30年過ぎて、初めて知った友人の思い。
おはようございます。今朝も勢いで書きます!
人から何気なく言われた言葉、その人は私のことを、そこまで傷つけるとは思わずに言われた言葉、まわりにも友人などたくさんの人がいて、その場の雰囲気に乗って言われた言葉、このような言葉で私が傷ついたと思うこと、あるいは、今も忘れられないほど、腹が立ったというような経験を、私は、これまであまりしてこなかった気がする。
人に恵まれてきたのだと思うし、私の性格で、「それ傷つくよ。」というような言葉も、受け流せてきたのかもしれない。
しかし、気を付けれなければいけないのは、そんな私の感覚で、人に言葉を発してはいけないということ。とくに、友人など親しい人には気を付けなければいけないと思う。
仕事でも、お客様と話すときは、緊張感を持ち、気を付けながら話しているが、いつも一緒に仕事をしているメンバーなど、気心が知れたというか、気軽に話ができる関係になればなるほど、気を付けなければいけない。
家族も、そうだ。くつろいで、思うように過ごしたい場ではあるが、やはり「親しき中にも礼儀あり」である。家族を傷つけるようなことは、言ってはいけない。
そのためには、その人の立場になって、物事を考えて、言葉も発することが大事なのだが、これが本当に難しい。とくに、家族や友人など、時間を一緒に長く過ごした人であればあるほど、一心同体のように思ってしまい、私と同じように考えると思ってしまうのか、その人の立場に立って理解することが難しくなるような気がする。
「そのように思っていたのか!?」
と友人と話していて、驚くことがある。それが大学時代からの友人だったとすると、もう30年以上の付き合いである。30年過ぎて、友人の気持ちを初めて知ると思うことがあるのだ。
ということは、その友人は、話す機会がなかっただけなのかもしれないが、30年思っていたことを言えなかったのである。その思いを知らずに、私は30年もいた。
それを知って、これまでのことを振り返ると、「きっと、あの時は面白くなかっただろうな。」とか、「あの時は楽しそうにしていたけど、本当はそうでもなかったんだな。」とか、そのときの雰囲気に乗って、私も同じような言動をしていたかもしれないことに反省をしたり、といったことがある。
相手の立場になって、何をどう思っているのかを知るには、相手はどのような経験をしてきて、どのような感情にいたのかを理解しようとしなければできない。
なんで、もっと早く、それを言ってくれなかったのだ!?
と言いたくなるが、それは言えなかったのである。それに気づいてあげられるだけの想像力や感性がなかった私の能力の問題なのだ。
相手が何を考え、どう感じているのか?もっと感じられ、理解できる人間になりたい。
相手のことを考えて、今日もステキな一日に。
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