

4歳長男ちのが幼稚園に行きたがらない。
年中になり、大好きな先生ともいつもぴったり一緒にいた仲良しの友達ともクラスが離れてしまった。
その初めての変化がきついみたい。
4月は頑張っていたけれど、ゴールデンウイーク明けから行き渋りが目立ってきた。よくあるパターンのようだけど、実際に自分の子がそうなると気の毒で辛い。

「あしたさぁ、ようちえん、やだなぁ。いえでずっとずうっと、かーちゃんといっしょにいたいんだよ、ちのは」
夜おふとんに入ると、そう言って顔を覆いながらぽろぽろ泣いた。
なんとかなだめて、楽しいことを話しながら寝かせ、翌朝。ぐずぐず言いつつも支度をし、玄関まで行く。
が、そこでまた泣いて、とまってしまう。

「なーんにもいいことなんてない! やだよぉ」

具体的に嫌な先生や友達がいるわけではないようだ。新しいクラスで、ただ馴染めない。
だからこそ単純な解決策はなく、本人が慣れて、心を開いて、先生や友達と仲良くなっていくしかない。
引っ込み思案だけどプライドの高いちのにはそれが難しい。


それでも泣きながら「何もいいことがない」と言われるとこっちも悲しくて、固まってしまう。
私自身、集団生活に疲れてよく休むタイプだった。
友達に一瞬嫌な顔をされた翌日、仲良しのAちゃんがBちゃんの悪口を言った翌日、苦手な子と席が隣になった翌日。
気がかりなことがあったらすぐ体調を崩した。精神的なことだろうと分かりつつ、母は簡単に休ませてくれた。
とめどなく流れる息子の涙を見ていたら、その時の気持ちがぐうんと呼び戻された。

一日休ませたら落ち着くだろうか、いやもっと行きづらくなるだけかも。私が小さい頃も休んだって解決しなくて、その日を胃が痛いまま過ごしていた。
だったら行かせた方が…と息子に寄り添ったふりをして、でも本当は家にずっといられるとこちらが大変だという利己的な気持ちがあった。優しくない。


先週から二回、幼稚園バスに乗れなかった。おんぶして小雨の中を走ったけど、バスはもう去っていた。
土砂降りの中、次男をおんぶして泣き喚く長男を引っ張り、バス停まで連れて行ったが機嫌を戻せずにバスが来てしまった日もある。
なんとかバスに乗せたものの、ギャン泣きして席に座らず、10分もバスを止めてしまった。若い先生が焦りながらなだめていた。子供らは驚いた顔で眺め、運転手のおじいさんは時間を気にしていた。
バスの扉は閉まっていてこちらからは何もできず、大雨の中ただハラハラ見守った。

なんとか幼稚園に行かせた後も、ずっとどんよりした気分だった。

が、本人は帰ってくるとケロッとして、
「おもってたよりもけっこう たのしかったー!」と機嫌がいい。
でも翌朝は「やっぱり行きたくない…」が繰り返される…。

すっかり滅入っていたのだが、単純な方法で今週後半は嫌がらずに幼稚園に行った。

それは、「ちゃんとバスに乗れたら、テープに絵を描いてお洋服にペッタンするよ」という担任の先生とのお約束。

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ここ3日、バスから飛び降りてきた息子の服の真ん中に可愛い絵が貼られていて、幸せな気持ちになった。
「いいね、それ!」
というと息子は得意げに胸を張って見せてくれる。

お風呂で服を脱ぐ時に、自身の棚にテープを貼り替えた。絵がかすれてしまうことに気づき、三日目は帰宅してすぐに貼ったので絵が綺麗。(三日目の絵はカメだそう)

来週もこの場所に新しく可愛い絵が並ぶといいな。


一昨日寝る前にちのは嬉しそうに話してくれた。
「ちの、あたらしいおともだちできたんだよ、なまえはね、あのね…」
名前は何故かひそひそばなしで教えてくれた。

ささやかな「いいこと」で、ひとの気持ちと行動は変えられる。

幼稚園の先生に本当に感謝。

***

えっと、最初の数段を月曜日に書きだしてどんよりしたまま止まっていたのですが、現在土曜日、ひとまず解決して続きを書きました。(やはり落ち込みをリアルタイムでは書けないな)

そして次男の風邪やだんなの足の脱臼も重なりほとほと疲れていたら、「一泊して休んできたら」とだんなからありがたい提案!(その前に壮絶な大げんかがあったけど略)

なので今週末は近場で孤独にnote書きを楽しむ予定。リフレッシュして次の月曜日に備えたいと思います。
みなさんもどうぞよい週末を!

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