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「本当のバカとはやらないやつのことだ」30歳から東大受験に挑んで合格した人間が伝えたい失敗の意味

みなさん、こんにちは!
30歳からの東大逆転合格ライター、青戸一之です。

突然ですが、みなさんは過去の失敗をひきずって、チャレンジすることをあきらめたことはないですか?

「どうせやっても、また同じことの繰り返しだから」
「もう失敗してイヤな思いをしたくない」

そんな気持ちから、尻込みしてしまうこともあるでしょう。私も似たような経験はあるので、気持ちはわかります。

ですが、本当にずっとチャレンジしないままで後悔しませんか?

どこかで一歩、踏み出したい気持ちはありませんか?

そう聞かれて心が揺れた人には、きっと桜木先生のこの一言が刺さるでしょう。

「本当のバカとはやらないやつのことだ」

この言葉は、ドラゴン桜2で東大受験を諦めそうになった天野に対して、桜木先生がかけたものです。

天野という生徒は、中学受験、高校受験と立て続けに第一志望の学校に落ちて、トラウマを抱えています。そのせいで、彼は物事がうまくいかないとつい「僕は何をやってもダメな人間なんだ。」と自分にブレーキをかけてしまいました。

そんな彼を、桜木先生が諭すのが以下の場面です。

いかがでしょうか。「成功する確率のある方を選ばないのはバカとしか言いようがない」というのは少々辛辣ですが、的を射た指摘であるのは間違いありません。「やらない」という選択肢を取ったら、成功する可能性はゼロなわけですからね。

人生において「やる」「やらない」のY字路は幾度となく目の前に現れます。「やる」の方を選べば失敗の可能性があるにしても、その失敗は成功への道の途中に過ぎません。そして「やる」を選んでいる限り、道を進み続けることができるのです。

また、桜木先生は「失敗した回数は誇るべきだ」と言っています。このセリフも、勇気づけられるものですよね。

これをもう少し掘り下げて考えてみると、「失敗した回数の分だけ、成功に至る確率が上がる」と捉えることができます。というのも、成功するやり方人それぞれで、やってみないと分からないことも多いからです。

例えば勉強で言うと、基礎を繰り返した方がいいのか、応用に手をつけたらいいのか。単語は書いて覚えるのか、それとも見て覚えるのか。勉強は家でやるのと、学校や図書館など人がいるところでやるのとどっちが集中できるのか。

答えはもちろん人それぞれで、一概にこれが正しいとは言えませんよね? 実際にやってみないと分かりませんし、ダメならさっさと次のやり方を試せばいいでしょう。

つまり、失敗をすることによって、無限の選択肢の中から「これをやったら上手くいかない」というものを判断できるようになり、そこを避けることによって、成功に繋がる道を選べる確率が高くなるというわけです。そして失敗の回数が増えるほど、どんどん選択肢の選び方が上手くなるということですね。

私自身の話でいえば、30歳から東大受験にチャレンジして3年かけて合格に至ったわけですが、はじめから勉強がうまくいったわけではありません。特に一番苦手だった世界史などは最後までなかなか実力が伸びず、何度も投げ出したくなりました。

それでも踏ん張って「このやり方は合う・合わない」という試行錯誤を繰り返し、自分なりの方法を徐々に確立していったのです。そのおかげで1年目より2年目、2年目より3年目の方が勉強のやり方が上手くなり、順調に成績が伸びていきました。

ただ、私の周りには、私が不合格になる度に「まだチャレンジするの?」と言ってくる人もいました。「どうせもう無理だろう」と思っていたのでしょう。その時私が何と答えたか、みなさん当然お分かりですよね?

もちろん私は「やる」と答えていました。そして、合格するまで「やる」の道を選び続けたからこそ、成功をつかめたわけです。

ですから、過去の失敗のせいで尻込みをしている人も、そこであきらめないでください。もし「やらない」を選んでしまったら、成功する可能性はゼロになります。

失敗しても、それは成功への道を歩んでいる途中で起きたことなんだと考えるようにして、ぜひ目の前のY字路で「やる」の方を選び続けていただきたいと思います。

失敗の回数は自分の誇りだと胸に刻んで、頑張っていきましょう!


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