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EBUNE 大阪・西成漂着 撮影訪問記録 ーーEARTH×EBUNEーー

変なやつ、未来に漂着する!
船に住まい、移動生活する海の民が存在した。「家船(えぶね)」と呼ばれた彼ら海民の痕跡は、全国各地に見出せる。いにしえの歴史をたどり、現代を生きる私たちの生を重ね合わせた未知の物語を紡ぐため、動き出した「EBUNE」。 生命の方角・東へと漂着を繰り返し、ついにここ大阪・西成にたどり着く。
(略)
大昔には海辺であったこの海民の地は、世界の流れ者が漂着する、町でも村でもないアジール(聖域)だ。
(略)
「悪い場所」としての日本文化の起源の在り様が、形を変えながらも生き続けている、この「変な場所」で培われてきた叡智は、未来をどう拓くのだろうか。
不完全な生物である「EBUNE」は、この地の表現者が集う喫茶EARTHと合体。ここから空に向かって、決死の航海へと出航する!

EBUNEウェブサイトより


8月27日から大阪の西成で、芸術家のKOURYOUが主宰するアート・プロジェクト『EBUNE』による『EBUNE 大阪・西成漂着』が開催されている。
『EBUNE』とは、EBUNEウェブサイトで語られる通り、交易と漁を行いながら海上生活を送った非定住漁民たちとその住居である船の総称『家船(えぶね)』から着想を得たものであり、複数人のリサーチ・ワークやコレクティブ・ワークを通じ、それらがウェブサイト上で物語として進展する展開も含んだ、アート・プロジェクトとして野心的な挑戦を試みている。
瀬戸内国際芸術祭2019で出展した女木島を端緒に、これまで箱崎(福岡)淡路島(兵庫)、有田(佐賀)など複数の場所に「漂着」してきた。全体の方針を司る「船長」はKOURYOUだが、「漂着」ごとに現地での船長が別途決まり、企画や制作の中心になる。そんな『EBUNE』が、柳本悠花と山本和幸を船長に、今回流れ着いたのが「西成」だ。
カッコつきの「西成」は、大阪市24区の一つ「西成区」を指すのではなく、簡易宿所と日雇い労働者が集まる太子、萩之茶屋周辺の「寄せ場」、通称「釜ヶ崎・あいりん地区」を指して使われる。ここ数年、大阪万博に向けて急速に再開発(浄化)の進む「西成」を、「日本・現代・美術」に使われた椹木野衣の言葉とも対比させ、以下のように捉え直す『EBUNE』の新たな「漂着」は如何なる様相を呈しているのか?

世界の流れ者が漂着する、町でも村でもないアジール(聖域)
「悪い場所」としての日本文化の起源の在り様が、形を変えながらも生き続けている、この「変な場所」

過ぎ去った台風の影響がまだ東京に残る9月21日(火)の夜行バスで大阪に向かい、23日(木)の夜行バスで帰京する弾丸スケジュールで取材を行った「訪問記」を報告する。


※西成漂着の発端である物語「大阪へ」、そしてここまでに至るさまざまな物語はEBUNEのWEBサイトをごらんください。




「漂着」の場所ーーEARTH、3U、BAKURO

『EBUNE 大阪 西成漂着』は主に三か所の会場で展開されている。


EARTH

喫茶店のようなもの『EARTH』=「EBUNE漂着」の中心、主な作品展示会場。外観(画面中央)。
外壁の屋上に船先がついた顔型オブジェとイラストが目印。背後には地域の安宿として有名な「ホテル来山」が聳える。



『EARTH』と、それに合体した『EBUNE』。
さまざまな作品が外壁に融合している。正面赤テントにはCandy Birdのイラストが描かれ、屋上には角野晃司による『プール監視員』のオブジェが座る。いずれもEBUNE漂着前から『EARTH』にあるもので、それを踏まえて外観のデザインを行ったという。



