見立てアート研究所

コスパとタイパの世の中だけど「答えがない」活動をモットーに東京中心に不定期で出没。no…

見立てアート研究所

コスパとタイパの世の中だけど「答えがない」活動をモットーに東京中心に不定期で出没。noteには研究レポートを記す。こどもの「やってみたい!」に寄り添いながら、見立てアートの研究と実験を日々行っている。

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見立てアート研究所ってなに

はじめまして 見立てアート研究所のながちゃんです お忙しいと思いますが、これもご縁です ちょっと話聞いていってくださいな 最近、やれコスパだのタイパだの話題になっているじゃないですか 大人も子供も、本当に毎日忙しいですよね 丁寧な暮らしはしたい、けど忙しい ゆったり子供と向き合いたい、けど時間がない 「そうはいっても現実はね〜」ってことばっかり こんな世の中にコスパもタイパも悪いことしているのが『見立てアート研究所』 例えば、全身絵の具まみれになってみたり、鉛筆だけで絵を描

    • 野外イベントのワークショップ

      2023年11月19日(日)江東区高椅商店街さまにて開催された『よいつぎ祭』にワークショップ担当としてお声をかけていただき、企画運営として参画いたしました。 のらくろーどの愛称もある高橋商店街さんでのワークショップ 様々な制限の中でご来場いただいたお客様に楽しんでいただけるようにご提案したのは『ダンボールはんが』です テントの装飾含めダンボールを活用し、とてもご好評いただきました こちらの段ボールは大光紙工さまより提供をいただきました 改めて御礼申し上げます 高橋商店街

      • 大人のデッサン!観察力向上がもたらす豊かな時間

        2023年12月に大人のデッサン会を開催します、ってことでデッサンについて書きます 私は講師歴11年間の中でデッサンをたくさん教えてきました。学生は授業で、部活動で、受験対策で、推薦進学内定者の大学からの課題で、様々な目的に合わせてデッサンという課題が必要になります。私自身学生時代、美大受験予備校で毎日デッサンの課題にたくさん取り組んだ1人です。基礎練習のような印象があるデッサンですが、デッサンの魅力は実はたくさんあるんです。単なる練習や趣味を超えて、日常に彩りを添え、大人

        • クリエイティブ教育!子供たちの未来を彩る理由

          講師歴11年経験から、成長過程のお子さんにワークショップを体験させるメリットをまとめてみました。画一的な学校の授業とは違い、心身の成長にとても良い刺激を与えることができます。ワークショップはアートの楽しさを通して学びを提供します。一緒に心豊かな時間を過ごし、教育的な価値も取り入れながら育てましょう。 専門的なアドバイス 多くのワークショップではプロのインストラクターが個別にアドバイスをし、技術や表現力を高める手助けをします。例えば、お家ではできない体験や学校の授業とは一味

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        見立てアート研究所ってなに

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        • 見立てを使った活動
          5本
        • 絵の具を使った活動
          5本
        • 観察に重点を置いた活動
          5本
        • 活動理念や未来への想い
          2本

        記事

          アート系ワークショップ参加への一歩:緊張や不安、解消の鍵はここに!

          ワークショップに初めてご参加いただくとき、参加者それぞれに不安を抱えていることが多いです その心配や不安についての一部を講師歴11年(中高9年、フリーランス2年)で見てきた経験を踏まえてまとめました リラックスして、ご自身が本当に興味がわくワークショップを楽しんでくださいね! 他の参加者とのコミュニケーションに抵抗?みなさん最初は緊張されます。 どんな人たちが参加してるのかな?なんて探り探り、様子を見ながらです。 でも思い出してください。 参加者みなさんアートが好きでお集ま

          アート系ワークショップ参加への一歩:緊張や不安、解消の鍵はここに!

          大人の時間や空間に子供を押し込んでしまう

          時間に追われている忙しい毎日 どうしても大人の時間や空間に子供を押し込んでしまうじゃないですか 今日だけはとにかく子供に遊びたいだけ遊ばせたい! 学校じゃない、絵画教室でもない 親と子のアトリエnの時間が作れたらいいなと思っています 見本を見ながらみんなで同じものを作る体験も親子の時間として楽しいですが 私はせっかくなら集まった子に合わせた体験が作りたいです 導入に対話をしながらどんな内容が楽しいかな?なんて考えながらコミュニケーションをとっています まるでライブパフォーマン

          大人の時間や空間に子供を押し込んでしまう

          レポート9 大人も子供も、知らないことは怖い

          研究詳細 パートナー、親と子のアトリエnのメンバーの皆様、大光紙工さま 対象、2歳から6歳連れの親子 フィンガーペイント(2時間) 初めまして4割リピート参加6割 2年目となる今回は子供たちの成長を感じる時間となりました 去年、年中だった子達は年長、小学校就学が目の前です 絵の具に対し抵抗を感じていた子も、端っこでママから離れられなかった子も のびのびと遊んでいる様子を見ることができました 知らないことは大人も子供も怖い 怖いものなしで、突っ走ることができるお子

