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人が育つスピードを左右するもの、を考えてみた。

おはようございます。今朝も勢いで書きます!

一般的にコンサルテイング会社は社員が育つのが早いと言われる。「育つ」の定義が難しいが、コンサルテイング会社の場合はご支援先の現場で成果を上げられるようになること、そのために説得力ある提案ができるようになること、そして、自らの成果を上げられるようになることなどが考えられる。

言葉を使って発信力を持ち、人の協力を得ながら、仕事を進められるようになること。そして、成果を上げられる人間になること。

これはどのような仕事にも求められる能力ではないだろうか。なので、これができるようになることを「成長」と考えてみる。

さて、それではコンサルテイング会社で働くと、このような能力が早く身に付き、成長スピードが早いということになるのだが、それはなぜなのか?

大量の仕事をしていると言われるが、それもある。しかし、大量の仕事をすれば早く育つのかと言うと、決してそうとは言い切れない。どのような仕事をどのように進めるかも考えなければいけない。

ここで、4象限のマトリクスを考える。ひとつは、考えると考えない。もうひとつは動くと動かない。そうすると、考えて動く人、考えて動かない人、考えずに動く人、考えず動かない人の4つのタイプに分けられる。動かない人はどちらにしても会社に不要だから省くとすると、「考えて動く人」と「考えずに動く人」になる。

この2者が具体的にどのような人なのか?プロ野球選手でイメージしてみると分かりやすいかもしれない。プロ野球選手はすべて考えて動いているように思うかもしれないが、そのようなことはないことに気づく。例えば、元メジャーリーガーのイチロー選手はどうだろうか?また、野村克也さんと長島茂雄さんを比べた時はどうだろうか?努力型と天才型に分けられるかもしれない。

考えて動く努力型と考えずに動いて成果を上げられる天才型。こんな言い方をすると、天才型と言われる人に叱られそうだが、ただ、努力型で成果を上げてくる人は、よく考えていると感じてしまう。

そして、努力型で成果を上げる人と天才型で成果を上げる人では、どちらの方が多くいるだろうか?私には、努力型の方が多いように思う。

そうすると、考えずに動く人で成果が上げられる人は限られる。多くは考えて動くことで成果を上げている。ということは、多くの人にとっては動く前に考えることが大事だということになる。それにも関わらず天才型のように考えないで動いていることがないだろうか。

天才でない限り、考えないで動くことを大量に続けても、成果にはつながらない。結果、成長もしない。

すなわち、大量の仕事をするにしても、大事なのは考えてする仕事を大量にすることが成長につながる。コンサルテイング会社では、それが多い。新人から考えることを要求される。

ただし、これはコンサルテイング会社に限ったことではない。住宅会社やリフォーム会社でも同じ。考えさせること。では、そのために具体的に何をすれば良いか?

まず始めるのであれば、ズバリ「話す機会」を増やすことである。朝礼でも何でも良い。人前でスピーチをさせる機会を意図的に増やすこと。なぜなら話すには、必ず考えて言葉にしなければいけないからだ。書く機会を増やすことも良いが、書くよりも話す方がすぐできる。

どうだろうか。成長が早いと感じる人は、よく話していないだろうか。あるいは、黙々と文章を書く、つくるをしていないだろうか。考えて、行動する。あるいは考えながら、行動するを大事にしてみよう。

人前で話す機会を増やして、今日もステキな一日に。

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