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世界遺産・百舌鳥古墳群の本当の意味は?

かの世界遺産にも登録された百舌鳥古墳群。
なぜ百舌鳥なんて名前がついたかご存知でしょうか?百舌鳥がいっぱいいて枯れ木で鳴いていたからでしょうか?
実は結構、古代人のユーモアを感じさせるネーミングだったのではないでしょうか。下に写真を示しています(「日本の古墳・古代遺跡」学習研究社から)。

百舌鳥古墳群の鳥瞰

よ~く古墳の姿を見ると、何かに似てませんか?
そう舌(べろ)の形ですね。丁度人間が舌を出すとこのように見えます。
そこで上の文献を少し丁寧に見ますと…

百舌鳥…百基ほどの古墳群

そう、百のべろ(舌)に見えたのです。
見事ですね、古代人の簡潔にして要領を得たネーミングです。
こういう能力は時代を超えても進化した訳でもありませんから、感性を磨くことは重要な気もします。

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