タケノコ掘り体験に当選しました♪
週末は愛菜家 vol.13
農業に関する研究や指導、普及啓発を行う名古屋農業センター「delaふぁーむ」では、季節のイベントやさまざまな農産物の収穫・加工体験、貸し農園、地元農産物の販売などを行っています。
かねてから興味があったタケノコ掘りに応募してみたところ、運よく当選したので取材をかねてパートナーと参加してきました♪
名古屋市農業センター「delaふぁーむ」
地下鉄鶴舞線「平針」駅から徒歩20分ほどにある農業センター。
牛のイラストがお出迎えしてくれます。
広大な敷地には牛の放牧場や鶏舎、畑などの園芸施設、芝生広場などがあり、自然や農業にふれあえる市民の憩いの場になっています。
センター内には「なごやか市場」も!
名古屋近郊で収穫された新鮮野菜を買うことができます。
いよいよ、人生初のタケノコ掘りへ!
実家の新城市にも竹林がたくさんありますが、花粉症がひどいのでこの時期は寄り付かず、実はタケノコ掘り初体験。
センター入口から歩いて4分ほどの丘陵地に、よく手入れされた竹林ゾーンがありました。竹林から見える桜もキレイでしたよ。
体験前に職員さんが掘り方のレクチャーをしてくれます。
タケノコはこんなふうに、地下茎の一部からニョキっと生えてくるそう。
赤いポツポツが見えるまで掘り進んで、最後に付け根を断つとうまく収穫できるそうです。
竹林のいたるところにタケノコの頭が顔を出しています♪
傷つけないように慎重に掘り進んで・・・
頑丈な地下茎が邪魔になって掘れなくなると、職員さんがヘルプしてくれます。
大きなハサミで断裁するのも一苦労。
たまたま地下茎が混み合っている場所だったらしく、たくさんサポートしていただきました。
なんとかかんとか1本目を収穫! ありがとうございます✨
続いて2本目もぶじに収穫!
ちなみに今回の収穫体験は1組1000円。60組が当選するそうですが、とても人気があるので競争率は高めだそう。当選できてラッキーでした。
この日はちょうど春休み期間中ということで、家族連れもたくさんいました。
ふたりは市内からファミリーで来られていた近藤さん姉弟。立派なタケノコが収穫できましたね♪
収穫当日だけのお楽しみ。丸焼きを試してみます!
タケノコは時間経過とともにえぐみが出てくるので、アク抜きをしてから食べるのが一般的。でも、当日なら丸焼きが可能とのこと。
アルミホイルを二重に巻いて、中華鍋で焼いてみます。
40分ほどじっくり火を通しました。
焼きたてホクホクに醤油をかけて、いざ実食!
ふだん食べているよりも山菜らしいえぐみを感じましたが、それが良き♪
炭火で焼いたりしたら最高においしそうです。
残りはしっかりとアク抜きをしていきます
農業センターでいただいた米糠(こめぬか)を使ってアク抜きを。
沸騰させてから冷めていく過程で、糠にアクが吸着するとのことです。
料理って化学ですねー。
そのまま一晩放置して、ぶじにアクが抜けました!
タッパーに水を張り、冷蔵庫で保管します。
毎日水を替えれば1週間くらいは持つそうです。
さまざまなタケノコ料理にチャレンジ!
アク抜きから料理するのも初なので、試行錯誤しながらタケノコ料理を楽しみます。
近所のお肉屋さんで豚肩ロースのブロック肉が手に入ったので、「タケノコと豚肉の甘辛煮」を作ってみます。
タケノコ、豚肉にネギとにんにく、生姜を入れて、醤油と砂糖で甘辛く煮ていきます。
「シャトルシェフ」という保温調理器を使ってじっくり煮込むと、いい色になってきましたよ♪
スーパーで買ってきた木の芽(山椒)をトッピングして盛り付けます。
合わせたお酒は岐阜県・中島醸造の小左衛門「立春しぼり」。
さっぱりした飲み口と甘辛煮が相性抜群でした♪
「タケノコのお吸い物」にはワカメとベランダ春菊&ネギをトッピングしてみました。
ご飯は餅米を半分入れて「タケノコおこわ」に!
もっちりとした食感がタケノコの歯触りとコントラストになって美味。
「タケノコとほうれん草のおひたし」には、ちゃんと削った鰹節を添えました。
残ったおこわはおにぎりにして、翌日おいしくいただきました♪
続いて、自家製メンマで中華そばを楽しみます。
甘辛煮の煮汁が大量に余ったので、メンマのような形にカットしてコトコト煮込みました。
豚の一番大きなブロックは煮豚として使います。
冷蔵庫で1日寝かしたので、上手にカットできました!
ほろほろでやさしい味わいです。
中華そばのスープも甘辛煮の煮汁を活用。
以前の取材で分けていただいた「やだのり」をトッピング♪
なんだか懐かしい味わいで、めちゃくちゃおいしゅうございました!
人生初のタケノコ掘り。体験としても有意義でしたし、春の恵みをさまざまな料理で堪能することができました♪
慣れない力仕事でその後の数日間は筋肉痛に悩まされたのも・・・なかなかいい思い出に(笑)。 来年以降もぜひ、機会を見つけてタケノコ掘りにチャレンジしようと思っています。