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涙があふれるくらい、全部ちゃんと本気だった。

4回目のアートキャンプが終わった。


今回のアートキャンプは運営陣がガラッと変わった新生アートキャンプ。


4回目のテーマは「自分をほどく」
これが結構お気に入りで。

ありのままの自分を表現するのが怖い。
どうしても人の目を気にしてしまう。
本当の自分の色が分からない。

色んなわたしがいるから、あたまのなかで、色んな色の糸が絡まって、ぐるぐるしてしまう。

そんなあなたが、
こんな色も綺麗だなって、
こんな色のわたしもいたんだなぁって、
少しづつ絡まった糸をほどきながら、
自分の色を抱きしめる。

そんな2日間になることを目指して作っていた。




結論。
よかったところももちろんあるけど、
もやもやや、うまくいかなかったなっていうのが残る、悔しい結果だった。


「生きててよかった」じゃなかった。


終わったあと、沢山涙が出た。
不完全燃焼だった。


忙しいを言い訳にして
やらない理由、できない理由を探していた。


きっと、もっとできたはず。
私も、みんなも。
絶対にもっと、できるはず。



そう信じてたから4回目を開催したし
みんなをまきこんだはずなのに、
それを、自分にも、みんなにも
伝えられなかったのが、1番くやしい。







朝コンテンツ。
自分の描いた絵を話す時間。

1日目からずっともやもやしてた。
細かいミスにばかりに目を向けてしまっていた。
ずっと閉じてた。
自分が1番世界観に入り込めてなかった。
夜コンテンツも、脊髄で喋ってる感覚があった。


だから、最後だけは、綺麗に終わりたい、
綺麗に終わらせてほしいと思ってしまった。



でも、今ここでそれっぽいことを言って
良くないことから目を背けて、
綺麗に終わったら、絶対次に進めない。

そう思ったから、めちゃくちゃ嫌やったけど、
夜に描いた絵、本当は全然納得いってないしみんなには自分のタイミングで描いてくださいって伝えたけど、「ここだ」ってタイミングで、自分は描けなかった。
きっと昨日描くべき絵はこの絵じゃなかった。
って伝えた。

ちょっとだけ心が楽になった。
みんなの顔全然見れなかったけど、
それっぽくないことを伝えても、
ちゃんと聞いてるよって雰囲気が背中を押してくれた。

ありがとう。



実はまだ心残りがあって。
忘れたくないから戒めとしてここに書いとく。

朝ごはんのとき、ほむさんに「俺のクロージングの後、やたちゃん一言か二言話した方がいいよね」って言われたけど、「ううん、いい」って断った。
綺麗じゃなくなるのが嫌だった。
きっとほむさんで終わらせた方が綺麗になると思った。
最後に話すのが怖かった。
逃げてしまった感覚がずっとある。悔しい。

でもあの時話してたらきっと矢印が全部自分に向いた言葉を話してそうで、どっちが正解やったのか、今もあんまり分からない。











でもね、いろいろ書いてるけど、
良かったところもちゃんとあるんだ。
いっぱいある。

昼の時間、みんな楽しそうに絵の具をつけ合っていた。

まっしろに色がついていく。
視界があざやかになっていく。

傷むから、普段はぜっっったいしないけど、絵の具で髪を染めてみたり。
描くところが無くなるくらい顔にペイントしたり。

「夢」「現実」そして「うるせーーーっっ!!」をテーマにそれぞれ作品を作った。
その中の「うるせーーーっっ!!」を全身で表現してみたり。

こどもにもどったみたい。
楽しかったなぁ。


色の縛りがあったから、欲しい色を持ってる人を「夢」から「現実」に連れてきたり、逆に自分が「現実」から「夢」に行ったり。


現実は生きづらいから、夢に閉じこもってたい。
現実は、いやなことしなかない。

そんなふうに思ってたけど、絵にしてみたら
意外と色鮮やかで
はつが現実の好きなところも描きたいって
ニコちゃんを描いてて、
現実から逃げたくなる毎日やけど、
現実と向き合った先に、これだけ色鮮やかな世界が待ってるなら、
それも悪くないなって思ったり。



夜の時間も。

涙を流しながら話をしてる人がいた。
心動いてる人がいた。
一人の時間を大切にしてる人がいた。


その人に合わせた自分になってしまう。
自分の軸がどこにあるかわからない。
頑張る源が、「憧れてる人に認められたい」になってる。

だから、ちゃんと自分の軸を持って、抱きしめてあげたい。

焚き火を見ながら、そんな話をしていた。
話を聞きながら、泣いていた。



自分を少しずつほどいて、
まっしろに色を乗せていく。

自分と対話しながら表現していく。

体や脳が絵とちょっとずつ、一体化していく。

表現に溶けていく。


この世界観がやっぱり好きだと思った。
これがアートキャンプだよねって感じ。



あとは運営の3人がすごくいい感じだったなぁ。

まいまいは、言わずもがな朝コンテンツ。
一日目運営前入りのとき、めちゃくちゃ緊張してたのに、朝起きたらなんか吹っ切れた顔してて、超安心した笑
し、朝コンテンツ、めちゃくちゃ良かった。
あの時間はまいまいにしか作れなかった。
変わるって決めてくれてありがとう。
生まれたてのまいまい、最高だった。

みさちは、きっとたくさん無理をしていたと思う。それでも明るさを保ってその場を太陽みたいに照らしてくれていた。ありがとう。
夜に描いた絵、渦を描いて、上から誰かに描かれた花を描いて、最後は昨日使ってた色をのせたって言った時、心動いた。
みさちが一歩踏み出す瞬間を見た気がした。
怖さを乗り越えて、勇気を出して伝えてくれてありがとう。

ほむさんは、ほむさんが見たい景色を描いてくれた。
ホリキャンとライフプレゼン前に、ひとつの表現として、ほむさんの見たい景色をここで残してくれたこと、それをみんなに伝えてくれたこと、結構でかい。ありがとう。
2日目をまいまいと一緒にほむさんに任せてよかった。









良かったところもね、沢山あったんだ。
あったんやけど。

夜の反省会。
いっぱい泣いた。みんな泣いてた。


全員が同じ気持ちだったんだ。
全員が同じ方向を向けていた。




悔しい、悲しいって思えるくらい、
涙が出るくらい、
ちゃんと本気だった。



運営やらない?って誘ったら即決でやる!って言ってくれたみさち、ほむさん、初めての運営にアートキャンプを選んでくれたまいまい、本当にありがとう。

みんなぼろぼろになりながらも最後までついてきてくれてありがとう。

4回目のアートキャンプをこのメンバーで作れて良かったと思うよ。すきだよ。
また、アートキャンプでも、アートキャンプじゃなくてもなにか一緒に作れる機会があったらいいなぁ。

運営全員が写ってる写真これしかなかった。
がち?
さすがにご飯行きましょう。





そしてアートキャンプに来てくれた方々、
本当にありがとうございました!

みんなと表現に塗れた2日間を一緒に過ごせたこと、すごく幸せだなと思う。

みんなで描いた作品も、みんなが描いた作品も最高だった。

この2日間が、これから先、なにかのタイミングでなにかのきっかけになるときが来たら嬉しいです。

次はもっともっと楽しくて、心に残って、あんな時間もよかったなって思い出せる時間にします。

また遊びに来てねん!

みんなありがとう!

















涙が溢れた分、きっと強くなる。

後悔も悲しみも、全部噛み締めて前に進む。





アートキャンプは、これからも進化し続ける。








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