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~計算力を爆アゲせよ!①~ 計算の申し子・永田が計算のコツを伝授!


はじめに

皆さんこんにちは!
計算の申し子こと、ドラゴン桜チャンネル塾長の永田耕作です。
 
今回から「計算力を爆アゲせよ!」というテーマで、計算の勉強についてシリーズで色々な話をしていきます! 第1弾となる今回は「計算のコツ」の紹介です!
 
みなさんは計算のスピードに自信がありますか? あまり得意でないという人も多いと思いますが、もし数学の点数を格段にアップさせたいなら、計算力は絶対に必要です!

理由は簡単。計算が早ければ時間も心も余裕ができるからです。
 
例えば、1問20分で解かなければならない問題があったとき、計算に15分かかる人は、問題を見てからたったの5分で「立式」まで辿り着かなければ、制限時間内に解き切ることはできません。

それに対し、計算を5分で終わらせることができる人であれば、問題を見てから条件を整理して立式をするまで15分もの時間をかけることができます。明らかに計算が速い方が有利ですよね。そしてこれは、心の余裕にもつながるんです。
 
計算が速ければシンプルに解ける問題が増えるのはもちろんのこと、難しい問題にぶつかった時に、「計算はすぐできるから、じっくり考えよう」とムダに焦ることもなくなります。そうすれば、ケアレスミスによる計算間違いも減り、点数アップにつながるでしょう。このように、計算力を上げることは数学力をつけるのに大いに役立つのです。

では、計算力はどのように上げれば良いのでしょうか?

もちろん「計算問題を解きまくる!」のですが、ただ闇雲に計算をし続けていてもなかなかスピードアップはしていきません。計算にはさまざまなコツがあるのです。そのヒントがドラゴン桜のマンガで紹介されているので見てみましょう。

分解、並べ替え、整理という3原則が紹介されていましたね。これは何も難しい計算に限らず、小学校で習った足し算、引き算、掛け算、割り算からなる四則演算でも大いに有効です。

今回は、この原則を活かした計算のコツを3つ、紹介しようと思います!


コツ①: ×99,×101を狙え!

2桁や3桁の数のかけ算は数学の問題では割と頻出ですが、なかなかパッと計算するのは難しいですよね。特に73、88など大きな数の計算となると、「メモ書きで筆算を立てないと計算できない」、「繰り上がりなどの計算も多くミスをしてしまう」という人も多いのではないでしょうか。

確かに「2桁や3桁の数のかけ算」は煩雑なものが多く大変ですが、中にはコツによって計算を格段に楽にできるものもあります! その一例が「×99」や「×101」という計算です。

99、101という数字はそれぞれ、99=100-1、101=100+1というように、100と1の組み合わせで表すことができます。そのため、例えば57×99という計算であれば、
 
57×99=
57×(100-1)=
57×100-57×1=
5700-57=5643
 
というように、57に複雑な数字をかけることなく、簡単に計算を終わらせることができます! また、57×101という計算であれば、
 
57×101=
57×(100+1)=
57×100+57×1=
5700+57=5757
 
となり、×99の時と同じように簡単に計算することができるのです。

3桁×2桁のかけ算で、一見すると筆算などを使用しなければならない大変なものに見えますが、99や101は変換することによって簡単な計算の組み合わせで解くことができます。

ただし、×99を×(100-1)に変換するときは、最後に繰り下がりの計算を行う必要があるため、気を抜かずにミスを防ぎましょう。

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