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暗記を制して学習を制す!勉強カウンセラー慶大生が教える「暗記の基本テクニック」


 はじめに

みなさん、こんにちは!
勉強カウンセラー慶大生の塚原です。
 
僕は普段、地方の学校で勉強法に関する講演活動をしており、そこで勉強のお悩み相談を受けることがあります。この連載では、実際に生徒さんたちが悩みを解決できた方法を、僕自身の経験も踏まえてご紹介していきます。

第3回目のテーマは「暗記の基本テクニック」です!
 
皆さんは暗記よりも考える力を鍛える方が大事だと思いますか?  最近は「分からなければ調べればいいから」と暗記を軽視する子が増えてきたように思います。

ですが、暗記はすべての勉強の基礎になるため、非常に大切です。知識がないと、考えることもできないからです。
 
例えば「この問題がわかりません。」と質問してくる子に「この問題を解くために必要な、この公式覚えてる?」と聞くと、ほとんどの場合「覚えてない。」と答えます。これでは分からないのも当然ですね。

そこで「普段どんな風に暗記をしてるの?」と聞くと、あいまいな答えしか返ってきません。明確なスタイルがないようです。
 
このような何となくの暗記は、今日で卒業してしまいましょう!
暗記を制することが、勉強を制する第一歩です!
 
そこで、まずは暗記の基本的な原則からご紹介しましょう。
ドラゴン桜のこちらのシーンをご覧ください。

いかがだったでしょうか? 人間は忘れる存在です。だからこそ反復が必要なのです。まずは忘れることを当たり前だと受け入れて、どんどん繰り返しながら知識を吸収していきましょう!

ここからは具体的にポイントを4つご紹介したいと思います!

・暗記で意識するポイント4選

①1回の暗記に集中する

いきなり矛盾するようですが、暗記の際は「ここで覚えきる!」という気持ちで臨みましょう。

先ほどのマンガにはリラックスが大事だとありました。確かにそうなんですが、暗記の時ってついリラックスしすぎてしまうことがあるのです。

何度も繰り返すため単純作業になり、ただ単語帳をめくったり、暗記用のアプリで問題をサラッと流してしまいがちになります。

時間は二度と戻ってきません。本気でやれば3回で覚えれるものを、10回もかけて覚えるのはもったいないです。1回の暗記にかける時間を大切にする意識を持ちましょう。

②感情を動かす

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実際の東大生の中にも、ドラゴン桜のように、様々な工夫・出会いを経て、東大合格を勝ち取った『リアルドラゴン桜』な東大生たちがいる。 そんな…

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