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断乳、はじめました 断乳祭り①

断乳、はじめました。
はじめたというより、止めることにした、か。
おっぱい、やめました。


私の中ではでっかい決断。
長男の時の断乳は、陣痛・出産より痛く、精神的にもきつかったので。

だから断乳をはじめるというのは、自分で拷問ボタンのスイッチを押したようなもの。
夜2、3時間おきに授乳しなくていいし、お酒も飲めるし、次男と一心同体じゃなくなるというメリットは大きい。
でもそのための断乳という山はあまりに険しい。

断乳特効薬ひとつぶで全てが解決する未来まで、えんえんと乳を垂れ流していたかった…。

しかし私が薬を飲む必要がでてきたため、突然断乳することになってしまった。
ほんとは真夏の断乳はあまりよくないようです。次男、ごめんね。


ひとりで断乳を苦しむのがあまりに憂鬱なので、Twitterとnoteにリアルタイムでぐちぐち書こうと思っています。
「ひとり断乳祭り」じゃ〜〜!!!

断乳のリアルレポートの一例として、ちょっとは役に立つかな?
恐怖を煽るだけになるかもです。

妊娠出産母乳関係はひとそれぞれの悩みポイントがあり、デリケートなものだと思います。
それをころっと無視して自分勝手に書きます。すみません。

基本ただの愚痴ですので、普段読んでくださってる方も気軽にスルーしてください。
痛みが激しくなるにつれ、未熟な人間性が露呈しそうでちょっとヤバいです。
でもいつもより自由につらつら書いてしまうつもり。

ご興味ご理解のある方のみ、おつきあいくださいませ。

* * *

朝10時、ラスト授乳。
この断乳祭りの主人公のひとり、一歳二ヶ月次男あっちゃん。
食いしん坊だけどおっぱいも大好き。
無鉄砲に高いところに登りたがり、気づくとテーブルの上でコップに手を突っ込んでる。
にいちゃんからの攻撃にはあまり動じないが、自由を阻害されることは許せないタイプ。


ちなみに、もうひとりの主人公は我がおっぱい。
ワンピースの女性キャラのような巨乳だが位置が残念。ひとつぶん下がってる。
しかももうすぐしぼむ運命。
かなりの母乳過多。最近は需要に合わせて生産することを覚えたが、おっぱいのことを考えただけですぐ生産過剰になる。
からまわり頑張りすぎタイプ。


さてあっちゃん、なんの感慨もなく飲み終わる。
飲んだ瞬間、眠気を振り払うように起き上がり、こちらを一瞥もせず去っていく。
飲み終わったおっぱいに用はねえ、というハードボイルドさ。

一週間前から言い聞かせていたけど、もちろんまだ分かっていない。

「あっちゃん、これでおっぱいバイバイだよ」と言うと、
「ばっばあ〜」とやる気なさげに手をふっていた。

長男ちのの時は、今までのおっぱいの苦労と格闘を思い出し、ぼたぼた泣いた。
今回はそこまではいかなかった。だんなとちのがうるさかったのでセンチメンタルになれなかったし。

それでもすっごく淋しい。うんざりするほど繰り返された行為のおしまい。
乳腺炎、哺乳ストライキなど大きなトラブルもあったのに、結局愛着のある行為。
あっちゃんとのへその緒が今こそ切られてしまう気分。


「あっちゃん、もうこれでおっぱい、おしまいだからね!
またのみたいっていっても、ないからね!」

もうすぐ4歳のちのが兄貴ヅラをしてやたら威張っている。

「ひゃくねん、のみたいっていっても、ないからね!
にいちゃんもちゃんとやめたんだよ。だからにいちゃんになれたんだよ。」

百年おっぱい飲まれるって、なんの怪談だよ…。
こわすぎ。断乳より怖い。
よし、断乳のがマシ!やったー!

ってことで、断乳ハイの頭でなんとか楽しくがんばります。


Twitterで応援してくださってる方々、ほんとうに嬉しいです。
ありがとうございます。

ひとまずここまで。

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