【心理学】人の心って読める?人生が楽になる? 心理学科の学びを紹介!
皆さんこんにちは!
ドラゴン桜塾塾長の永田耕作です。
今回は3回連続「大学講義体感シリーズ」ということで、我らがドラゴン桜塾でも大活躍中のパリピの秋元さんに、早稲田大学の文学部の話をしてもらいました。
「え、また文学部!?」と思った人も多いでしょう。
確かに、これで大学講義体感シリーズは3回連続、しかも全て文学部の話なので、「もう話のネタがないんじゃないの?」と思われるかもしれません。
しかし、前回の記事でもお伝えした通り、一口に文学部と言っても非常に幅広い世界があります。
今回の話をしてもらう秋元さんは、早稲田大学の文学部の中でも「心理学コース」に所属しています。
そのため、前々回の「英米文学」、前回の「言語学」とは全く違うような話を聞くことができました。
心理学と言えば「人の心が読めるようになるの?」というイメージが真っ先に浮かびますよね。
正直言って、僕も同じようなイメージでした。
しかし、秋元さんによるとそれは98%嘘のようです。
では何をしているのか、今回は早稲田大学の文学部にフォーカスしながら紹介していきます!
それでは、前回とはまた違った文学部の世界を見ていきましょう!
①早稲田大学の文学部ってどんなところ?
本題の「心理学」に入る前に、まずは早稲田大学の文学部はどのような場所なのか、どんなキャンパスなのかについて紹介します。
塾長である僕も、ドラゴンnote編集長の青戸さんも東京大学出身なので、たまには他の大学の話もいいですよね!
実は僕も知らなかったのですが、早稲田大学の文学部がある戸山キャンパスは、文学部と文化構想学部の学生だけのキャンパスのようです。
しかし、学部が2種類しかないとは思えないほど大きなキャンパスで、かつ場所も高田馬場駅、西早稲田駅の近くという立地であり、ここはさすが私立トップクラスの大学だなあと思いました。
ちなみにこれは余談ですが、早稲田大学の戸山キャンパスの中にはスタバ(スターバックスコーヒー)があるようで、パリピの秋元さんはそこでコーヒーを買って授業を受けている学生のことを「意識高い系大学生」と呼んでいるようです。
カフェでコーヒーを買うと、「じゃあ勉強しなきゃな」と思えるようになりますよね!
さて、そんな早稲田大学の文学部には、18個のコースがあるようです。
東京大学は26個だったため、それよりは少ないですがこれでも非常に多くの学部が存在しています。
文学部には毎年200人から300人くらいの学生がいるのですが、18個のコースに満遍なく学生がいるわけではありません。
人数が多いコースもあれば、年によっては数人しかいないコースもあります。
学生のやりたいことに合わせて、コースの人数は多少前後するのです。
文学部の中でも自分でやりたいことにフォーカスできる、理想的な環境ということですね!
②心理学の授業を紹介!
さて、ここからは実際の授業について紹介します!
文学部の中のコースの一つである「心理学」なのですが、これもまだ分解することができます。
実は、心理学ってこれだけ種類があるのです!
【基礎心理学】
生物心理学・知覚心理学・学習心理学・人格心理学・発達心理学・社会心理学・行動心理学 etc…
【応用心理学】
臨床心理学・教育心理学・犯罪心理学・産業心理学・スポーツ心理学・災害心理学・認知心理学
「教育心理学」「行動心理学」のような聞き覚えのあるものから、「犯罪心理学」「災害心理学」のように馴染みのないものまで、13もあるのです。
心理学は、個人の自己理解や他者とのコミュニケーション、社会全体の発展に大きく関わっています。
ただし、人の心理について学ぶと言っても、その中身は場所や環境、時間などによって大きく変わるため、これだけ細分化することが重要になるのです。
心理学は「人の心に関係することなら何でもやっている」と言っていいほど、幅広い分野があるわけですね。
③「最高すぎる」文学部での学び
最後は、秋元さんが実際に所属しているゼミについての話です。
秋元さんは臨床心理学系のゼミで、「うつ病の再発防止効果・不安の低減効果」について学んでいます。
その中で、「物事を何でも白黒はっきりつけたがる」「レッテルを貼って一面的に捉えようとする」など、人の心に潜む不合理な考えを色々なタイプに分類できることを知ったそうです。
その分類に当てはめてみると、秋元さん自身にも「~は…でなくてはならない」「物事はこうあるべき」といった強迫観念のようなものがあることに気づき、それを止めてからというもの人生がとても楽になり、生きやすさを実感したとのことでした。
これは聞いていて、なるほどと思いました。
心理学というと、他人の心や行動を分析するものと考えがちですが、自分自身の行動や思考、感情のメカニズムを理解する助けにもなるんですね。
その結果、ストレスや感情のコントロールがしやすくなり、問題解決や意思決定にも役立って自己成長につながります。
また、心理学を学べば他人の行動や感情を理解しやすくなり、その理解が共感力を育み、より良い人間関係を築く手助けにもなります。
そのため、秋元さんはこの幅広い学びができる文学部を「最高すぎる」と話していました。
秋元さんの明るさやコミュニケーション能力の高さは天性のものだと思っていましたが、もしかしたら心理学を勉強したことによる影響も多分にあるのかもしれませんね。
おわりに
今回は「早稲田大学の文学部紹介」ということで、秋元さんに早稲田大学文学部の心理学コースとして、文学部の授業やゼミの内容について紹介してもらいました。
僕が塾長を務めるYouTubeチャンネル「ドラゴン桜塾」では、秋元さんがスライドも使いながら文学部の魅力について分かりやすく説明していますので、ぜひご覧ください!
今回の記事は、ここまでとなります。
それではまた次回の記事でお会いしましょう!
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