弁別保全型東大生が勧める、自分にあった志望校の選び方!
こんにちは! 東大法学部3年の河内誠人です。
いよいよ新学期ですね。新入生はこれからの新しい生活に期待と不安を抱いていることでしょう。学年を1つ上に進めた人、特に新3年生は、受験のことを少しずつ意識し始めた頃かと思います。
僕自身、高校2年生になった頃から、少しずつ進路について考えるようになりました。しかし、「行きたい大学」と言われても、当時の僕にはピンと来なかったんですよね。
その理由の一つに、自分に合った探し方・選び方が分かっていなかったことがあると思っています。
そこで今回は、これを読んでくださっている皆さんが僕と同じ迷いを抱かず済むよう、弁別保全型にピッタリな選び方を解説します。
まだ進路を決めきれていない人、志望大学をはっきりさせて勉強のモチベーションをアップさせたい人、ぜひ参考にしてください!
1.よくよく、よ~~く調べる
まず重要なのが、「とにかくよく調べてみる」ということです。
保全性の高い人にとっての安心材料は、「自分がちゃんと情報を握っている」ということ。
少なくとも僕の場合、十分に情報収集できていないまま決定しようとすると、「他にもっといいところはないの?」「本当にそこでいいの?」と自問自答してしまいます。
そこで、「他にもっといいところがあるかどうか」を考える前提として、たくさん情報を集めるのです。
そもそも、ほとんどの高校生にとって大学は未知の存在です。
例えば「法学部」と聞いたとき、そこで大学生が何をやっているか、具体的な想像ができるでしょうか? また、例えば東大法学部と京大法学部の違いについて、ちゃんと説明することができるでしょうか?
多くの人はできないと思います。これは、情報収集がまだまだ足りていないからです。
こういう状態で意思決定をしようとしても、結局単なる直感だけの判断になってしまいます。そして、保全性の高い人にとって、これはあまり望ましい姿ではないはずです。
ということで、まずはよくよく、よ~~く大学・学部について調べてみてください。調べていく過程で、「自分はどんなことに興味があるのか」ということも分かってくるかもしれません。
また、よく調べる際には、授業や研究などの真面目な内容だけにこだわらないのがポイントです。大学生活は授業を受けていれば終わるわけではありません。むしろ、サークルなどの課外活動を通して友人を作ったり、就活を通して自分の将来について考えたりする時間のほうが多い人もいるでしょう。
そこで、そういったサークル活動や就活の状況など、自分と関係する可能性のあることは何でも調べることを忘れないでください。
調べるときに使いやすいのは、『螢雪時代』などの雑誌や、「スタディサプリ進路」「パスナビ」などのサイトです。これらを見ると、大学ごとの学部分類や入試の特徴、卒業生の進路などについて大まかに知ることが出来ます。
他にも、各大学の公式サイトを見てみるのもいいでしょう。大学で教えている先生たちがどんな研究をしているのか、学部としてどんな学生を求めているか、ということが分かってきます。
また、これはそこまでオススメというわけではありませんが、大学生のSNS(Twitterなど)を覗いてみるという方法もあります。その大学にどんなサークルがあるか、学生が実際どんな生活を送っているか、ということを見るにはうってつけです。ただし、必ずしも欲しい情報が手に入るわけではないことには注意しましょう。
2.自分の目で確かめる
調べる際にもう1つオススメの、というか1度は絶対にやってみてほしいのが、「自分で直接見に行く」ということです。
今や、ネットで調べるだけでも相当多くの情報を得られる時代になりました。「わざわざ大学に行ってパンフレットを貰ったりする必要なんてない」と思う人もいるでしょう。先ほどおすすめしたサイトからも、かなりの情報が得られます。
しかし、「現地に行った」という経験は、想像以上に多くの情報をもたらしてくれることがあります。
その場にいる大学生や先生たちの雰囲気は、文字や写真では伝わらないことが多いです。行ってみてはじめて「自分に合う」かどうかわかることがあるのです。
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