あの娘、ぼくが「13府県ふっこう周遊割」と「バースデイきっぷ」を使った旅に出たら、どんな顔するだろう？（16）

2018年12月11日 21:13

11月のトロッコ列車は寒い

14時00分窪川着。ここから夜ごはんを食べに高知へ向かいます。

…だったら、先程のあしずり号は高知行なんだから、
窪川で降りずにそのまま乗って行けばいいのに…

…いや、再び窪川で降りたのには理由があるんです！！
それは…「幕末維新号」に乗りたーーーい！！！

「幕末維新号」とは…大政奉還から150年が経った今年2018年。
そんな高知県では「志国高知幕末維新博」が行われているのですが、
それを記念し、JR四国では土讃線の窪川から高知までを走るトロッコ列車が運行中です。使用車両は、キクハ32形とキハ185系の幕末維新オリジナル
塗装車両です。この列車に乗車できるのは、9月15日（土）～11月25日（日）までとなっており、この機会を逃すともう乗れません！！

せっかく乗れるのなら、まっすぐ高知に行くのではなく、幕末維新号の
トロッコ列車に揺られながら行こう！！ということで、乗車します。

高知を体で感じる…幕末維新号

この列車、トロッコ車両には始発の窪川から乗れなくて、途中の土佐久礼
から伊野までの間だけ乗れます。窪川～土佐久礼、伊野～高知は普通車両のキハ185系で待機です。

全車指定席なんですが、この指定番号がトロッコ車両の番号になります。

幕末維新号の記念乗車証を頂きましたよ（裏表はこんな感じです）

窪川を出て23分、土佐久礼駅に到着。トロッコ車両に移動です。

太平洋あり、トンネルあり、カーブあり、コスモスあり、鉄橋あり…と
何でもありの土讃線を窓のないトロッコ車両で感じる。感じるのも視覚だけでなく、嗅覚などの五感で感じたり、風といった体感総てで感じる高知県…
…どこを見ても絵になる景色が広がっていました。（ただ11月ということで寒かったです。）

約2時間後の16時18分列車は無事、高知に到着です。

南国土佐を前にして

駅を出てすぐ、こんなゆるキャラが…いいのか、高知県？！

さて、ここからは高知観光！ということで、まずは名所「はりまや橋」を
目指し、16時30分発のとさでん交通の路面電車に乗りますよ！

車両は200形。1950年に登場した車両で、
当時各地に登場した都電6000形のコピー車両の一つです。

日が暮れるのも早くなってきましたね…。

乗車時間4分で「はりまや橋」に到着。正直、これくらいの距離なら、
いつもの私なら歩きますが、私は大の映画「鬼龍院花子の生涯」ファン！
高知に対する憧れと、映画にも登場した「とさでん」に乗っておきたい！！鬼政みたいに「電車を動かすだけじゃ！」と言いたい！！それが叶った4分です…200円でした（笑）

…ごめん。

さて、停留所の由来になっている「はりまや橋」です。

はりまや橋から続く商店街を歩くこと10分、
タクシーの運転手さんにも勧められた「ひろめ市場」に到着です。

地元の人にも人気な「ひろめ市場」

「ひろめ市場」とは…高知市帯屋町にある集合型の屋台村で、
施設には63店舗ものお店が広がっています。凄い賑わいです。
そして、人生色々…お店選びをしている途中、先生たちが教頭の悪口を
言い続けているグループや「男気を見せちゃる！」と大ジョッキでビールを飲み干す男女大学生の合コングループ、ヤンキーのカップルが「マジで
これからどうすんのよ…お金ないよ」と真剣な話し合いをしている…など、
ひろめ市場には人生の縮図、人生色々なんだな…と思わせてくれます（笑）

選び抜いた結果、
「明神丸」さんで「鰹のたたき定食（塩・たれ）」を頂きます！

明神丸さん、実は岡山にもあるお店なんですよね…。
でも、これ見て！見て！！この輝き…岡山で食べた鰹より分厚くて、
流石、本場高知…塩もたれも全部、どえりゃあうみゃあてかんわ！！！

あと、相方が食べたいといっていた「鯨の竜田揚げ」も買ってみました。
私、鯨を食べるの初めてなんですよね…結構クセがあるとビクビクして
いたのですが、まあ旨かったです！私の鯨ヴァージン、これで良かったと
思えるお味でした。

あと、ひろめ市場に地元のケーブルテレビがテレビを設置しているの
ですが、ずっとテレ朝系列の瀬戸内海放送を映しているのに関心しました。
先日の徳島では「日テレ系列の局しかない」というのが、ケーブルテレビの営業に繋がっている訳で、今回の高知の場合「テレ朝系列がない（他の
日テレ、フジ、TBS系列の３局はある）」ので「テレ朝系列が映る」というのが売りなんですね…小さい子がいる家庭ならCSのアニメ専門チャンネルと合わせて営業が出来て、より有利か…と思いました。