推し活ブームに高校生さえも冷静だった。〜私の場合は?
この記事は「高校生新聞」のオンライン版で、
ある高校生記者が綴ったものです。
ネットニュースでたまたま見かけたこれを読んで、
この高校生の俯瞰的な見方と冷静さとライティング力に感心してしまいました。
「推し」ってなんなのさ
今やこの高校生が言う通り、「推し活」ブーム。
以前の「推し」の概念って所謂「オタク」でしたが、
今や好きな人物や物事を表で愛でたりカミングアウトすることは特別ではなくなりました。
そして、推しグッズを普通に持参できるような商品も100均に充実しているし、
推しの名前やメンバーカラーを料理に表してくれるカフェもあります。
推しのバースデーを仲間で祝うコースもあります。
推しについてポストしてトレンド入りを狙うSNSは、
以前は自分でHPを作って呟きまくり、BBSという掲示板で仲間を作るかでした。(BBSとか懐かしい…)
要するに、
推しまくることを恥ずかしがらなくて良い。
オタクと言われる時代に比べると変わりました。
私のような若くない層の世代も気軽に推すことができます。
因みに、Paidyが実施した推し活調査がありました。
その「推し活」ブームに伴い、
推しがいる方が絶対楽しいとか、
推しがいない人生なんてだとか、
No Oshi, No Life
だとか。
そんな風潮になっている気が私もしているので、
この高校生の勇気ある発言に拍手しました。
この高校生も推す存在はいるそうですが、
若い当事者がこんなに冷静に自分のことを見つめているんです。
そう、別に「推し」未満でも「推し活」をしなくても、何となく「好き」なものがありそれで気持ちが少し昂ぶればそれで幸せだと思います。
40代、今の私の推し方
私は若い頃はオタクでした。
オタク故に、自分で前述のように応援サイトを立ち上げて、実況ブログを書いたり。
BBSで仲間を作り、
現場に行って仲間とオフ会もして盛り上がっていました。
そんな若さで突っ走った時代は過ぎていき、40代になってまた応援したいグループができました。
でも以前よりのめり込むことはなくなりました。
CDを全形態全て買い揃えるとかしないし、ライブ限定グッズも殆ど買いません。
これは、過去記事⬇︎に書いたように、
課金への考え方もあります。
それとは別に、恥ずかしさがあるのです。
グッズを翳して街中を歩くのも、ライブで推しと顔を合わせるのも恥ずかしい。
戸惑い、恐れ多いとすら感じてしまうんです。
要は推しからテイクされることに慣れていないんです。
また、推しからの見返りが当たり前だとか、ファンが一番が当たり前だとか、
そういったファンからの暗黙の圧で推しが悩んだり謝罪したりをさせたくないという思いもある。
ファンが推しの生活や心身にストレスを与えることがあってはならない。
まあ押し(推し)が弱いのかもしれませんが、
私自身はだからといって熱量が劣っているとは思わないし、
そんな応援の仕方があってもいいかなと思っています。
また、
推しているものは1つではなく、
他のダンスグループも好きだし、好きな俳優さんもいます。
最近はモダン建築も好きだったりもするし、
逆に家に関して言えば、和風のお家が好き。
それぞれに、ライブでご本人を見たり、その建物の見学に行って撮影したり…。
私の場合、
推しがたくさんある(いる)というより、
「好き」がたくさん散らばってキラキラしている…
って言うのかも。
なので、キラキラを少し拾っては気持ちがぴょこぴょこ昂っています。
毎日これで過ごしています。
推し方は自由。
推さないのも自由。
毎日、「好き」を見つけたり、ちょっとでも嬉しかったことや楽しかったことがあったら、それで幸せなんです。
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