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得るものなき戦い

受験戦争
誰がこの言葉を最初に使ったかは分かりませんが、言い得て妙だなと思いました。


子供の将来のため、あるいは親のプライドのため。
家族一丸となって多くの財力、体力をかけて臨む受験。家庭それぞれだと思いまsが、子供以上に親が本気になっている家庭もあるとよく聞きますよね。さて、たくさんの準備をして挑む受験。結果によって喜んだり悲しんだり。色んなドラマが家庭それぞれにあります。しかし、受験を乗り切ることが本当に喜びなのでしょうか?


日本で学力トップの東京大学。                      「知名度もあるのでこの大学に入学できれば、ある程度の将来は約束されている」                                  そんな幻想が今の世の中にはあると思います。しかし、現実は違います。
東京大学を卒業した方は、平均年収が800万を超える方が日本で1番多いという一方で、年収300万円以下の方や働く場所がない方も大勢いるようです。
日本で1番の学力を誇る東京大学。同じ大学を卒業していながら、なぜこのような違いが出てくるのでしょうか?僕は、以下の点で違いがあるのではないかと思いました。

・肉体的、精神的体力
・未来の明確な展望
・柔軟な思考力

まず一つ目について。そもそも学生生活と社会での生活は根本的に違います。自由で、きままな学生時代。それとは逆の制約ばかりで緊張し続けなければいけない社会。その環境の変化に肉体、精神が耐えられるかどうかということです。

二つ目は、学生生活の間に将来自分が何をしたいかをしっかりと見つめたかどうかということです。学生時代に将来について深く考えずに社会に出てから、やりたいことが見つかったり、現在の仕事を漠然と選んでしまったがために、やりがいを感じることが出来なくなって、後悔してしまうことがよくあるようです。

三つ目は、思考力があるかどうかです。「ガリ勉でも東大に入れる」。この言葉に尽きます。しかし、知識があるからといってそれを使いこなす力がなければ、その知識は意味をなしません。近年はセンター試験や大学の試験でもこの思考力を問う問題が増えてきていますが、その背景には知識を使いこなす力を増強の目的としていると思います。

受験戦争に勝敗に囚われ、これらのことを見つめないで学生時代を過ごせば、社会という名の戦場で生き残れる人は、なかなかいないと僕は思います。
僕自身も最近になって、
「勉強できることと、仕事できることってあまり関係ない。」
ということに気づきました。
この記事を見て共感できた高校生、大学生の皆さんは、ぜひ今日あげた三つの条件について考えてみて、社会という名の戦場で生き残ることができる人になるよう自分を高めるための努力をしていましょう!

では、今日はこの辺で(^^)/~~~

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