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最強のアドバイザー陣がmiiboに集う理由 |miiboの裏側を見せちゃいます!

昨年12月7日(木)に開催した「miibo AI Conference」にご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
YouTubeとX(旧Twitter)合わせて、多くの方にご視聴いただきました。
ぜひアーカイブもご覧いただければと思います。

さて今回は、普段なかなか表に出ることのない、miiboのアドバイザー陣をご紹介、最強のアドバイザー陣がmiiboに集う理由を対談形式でお届けします!

※本記事は、会話型AI構築プラットフォームmiiboを開発する株式会社miiboの提供でお送りいたします。


miiboのアドバイザー陣

「miibo AI Conference」で登壇したメンバーもいますが、miiboの仕掛け人たちをご紹介します!
3年前、代表の功刀がひとりで始めたmiibo。今では錚々たるプロフェッショナルの方々にアドバイザーとしてご支援いただくようになりました。

写真左よりCEO功刀、暫定CSO深津氏、DNX Ventures倉林氏、戦略アドバイザー村島氏

深津 貴之|miibo 暫定CSO
THE GUILD代表やnoteのCXO、横須賀市のAI戦略アドバイザーとして幅広く活躍するUI/UXデザイナー。⽣成AI領域における創作や事業にいち早く取り組み、その発信が⼤きな反響を呼んでいる。プロンプト・エン ジニアリングの研究にも精⼒的に取り組み、様々なノウハウを発信している。

村島 健介|miibo 戦略アドバイザー
三菱商事において国内外の新規事業開発・投資業務に従事した後、2007年よりモルガン・スタンレーの東京及びシリコンバレーオフィスにおいて、上場・⾮上場企業の資⾦調達、IPO、M&Aアドバイザリーを中⼼とする投資銀⾏業務に従事。 Global Internet Banking/Global Software Banking Groupの⽇本統括責任者として、様々なIT企業のIPOを⼿掛けた。2020年9⽉にテクノロジー領域に特化したグロース投資ファンド 、Minerva Growth Partnersを共同創業。

倉林 陽|DNX Ventures
富士通、三井物産にて日米のITテクノロジー分野でのベンチャー投資、事業開発を担当。MBA留学後はGlobespan Capital Partners、Salesforce Venturesで日本代表を歴任。2015年にDNX Venturesに参画し、2020年よりManaging Partner & Head of Japanに就任。これまでの主な投資先はSansan、マネーフォワード、アンドパッド、カケハシ、データX、サイカ、コミューン、FLUX、ゼロボード等。同志社大学博士(学術)、ペンシルバニア大学ウォートンスクール経営大学院修了(MBA)、著書『コーポレートベンチャーキャピタルの実務』(中央経済社)。先日の資金調達にてmiiboに出資。

アドバイザー対談!miiboに期待を寄せる理由

今回は、先ほどご紹介した3人のアドバイザーのみなさんに、miiboにどんな期待を寄せていただいているのか、miibo CEOの功刀が対談インタビューを行いました!

強力なアドバイザー陣がmiiboに集っていった経緯

miibo CEO・功刀

功刀:はじめに皆さんとの出会いを振り返りつつ、なぜmiiboを支援しようと思ったのかを聞かせてください。最初に出会ったのが深津さんでしたね。

深津:はい、ある企業の言語モデルを使う実験的なプロジェクトで、プロンプトのプロとして呼ばれたのが私、実装のプロとして呼ばれたのが功刀さんでした。その出会いを通じて創業に向けて準備していることを知り、壁打ちをするところから関わり始めて、そのまま株主になった形です。ちなみに、miiboのことはそれより以前から知っていました。

功刀:私も深津さんのことは存じ上げていましたが、まさかこうして出会うとは思っていませんでした。miiboはプロダクトとして未完成の部分もありましたが、どういう印象を持たれていましたか?

深津:言語モデルとルールベースを組み合わせてできることが面白いと感じました。言語モデルに依存しない設計にしてミドルウェアを取っていけるといいよね、という構想はその頃から功刀さんにお話ししていましたね。それに加えて投資支援用、メンター用など10個以上のチャットを自分で作ってみて、これは面白そうだな、と。

功刀:その後、深津さんから村島さんをご紹介いただきました。

村島:この1年、海外ではOpenAIやStablity AIなど次々とオープンソースを含む言語モデルが登場し、GoogleやFacebook、Amazonなどがその動きに追従していきました。新しい技術を持つスタートアップが大規模な投資を受けていく、まるでバブルのような状況です。これらが日本にどんどん入ってくるのを目の当たりにして、「このままだと日本はやばい」と思いましたね。資本力での勝負において勝ち目がない今、日本がどのようにこの市場に参入していくのかは、私のなかでひとつの大きなテーマでした。
こうした市況に対する深津さんの意見を聞こうと何回かやりとりしているときに、miiboの話を聞いたんです。アプリケーションはすでにグローバルスタンダードがあるなかで、ミドルウェア的なポジションを取る「ハブ」や「ジョイントピース」的な立ち位置を打ち出す戦略に対し、これがひとつの答えかもしれないとピンと来ました。初期から深津さんがお手伝いされていると聞いたこともあり、私としてもお手伝いしたいと思いましたね。

功刀:その際はmiiboに対してどのような期待を抱きましたか?

