ミタ

毒親育ち、モラハラ男となんとなく生きてたらうつ病になったアラサー女

ミタ

毒親育ち、モラハラ男となんとなく生きてたらうつ病になったアラサー女

最近の記事

セルフネグレクトかもしれない

自分を大切にできる子が良い男と結婚できている気がする。 私は若い時に結婚している。 こんな私と結婚してくれるのはこの人しかいないかも、 専業主婦になりたいし、 という気持ちで結婚してしまった。 思えば夫は私を見下していて私を大事にはしてくれていなかったと思う。 大事にされているかも!と思ったことも思い返せば夫が夫のためにやっていたことだった。 そう思うと夫のいいところって普通に働いているところだなーなんて友達に漏らしたら大人なので働くことは当たり前です。当たり前にことを

    • 酒は飲んでも飲まれるな、と。

      私はお酒を飲む場所がだいすきだ。 友達と飲みに行くお酒も、1人で飲みに行くお酒も、 なんならその1人で行って知らない人と仲良く飲なって飲むお酒も、 お正月におじいちゃんと飲むお酒も、 お酒を飲むのが好きなので朝、起き抜けで飲めるほどだ。 しかし、私の両親はとてつもない下戸である。 両親が酒を嗜んでいるところはほぼほぼ見たことがなかったし、飲まないから家にお酒もなかった。 義両親の家でご馳走になったとき、義両親の2人が発泡酒の缶を開けたときびっくりしたほどだ。 親という生き

      • メイドと店員さん

        酔っ払うと時間を問わず、電話をかけてくる子だった。 都会の労働社会に疲れていた私は彼の奔放な生き方に憧れたし年齢にそぐわぬ愛くるしい見た目も好きだった。 28歳、メイドカフェ勤務の私は結婚していく友達やはたまた出産までしている友達に置いていかれている気がしていた。 たまたま若い時に始めてみたメイドカフェのアルバイトをやりがいは感じつつもずるずる続け28歳。 周りは若い女の子たちばかりで18歳の子なんかもいるか驚きだ。 10歳も歳の離れた子にそういえば先輩って何歳なんですか

        • 犬を手放した父

          犬を飼おうと思う。 みたいなことを高校一年生くらいの時に父が言った。 無責任な人の集まりなんだからやめな。 と私は確かに言った。このとき私は既に自分の家族のことを血の繋がってしまっている人間がシェアハウスしている、という感覚だった。 元より、私が犬嫌いということもある。 しかし私が生まれる前から12歳までシベリアンハスキーを飼っていた。 飼っていた、のはほんの数年で父が無職で家賃を払えなくなり祖母に家に身を寄せたときに祖父に押し付けて最後まで祖父がシベリアンハスキーの

        セルフネグレクトかもしれない

          偶像崇拝

          アイドルというものは偶像である。 私たちオタクは偶像崇拝している。 アイドルは一瞬の煌めきを私たちに届けてくれる。 舞台上で歌って踊ってファンサする。 私たちは何人、何千人、何万人と一緒になってその瞬間を見るのだ。 DVDもいいけれどやっぱり生で見なくてはと思う。 チケットを必死にゲットして見に行くコンサートは格別だ。 どんな席からでも楽しませてくれるアイドルはホンモノだと思う。 でもやっぱりアリーナに入りたいし花道の目の前がいいしトロッコ来たときに確定ファンサが欲しい。

          偶像崇拝

          父と食べた松屋

          私の父はなんて言っても無職フリーターだった。 それでいて暴力的で身体の大きさも相まって家を支配していた。 父に逆らえる者はいなかった。子供の頃は。 父は私たちをハイエースの乗せて神奈川県の辺鄙なところへよく連れて行った。 ディズニーランドに行きたいと言ってみても実際連れて行ってくれたのは私が5歳の時。まだ乗り物ごとにお金が必要だったときだ。 多分この時も無職なのでお金がなくツリーハウスはお金がかからないという理由でそこならいいと言われた気がする。 でも帰りにミッキーの風船を

          父と食べた松屋

          マジックミラー越しの青春

          マジックミラー号、なんてえっちな動画がある。有名なシリーズで大人の男性なら誰もが知っていると思う。 でも実際にマジックミラーを見たことがある人なんてどれほどいるだろう? 私は、マジックミラーを見るのが得意だ。 18歳の冬、早く実家を出たくて時給のいいバイトを探していた。 高校は行ってないと嘘をついて本厚木にあるガールズバーの面接に行ったらなにやらおかしい君はどこまで出来る?と聞かれた。 お店に案内されるとバーカウンターはなく区画分けされたソファが並んでいた。 どこまで出来

          マジックミラー越しの青春

          ルッキズムの塊おばあちゃん

          ミタちゃんは可愛い! 外国の子みたい! などと子供の頃まつりあげられていたそう。 当の本人である私はなんのこっちゃと当時はなにも分かっていなかった。 幼稚園児の時に住んでいた海のすぐ近くのマンションの家賃を父が無職だった為支払えなくなったのか近くに住んでいる父の実家、そう、おばあちゃんの家に父と母、私、後に生まれる弟と住むことになった。 何故、おじいちゃんの家なのにおばあちゃん家と呼ぶ人が多いのだろう。例にも漏れず私は今でもおばあちゃん家と呼ぶ。祖父祖母ともに健在だ。

          ルッキズムの塊おばあちゃん

          結婚したらうつ病になった

          22歳のフリーターだった頃、同級生は就活を終えたのが頑張ってるのかよく分からなかった頃、4つ歳上の彼氏からプロポーズをされた。ここでは省略するが変わった家庭環境で過ごしたせいで彼氏の異常性に気付けなかった低学歴の馬鹿な私は舞い上がってしまいそのままプロポーズを受け入れて22歳の冬に結婚した。 ミタちゃんは結婚するのが早そう と、友達にも学校の先生にも友達のお母さんにも言われた。なんでだろう。 でも本当に早く結婚したしフリーターで生きていくには不安だったので将来の不安要素を取

          結婚したらうつ病になった