誰しも通る”通過儀礼”
お世話になっている行動科学研究所さんが主催の”エンパワメントの会”でのこと。
毎週土曜日の夜参加しており、先日最終回を迎えた。
コロナを受けて、”適応”ではなく”変容”を目指す内なる力を呼び覚ます会として開かれていた。
最終回、呼び水係として参加されていた
天描星彩曼荼羅アーティスト Arcier(アーシャ)さんに出会った。
想像もつかないほどの真っ暗闇にいた過去。
マンダラを手段として自分を表現し救われたこと。
精神的に一度死に新しく生まれ変わった通過儀礼を通ったこと。
アーシャさんのお話に涙が止まらない自分がいた。
とりわけ強調されていたのは
真っ暗、黒をベースと無音であることだった。
音があるとそれに引っぱられてしまう。
真っ暗な中に入る、暗闇に一度行く。
そして内なる心小さなささやきに目を向ける。
ささやきに耳を澄まし、教えてくれることに一歩踏み出す。
アーシャさんのお話を聞いて、
自分の辛かった記憶を思い出し、今なにが支えとなって生きているのかを問う時間を持った。
また参加者の方との交流を通じて誰の中にも強さがあり、辛い時何かに救われて生きてきたことに気づいた。
誰しも内なる心の中にはマインドの私と、ホントの私。
横軸の自分と縦軸の自分、2人の私がいる。
けれど情報の海を生きる中でホントの私はすぐにかき消されてしまう。
だからこそ何か迷うことがあった時、”自分が強かったらどんな行動するのか”を自分自身に問う。
ホントの私に向き合う時間の大切さを感じた片時だった。
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