村島:GPTをはじめ生成AIの企業向け利用の新しい形が日本で生まれる黎明期に立ち会えるのならば、すごいなと思いました。あと、功刀さんが大学時代から一貫して会話型AIを研究して、個人でプロダクトとして具現化してきていたことにも惹かれましたね。これまで手弁当でやってきたmiiboが人々に使われ、そこに来たGPTを起爆剤とした生成AIの流れを受けて自ら退路を絶って起業した。そんな肝の据わった『会話型AIの進化系を作れる稀有な創業者』であることに期待を寄せました。

功刀:ありがとうございます、嬉しいです。

VCの観点で見たmiiboの魅力

miibo戦略アドバイザー・村島氏

村島:そこからシードラウンドの調達をすることになり、私も株主になりました。より戦略的に投資家について考えていこうとなったときに、真っ先に浮かんだのが倉林さんです。 

倉林:ありがとうございます。

功刀:DNX Venturesは一人ひとりが伴走してくれる、いわば本物のサポートをしてくださるプロが集ったVCだと感じました。VCの観点からmiiboはどのように見えていましたか?

倉林:私たちは今までAI系のスタートアップには投資をしてきませんでした。深津さんと村島さんがお話しされていた通りインフラになるのはアメリカの企業で、日本のスタートアップはいわば“インプリ屋”になってしまうので、VCとしては投資しづらかったんです。パワープレイでは勝ち目がないので、あるとすれば活用目線だろうなという話は社内でもしていました。また、BtoBの生成系AIには正確性と安定性が求められるので、そこも慎重に見ていたと思います。
村島さんからmiiboの話を聞いて、ぜひお会いしたいと思いました。功刀さんは生成AIありきではなく課題から入っているところがいいですよね。過去の投資では「この技術を使いたい、でも市場がない」という苦い経験をしたこともあって……。確実な市場に対して最適化の手段として入っていけること、BtoBで使いやすいようプロダクトがワークフロー的に整備されていることなど、すぐBtoBでも使えるだろうという安心感を得られたのが支援の決め手となりました。それから、私たちはFounder Market Fitを重視しているので、『チャット×DX』一筋でやってきた功刀さんの誠実さにも惹かれました。

miiboが求める人材

DNX Ventures・倉林氏

倉林:これは功刀さんに聞きたいことですが、事業を加速させるために人材採用面で注力していきたいことはありますか?

功刀:セールスマーケティングをやりつつ、AIの知識を取り入れて事業戦略を遂行できる人が必要だと思っています。アドバイザーの皆さんが強力なので、それを受け止めて実働できる人が欲しいです。エンジニアとしては、プログラマーというよりはエンジニアリングAIマネージャーが必要です。AIを使いこなせて、爆速で開発できるフルスタックエンジニアを数名採用できるのが理想ですね。

倉林:人数より能力の高さということですね。続けて、人材採用の際のメッセージも教えてください。

功刀:「Believe in AI」というバリューを掲げているのですが、これはAIを信じきっていることがマインドのベースになるからです。AIを使いこなして、自分ができることの10倍はポテンシャルのあるものを作りたい。そんな想いを燃やす人がmiiboに来てくれると嬉しいです。
生産性というものは、「能力×時間×脳汁」から生まれるものだと思っています。生成系AI業界には特に「脳汁」の人が多くて、私自身も情熱を注ぐことで実力以上のことをやってきました。miiboにもそういう「脳汁」があふれる人が集まってワイワイやっているので、一緒に熱狂できる人を求めています。

村島:エンジニアとして愚直にやってきた功刀さんのもとに専門性を持ったタレントが集まり、miiboをプロダクトとして磨きながら導入事例を積み上げて、みんなでエコシステムを作っていくのが楽しみです。“餅は餅屋”で、できることとできないことを分けつつ、それを発信し、正しい人が集まるようにする。私たちとしては、その正しさを見極める支援はできるので、みんなで本物のチームを作っていきたいですよね。

独自のポジションと長年培ってきた技術力でグローバルへ

miibo暫定CSO・深津氏

功刀:最後に、今後のビジョンのところをお話しできればと思います。私自身としては、経営者として「どや!」と全面に立つよりは、仕組みを作った人になりたいという気持ちが大きいです。ですから、ここまでの話で出てきたように、miiboを通じてミドルウェアやハブといったポジションを確立していきたいと思います。

倉林:まさしくFounder business model fitじゃないですか!素敵です。

功刀:ありがとうございます。皆さんからの期待も、改めてお聞きしたいです。

倉林:私は「こじんまりいってほしくない」と思いますね。プラットフォーマーとしてしっかりペインにアドレスして、社会に広がっていくような企業になっていただきたいです。VCは大きな絵を目指していた経営者が途中でスケールダウンする瞬間に落胆するものなので、ぜひ大きな目線で挑戦してください。

村島:この段階でmiiboを担いでくれている人々が後々振り返ったときに、創業期に関われて良かったと誇らしく思えるようにしていけたらいいですよね。みんながハッピーになれる、これも「Connect Everything」に通じるところです。

深津:生成AI領域についてグローバルな視点でいろいろと見ていますが、miiboのポジションを狙って浮上してきた企業は他にはまだいないと思います。大きな失敗をしてもいいから、世界にチャレンジしてみる。そういう大きな飛躍を期待しています。

miiboで一緒にはたらくメンバーを募集

miiboは、企業さまでの利用なども含めて、より多くの方々にミドルウェアとして活用していただけるよう、サービスの拡充をしていきます。
ぜひ一緒に「Believe in AI」、AIの可能性を信じて、GAFAMにも到達できないようなチャレンジをしませんか。

まずはカジュアル面談だけでも、お気軽にお問い合せください!
みなさまのご応募を心よりお待ちしております!

(文・宿木屋)

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