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ROCK IS DEAD

シューゲイザーを楽しむのに勉強は必要ない!

この手のブログですと最初は起源や歴史から説明し始めるのですが、多くの人が興味がありません。(笑)
とくにシューゲイザーと言うジャンルは現在もシーンに残り続け、時代やテクノロジーの発展と共に、変化と進化を遂げている特異なジャンルです。
その手の議論はマニアの人達に任せてライトリスナーの皆さんはただ音楽を楽しみましょう。

何も知らなくても大丈夫!

このバンドを聴いていない人はシューゲイザー好きとは認められない!
なんて言う人も居ますが、気にしないで下さい。(笑)
彼らはそれを通じて自分を認めて欲しいだけなんです。こう言う人はどんな世界にも居ますよね。(苦笑)
自分が「良い」と思ったものは遠慮なく「良い」と言いましょう。

かつてパンクと言うジャンルが出現した時にロックは死んだと言われました。しかしロックもパンクもリバイバルを通過して現在も存在しています。
例えば日本のロックバンドが好きで、それを聴いてTwitterでロックの起源はブルースやカントリーから影響を受けたロカビリーであって、ビートルズの出現によって云々を語り始める人は居ませんよね?

とくにシューゲイザーなんてロックンロールほど歴史もありませんから語るのは後世の人に任せて下さい。
あと50年もしたら誰かがまとめてくれるでしょう。

でも、せっかくだからいろいろ知りたい!

安心して下さい。
このブログを読んでいれば少しずつ知識も増えて行きます(笑)
興味のある所から覚えて頂ければ結構です!
と言う事で今回は古い90年代のシューゲイザーと2010年代のシューゲイザー2曲を紹介しましょう。

My Bloody Valentine
ご存じの人も多いと思いますが90年代のシューゲイザーバンド、My Bloody Valentine(マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン)です。
シューゲイザーを代表するバンドでありながら実はアルバムによって印象が違います。
しかし、多くの人がイメージするシューゲイザーと言うのはこのバンドのLoveless(ラブレス)と言う作品でしょう。
モヤモヤしたMVやジャケットのアートワークも、この不思議な音楽も、ライブが耳栓を配るくらいの爆音と言う事も含め、このジャンルのパプリックイメージと言っても過言ではありません。
このLovelessと言う作品は後にエレクトロニカと言うジャンルに大きな影響を与える事になりますが、細かく説明するのはまたの機会にしましょう。(笑)

DIIV
こちらは2011年から活動しているアメリカのバンドDIIV(ダイブ)。
聴いた印象がMy Bloody Valentineと全く違うので同じジャンル?と戸惑う方も居るかも知れません。
実際に日本ではDIIVのような曲調をシューゲイザーとして認識して居ない人が多いようですね。
ただ、世界ではこれが新しいシューゲイザーとして広く認知されています。
余談ですが、厳密に言うとシューゲイザーと言うのは音楽のスタイルであってジャンルではありません。(iTunesなどにはシューゲイザーと言うジャンル分けはありません)
歴史と経験を飲み込んだ現在の音楽にはジャンル分けと言うのはいささか無意味な気もしますが、この手の音楽を表現するジャンルはインディ・ロックです。
インディ・ロックとは何かと言うと、インディーズと言う意味も本来は含まれていると思いますが、使い方としては“ポップスやヒップ・ホップではなく、ロックの中でもスタジアムでやるようなロックではありませんよ”と言うような意味合いです。

いかがでしたでしょうか?
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