3Uアジール

『3Uアジール』=『EBUNE』とこれまでかかわりをもった表現者、各地のスペースと、西成周辺の表現者、カフェなどの商業店舗が合同で舞台や屋台村を開く。内装だけ撤去された状態のマンション。
写真右端に残された看板が見えるが、もともとは日雇いの労働者や生活保護の受給者が主に利用していた宿泊施設「マンション三友」。改装まで多用途のレンタルに応じており、様々な演劇の上演や展示、コスプレ撮影などが行われている模様。



DOYANEN HOTELS BAKURO

『DOYANEN HOTELS BAKURO』(以下『BAKURO』)=これまでの『EBUNE 漂着』のアーカイブとして資料や使用した作品等を展示する。
「ホテル来山」と並んでバックパッカーなどに有名だった「ホテル白楽(ばくろ)」を改装し、現在はデザイナーズ・ホテルとして営業している。


全ての場所をアタマから紹介していると些か長くなりすぎるため、本記事では主に展示の中心である『EARTH』の状況をレポートする。『BAKURO』と『3U』に関しては別記事として分けた以下リンクを参照して頂きたい。

EBUNEアーカイブ×BAKURO
https://note.com/misonikomi_oden/n/n9e1f31aaff32
3U×屋台村
https://note.com/misonikomi_oden/n/n4a4953dde21e




ここから決死の航海に出航する!ーーEARTH×EBUNE

『EARTH』は大阪メトロ「動物園前駅」を降りてすぐの場所に位置している。オーナーの寺川大地の言う「喫茶店のようなもの」が普段は一階部分で営業している古びた狭小ビルだ。KOURYOU曰く、EARTHは以下のような場所だという

「ここは日本の戦後美術を語る上で重要な表現者から近隣の住人までさまざまな人が訪れるが、それはどんな人も皆同じ人間であり、1人では出来ないことがある、欠けた部分があるという意識の場所だからだ。助け合いはあるが、それは福祉がいう「支援」とは違う」

そのためか、近所の住人から表現者、周辺の日雇い労働者、路上生活者まで、さまざまな人が昼夜問わず訪れていた。

『EBUNE 大阪・西成漂着』は女木島の古民家同様、そんな『EARTH』と「合体」し、ビル全体を屋上まで使ったインスタレーションで観客を「空に向かって、決死の航海」へと誘う。


『EBUNE』展示準備中のKOURYOU。オープンは14時だが、それ以外の時間帯もさまざまな人が訪れるという。『EARTH』オーナーは寺川大地。



一階:船着き場とお土産や

『EARTH』1階、入り口からキッチンの乗船口へとつながる部分は船着き場であり、航海に備えた装備やお土産を用意することができる。これまでのEBUNE参加作家や今回参加することになった近隣の表現者たちが様々な装飾やお土産=作品を展開し、壁を埋め尽くすそれらの圧による混沌とした空間がいきなり観客に迫る。


『船着き場』。入り口側。壁両面がさまざまな「お土産」で埋め尽くされている。



奥側から入口を見る。



『船着き場』に貼られた「決死の航海」。本展で重要なキーワードだ。



『船着き場』。KOURYOUと、様子伺いにやってきた展示作家のhiro C。EBUNEクルーである作家たちも頻繁に訪れている。



乗船口~二階:シェルター

キッチンの「乗船口」では1,500円+心づけの「乗船料」を払い、『EBUNE 船内案内図』を受け取ってから奥に進んで乗船する。「危険」「死去」などの看板が下がる通路を抜け、「クツ ヲ ヌイデ オアガリ クダサイ」と書かれた奥の扉から、人がすれ違うのも難しい狭い階段上って「空」へ向かう。二階途中から三階までは赤色灯が空間を照らしているが、外光によって、昼と夜とでは全く印象を変える。船舶の水密扉を思わせるドア(すぐ横の壁には「シェルター」の看板がかかっている)を開けて入る展示室内部は、『のぞきカラクリ』で二つに分割される構成で、「のぞき穴から世界をみる、認識の違いで世界が二つに分割されているような空間」(KOURYOU)だそうだ。