          レポート9 大人も子供も、知らないことは怖い

          レポート8 オリジナル魚と魚拓と図鑑

          研究詳細 パートナー、オーエンス八千代市民ギャラリーさま 対象、幼稚園児〜小学生 コラージュ、フロッタージュ(3時間) 企画から登壇まで担当させていただいたワークショップ 色がみを組み合わせて海の生き物を作りました 「どこに住んでる?」「何を食べるの?」「好きなことは?」などなど 頭の柔らかい子供達は本当にのびのびと発想を膨らませてくれました 魚拓のようにフロッタージュで写しもとりました

          レポート8 オリジナル魚と魚拓と図鑑

          レポート7 組み合わせて、これな〜んだ

          研究詳細 パートナー、オーエンス八千代市民ギャラリーさま 対象、幼稚園児〜小学生 コラージュ(3時間) 企画から登壇まで担当させていただいたワークショップ 色がみを組み合わせて「これな〜んだ?」「電車!」「たこ!」などなどなど 頭の柔らかい子供達は本当にのびのびと発想を膨らませてくれました

          レポート7 組み合わせて、これな〜んだ

          レポート6 絵の具で遊ぼう

          見立てアート研究所 ながちゃんです 過去の活動紹介ラスト(6/6)です 研究詳細 場所、八千代市 研究参加メンバー、3〜6歳、親と子合わせて12名 内容、フィンガーペイント(3時間) 「何色?」とは聞かず「何味色にする?」 フィンガーペイントのオリエンテーションも兼ねてダンボール工作をしました 「何色?」とは聞かず「何味色にする?」という声かけから絵の具を選んだり混ぜたりしながら色塗りしたアイスは本物のアイスと同じくらいキラキラ魅力的なアイテムに。

          レポート6 絵の具で遊ぼう

          レポート5 凹凸いろいろ

          見立てアート研究所 ながちゃんです 過去の活動紹介(5/6)です 研究詳細 場所、八千代市 研究参加メンバー、3歳から幼稚園児含む親と子合わせて8名 内容、凸版画(3時間) なんでもスタンプ 段ボールや緩衝材のプチプチ、ひも、落ち葉など自由に並べてローラーで絵の具をつけ写しとる版画がゴール。けど、その前に。野菜をぺたんとするとどんなスタンプになるかなクイズをしながら準備運動。キャベツ、ジャガイモ、玉ねぎなどの野菜を目の前でカット。切り口はどんな形?まんまる!細い丸

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          レポート4 人からはどう見えるのか

          見立てアート研究所 ながちゃんです 過去の活動紹介(4/6)です 研究詳細 場所、日本橋 研究参加メンバー、大人7名 内容、鉛筆デッサン(3時間) 鑑賞って何? 観察するっていうのは何も自分の目だけじゃない 人の目にはどう映るのかの視点も面白い この回では終了前に鑑賞の時間を設けた 順番に席を巡りながら、コメントを書き残す形で制作者に見えたものを伝えた 数人のコメントをまとめてみると、他のひとはここが目に留まるんだなとか発見があった

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          レポート3 切り取る世界

          見立てアート研究所 ながちゃんです 過去の活動紹介(3/5)です 研究詳細 場所、八千代市 研究参加メンバー、幼稚園〜小学生の親と子合わせて15名 内容、フィンガーペイント(2時間) お気に入りはどこかな フィンガーペイント用の絵の具を使用 手で絵の具をモミモミ、足に塗り塗り 各々絵の具の感触を楽しむ幼児向けのワークショップを行った 絵の具遊びの後、1人1つずつ窓あきボール紙を覗きながら鑑賞 自分が書いたところでも、そうでなくても 気に入ったところを切り取ってフレ

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          見立てアート研究所 ながちゃんです 過去の活動紹介(2/6)です 研究詳細 場所、二子新地 研究参加メンバー、大人6名子供1名 内容、鉛筆デッサン(3時間) 1人 1つピーマン 手で撫でたり、匂いを嗅いだり 観察するのは視覚情報だけじゃない ツルツルとかポコポコとか 冷たい、湿ってるとか そのものを観察することを意識して鉛筆デッサンを行いました

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          見立てアート研究所 ながちゃんです 過去の活動を一部紹介します 研究詳細 場所、二子新地 研究参加メンバー、大人4名 内容、鉛筆デッサン(3時間) 深く観察するとは何か 普段見ているようで、ほとんどを見ていない 上手な絵を描くことが目的ではなく、観察を重ねること間違いに気がつくことを意識して取り組んだ ワークショップの時間は有限だが、観察には終わりがない だから完成しなくていい ただただ深く観察するだけの時間 参加されたメンバーの感想 「まるでデトックス」 丸っと同

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