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【建築】森の気配1

とある教育機関で「森と生活の繋がり」について考えている方から
研究室の模様替えの相談がありました(o^^o)


( 'ω'o[ 要望など ]o
・部屋の半分はフローリングにしたい。
・材料は長野県産材にしたい。
・全部一気には出来ないが、最終的には全て、森に関わるモノにしていきたいと考えている。
・素材の自然さを残した、森の気配が感じられるデザイン。


現地や、関係のある場所を見せてもらいながら
話をしていくうちに、いくつかのキーワードが浮かんできました🌌


(* ´-` ).。oO 「学び」「気配」「サスティナブル」


色々なアイデアを出し合いながら・・・

・フローリングの置き床
・森っぽい家具

今回は、大きく この2つの物を新設する事に(✌•◡•✌)


フローリング置床 設置完了( •∀• )

接着剤や下地合板など、有害物質が出る材料は
使用していません(ヾノ・∀・`)ナイナイ


接着剤を使用していないので
のちに この床を撤去することになった時には
無垢むくの木として再利用が可能(*´ᗜ`*)

緑や空とつながっていく(*´꒳`*)
フローリングは信州産の唐松


モニター台

樹が二股に分かれた部分を使いましたヽ( °ω° )/
この家具は上下を逆にして使っても面白いですね(˃◡˂)


「神社の欅」と印刻

森っぽい家具の材種は全てけやき

令和元年東日本台風千曲川が決壊したヤツの時に
倒れてしまった 神社のケヤキを
譲っていただいて製作しました。

多少の虫食いや、割れが有りますが
それは、本物の木であることの証✨

樹皮の部分は、ザラザラの触感を残して仕上げ
木の匂いや質感が感じられる様に、基本的には無塗装。
天板だけは、無塗装だと、コップの結露水などの跡が残ったりするので蜜蝋みつろうワックスを塗りました。(* ´-` )ゝ~ヌリヌリ 

蜜蝋みつろうワックスの原料はエゴマ油と蜜蝋みつろう
どちらも食べられるもので 安全性が高く
スポンジや布切れなどで、ただ塗れば良く
メンテナンスも簡単です(o^^o)


という訳で、こんなお部屋になりました~(*´ᗜ`*)


おわり⸜( •ᴗ• )⸝


『森の気配2』はコチラ⇩


ありがとう(人´∀`*)