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Make your Jupiter!パンチャカルマ番外編と、デリーのアクシャルダム寺院



インド占星術とMake your Jupiter!


パンチャカルマ滞在期間、ヴェヌジーからのギフトで、ほんのちょこっとだけ私の星を見てもらった。

ケララのヴェーダ占星術では最初に木星の強さがチェックされるよう。
木星が強い場合、前世から引き継がれた恵まれたカルマバランスがあるため、常にサポートを得やすく状況に立ち向かうエネルギーが十分にあることを意味するらしい。

私は木星があまり強くないらしい。ハードルを乗り越えるために自分自身に対する努力が必要だと。

西洋占星術のネイタルチャートでも同じような雰囲気だなと思った。
(アセンダント射手座のルーラーである木星が逆行、ヘッド&テイルと90度。)

人生イージーモードの素材は豊かに持っているのに、使いづらい。
そこに私の体験したい学びがある。
浪費→稼ぐへ、甘え→寛大さへ
ちょっと腰が重い私の木星を、人や社会のために使っていく。

ヴェヌジーから「Make your Jupiter!」 という言葉をもらった。
すごく素敵な表現!!!

旅そのものは木星が象徴することもあってか、今回のインド~エジプト旅では木星とのご縁と繋がりを強く感じたな。

木星に限らず、私たち一人一人の中にある全ての星。
誰もが「私」を中心とした宇宙を持っている。
その「私の宇宙」で、星を活かすのは、輝かせるのは、この宇宙で私しかいないのだ。
「Make my stars!」
そんなことを思ったのでした!




ホロスコープの相性でお見合い結婚


私がインドで出会った人に聞いた限りでは、今でもインド人の8割くらいはArranged Marrige(お見合い結婚)だそう。
実際パンチャカルマ施設で出会った人たちも、ほとんどが事前にホロスコープで相性を見た上で縁組された結婚だった。
情報として知ってはいたものの、本当に本当だったんだと思った。

西洋占星術は太陽を重視し「実現」がテーマの星読み。
物質的人生での、自己実現や自己表現。
インド占星術は月を重視し「解脱」がテーマの星読み。
魂的な人生への、物質的人生からの解脱。


太陽(自我)よりも月(無意識)を重要視するインド占星術。
インドの精神性や国民性も、太陽の自由意志よりも、月の受容する性質が高いなぁと感じる。

Dr.ジテーシュは「叔母さんが、彼女(今の奥さん)がいいんじゃないかとホロスコープを見たら相性が良かったらしく、結婚が決まったんだ。そのとき僕は従うしか選択肢はなかったよ。実際に奥さんとはいい関係。でも僕らは自分の子供たちの結婚をホロスコープで決めることはしない。」と言っていた。
Arranged Marrigeという伝統も、時代とともに変化してきているよう。
また彼は占星術にはあまり良いイメージを持ってないように感じた。

「僕は星のことに囚われたくない。なぜなら占星術よりも僕らの精神性の方が高い視点にあるのだから。」
とも言っていて、その通りだと思った。

そこに付け加えるならば
「気にしようが気にしまいが星と人間は呼応しちゃっているのだから、私たちが精神的に生きるためのサポートとなるのが星の知識、占星術である。」
私はそう思っている。

ホロスコープによるArranged Marrigeによって、囚われた感覚になってしまう人が出てきてしまうことは否めない。複雑な問題だなと思った。
そこまで深く聞いた訳でもないから、この辺にしておく。

囚われるためでなく、本来は解放のためのもの。
だからこそ使い方が大事だなと、改めて考える機会になった。




ヒンドゥー教について


「インドってたくさんの神様がいる~」くらいしか知らなかった私に
ヒンドゥー教における「神」について、ヴェヌジーが教えてくれた。

「実際には神ではなく、神の形、内在的な神の形であって、
それを科学的に言うと異なる機能形態です。
ヒンドゥー精神、アーユルヴェーダ、ヨガ、ヒンドゥー占星術、ヒンドゥー音楽などは、人生に深く活用でき、これらの原則を活かして人生を楽しむことは、一般の人々にも簡単なことです。」

創造プロセスを維持するブラフマ、様々な体験のための豊かさを提供するヴィシュヌ、執着を破壊するシヴァ、などなど…
人の内側に存在するさまざまな機能形態が、わかりやすく人のような形となっているということですね!

南インドでは愛の神クリシュナが人気らしく、車にカッコイイ字体で“クリシュナ“のステッカーがバーン!って貼ってあったり、なんだか「推し活」のように感じたのは私だけでしょうかw

とにかく、ヴェヌジーが何度も言ってたのは、たくさんの神は「人生を楽しむために在る」ということ。

そしてジュピター!をメイク!する簡単マントラも教えてもらった。

Narayana…Narayana…
Krishna…Krishna…

おぉ!クリシュナの名があるではないか!
ヴェーダ神話ではヴィシュヌ神が木星担当。
クリシュナはヴィシュヌの化身。
ヴィシュヌのいくつかの名前をマントラとして唱えることで、体の振動を修正して内なる積極性の活性化に役立つのだとか。
音の持つ振動数って、あるもんね。




デリーのアクシャルダム寺院!


そんなヴェヌジーにお勧めされたデリーのアクシャルダム寺院。

ケララでのパンチャカルマ後、ジャイプールを経てデリーに着いた頃にはすっかり忘れてしまっていたけれど
ちゃんと自然に惹かれて自ら足を運んでいた。

メトロのAkshardham駅から徒歩数分で、広い敷地が見えてくる。

撮影NGなので写真では全く伝わらないけれど、中は本当に素晴らしかった…!!!

写真これしかない。。。左の遠くに見えるのが寺院。


歴史的な場所ではなく、インドの精神性が表現された比較的新しい寺院。
謙遜なし!の大きさと、引き算なし!のどこまでも豪華な装飾。

ヒンドゥー教の精神性を言葉なしで感じることができるし、
源からの全肯定
超絶な至福感
を感じて本当に感動した!!!!!

荷物を預けたり靴も途中で脱いだり、入るまでに時間はかかるけれど
多くのヒンドゥー教の人々が訪れていた。

サリー着飾った女性たちの美しさとカラフルな光景も忘れられない。

夜もライトアップなどスゴイらしい。

デリーに行ったらアクシャルダム寺院は訪れてほしい!お勧めの場所です。







ユリコスペイシー

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