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お客様は、きっともう神様じゃない。 -Chapters書店2周年に寄せて-

本との出会い・人との出会いを叶えるチャプターズは2023年6月にグランドオープンから2周年を迎えます。

おめでとう、チャプターズ🎉🎉

この1年を振り返ると、ようやくコロナが明けて日常が戻り始めた中で、チャプターズの提供する出会いもオフラインへ拡大していくなど少しずつ挑戦を続けつつ、「本棚で手と手が重なる偶然の出会い」を相変わらず本気で追い求めています。

このオフラインイベントが大好評で!応募を始めると毎回1時間で定員に達するほどの人気ぶりに驚いています。なので、今後はもっともっともお客様がリアルで出会えるような、偶然出会っちゃった!と思えるような、そんなきっかけや仕組み作りも頑張っていきたいと思っています。


そして、マッチングと選書を掛け合わせた新サービスを謳いつつ、やっぱり書店業がメインの毎日です。

選書、選書、選書、、、📚
2年前にサービスを始める際周囲から止められ、覚悟して始めたことでしたが、気がつけばなんとか120冊以上の選書実績となりました。でも止めた理由もものすごくわかる(笑)、毎月ギリギリで選んでおります。

テクノロジーが発達するこの時代だからこそ、誰かの薦める本が読みたい、そんなエゴから始まった人力の選書がチャプターズを続ける多くの皆様の理由であることを思うと誇らしいです。続けて良かった(涙)。

最新2023年のチャプターズユーザー属性


不便を便利に、難しいを簡単に。
インターネットを使った新規事業の基本的な価値だと思うのですが、私個人としては「もっと楽しい」とか「もっとドキドキする」とか、感情の幅を広げるものにインターネットを使う未来に今もなお興味があります。

この1年で起きた、私の中での変化。


2022年から23年の私は特段お話しできる変化はないのですが、一つだけ新たな習慣ができました。


気に入ったサービスには、きちんとお礼を伝えるようになりました。
その手法はさまざまで、直接だったりメールだったりSNSの投稿だったり。


例えば街のメガネ屋さんの接客、チェーン店の寿司屋、自販機の飲み物、よく行く居酒屋、なんでもいいのですが、「あ、いいな」「あ、素敵だな」と思ったものは、伝わる方法をあえて探してお礼をお伝えするようにしています。一番多いのは企業の問い合わせメールですね。

※あくまでも自己満足でお礼が欲しいわけではないので「お返事には及びません」の一言を必ず添えております。そして返ってご迷惑になるかもしれないので文面は私なりに決めたルールで実行しており、今のところは止めろという声や意見に出会っていないので続けています。


これまでは、どんなに素晴らしい接客や商品に感動してもその気持ちを伝えることに手間はかけたことがありませんでしたが、自分でサービスを始めて以来、お客様から時々頂く感謝のメールや口コミに冗談じゃなく生かされているんです。

もちろん、問い合わせフォームって形式的なご質問がメインで、たまにお寄せいただくご意見も賞賛より厳しいご意見や心ない連絡の方が多いです。それはおそらくどの企業も同じだと思います。
サービスに関与してくださる時点で、有り難さには変わりなく日々真摯に受け止め前進しておりますが、それでもやっぱり、人って褒められると嬉しいじゃないですか単純に。
その日1日の会社のムードがぱっと明るくなるくらい、お客様のお声一つ一つって会社の雰囲気を左右します。


「問い合わせ」と聞くと質問やクレームなどネガティブなイメージも少なくない中で、この5文字で感謝を連想し実際にお届けして下さるチャプターズのお客様に触れることで、私もそんな人に、そんなお客様になりたいと思うようになりました。

ほんとうに些細なことです。
ご飯屋さんだったら「ごちそうさまでした」の後ろに美味しかった感想をもうちょっと詳しく言ってみるとか、感動した大手飲料メーカーのペットボトル飲料について惜しげもない愛を注いでメールをしてみるとか、ホテルをチェックアウトする際お礼の手紙をメモ程度に残すとか。
見返りが欲しいわけではなく、誰かの労働時間に、ふと小さな幸せやいい気分を感じる可能性があればいいなという自分のエゴです。


「お客様は神様」という日本の独特の思想、これは少し考え方を変える時期に来ているなと思う一方で、「推し」という素晴らしい言葉が台頭してきました。日々の消費行動の全てはもとを辿ると「推し活」や「推し探し」につながる気がします。

こんなにささやかなサービスで、私もお客様に推して頂いています。だから頑張りたいし、頑張らなくちゃいけないし、私も大切なお金を応援したいサービスを推すために使いたい。

ふんぞり返って施せの態度は、サービスを受ける人も供給する人も限界が来ます。だって、受ける人も労働においてはどこかで供給側に回っているから。


そんなことを考えた2年目でした。
3年目も、まだ見ぬたくさんのお客様に出会えることを楽しみに引き続き頑張っていきます。

最後に。2周年にあたってのPRリリースに記した言葉を。


私たちの3年目は、誰かにとっての"初めまして"。


いつもChapters bookstoreをご利用頂きありがとうございます。
日々支えてくださる協力会社、フリーランス、投資家の皆様も本当にありがとうございます。

飽きやすい性分の私が事業を始めるにあたり、これだけは絶対に飽きずに続けるんだと自分に強く誓って始めたのがチャプターズです。
会社を立ち上げ5年目、サービス開始からは2年、読書して寝落ちして、そんな毎日を繰り返していたらあっという間でした。

まだまだほとんどの方が知らない、小さくて非力なサービスです。
私たちにとっては3年目ですが、誰かにとっては今日や、明日や、1年後が初めましてであること。
そんな当たり前を日々自覚しながら、常に新鮮な気持ちで楽しさと新しさをお届けできるサービスでいたいと思っています。

初めまして、本棚で手と手が重なるような偶然の出会いをお届けするオンライン書店、チャプターズです。
3年目もどうぞよろしくお願いします。


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