手前側はシャンデリアに怪しく照らされた空間で、左右の壁に海中を思わせる映像や額装された人物イラストがかかり、正体不明のオブジェや能面などが吊るされている。しゃがんで仕切りを抜けた奥側は壁三面に山本和幸の映像が投影され、傾斜のついたベニヤの床には柳生忠平による妖怪画が描かれていて、観客は否応なくそれを踏みつけることになる。歩くたび、強度不足を疑わせる足元のきしみに一抹の不安を憶える。



一階『乗船口』。段ボールの鳥居(結界)を通ってキッチンの奥へ。写真右手下には乗船料入れの「賽銭箱」。



「乗船料」入れの「賽銭箱」。手前には『EBUNE 船内案内図』が置いてある。



一階『乗船口』、段ボールの鳥居(結界)の裏側から。『瀬戸内芸術祭2019』からのKOURYOU作品『船霊様』が安置されている。今回の参加作家である蔭井暢春は神主の顔ももつため、船霊の神を入れる祝詞をあげてもらったという。



『乗船口』から奥への通路。「注意・危険・要警戒」等の文字がループする電光掲示板と、「死去」「不保障生命!」などの文字が書かれた看板、垂れ幕が設置されている。意味するのは即ち「決死の航海」である。「ここで死ぬ覚悟を決めるかたちになります」(KOURYOU)



一階『乗船口』から通路を歩いて突き当りにある扉。履物を脱いで上がるようお願いする文字が貼られている。神社でいえば『社』に該当するとのこと。



 一階『乗船口』から二階へ向かう。三田村裕介による映像作品が観客を迎える。



一階から二階への階段。三刀月ユキの「航海」「人類」「海」などをモチーフにした朗読動画がループで空間に響き続けている。通り過ぎるだけでなく、撮影している最中ずっと聴き続けたため、ある意味もっとも印象に残った。



二階『シェルター』入り口横の看板。日が落ちたあとの撮影だったため赤色灯の影響が強く、全体が赤く染まっている。



二階『シェルター』入り口の扉。日が落ちたあとの撮影だったため赤色灯の影響が強く、全体が赤く染まっている。



二階『シェルター』入り口から。右手の棚に田口薫、半坂優衣作品の二次創作、他にもさまざまなオブジェが詰め込まれていた。



二階『シェルター』廊下。田口薫、半坂優衣作品の二次創作他が詰め込まれた右手の棚。部分。



二階『シェルター』第一室。伊藤允彦、半坂優衣の作品の二次創作や、三毛あんり、蔭井暢春、hiro Cの作品で構成されている。



二階『シェルター』第二室。『のぞきカラクリ』で二つに分割された側へ向かうため、しゃがんで奥をのぞきこむ。



二階『シェルター』第二室。『のぞきカラクリ』で二つに分割された奥側。山本和幸の映像が三面に投影され、柳生忠平の妖怪画が床に描かれている。



二階『シェルター』第二室。『のぞきカラクリ』で二つに分割された奥側から第一室側をみる。



二階『シェルター』第二室。『のぞきカラクリ』で二つに分割された奥側からの、のぞき穴。「のぞき穴から世界をみる、認識の違いで世界が二つに分割されているような空間」(KOURYOU)。



二~三階:Bird eye view

「シェルター」室を出て、観客は二階からさらに三階へと上がる。途中の階段は「EBUNE」に乗船した作家たちの名前が刻まれている。住吉大社の石灯籠(名前や社名が積みあがる作りで、おもちゃ屋の石灯籠が有名)をイメージしており、あべのハルカス同様の「組み上げ工法」で、下に新しい名前が刻まれていく方式。ここも赤色灯の影響で昼夜の見え方がだいぶ違う。
さらに狭くなるスペースの中空には、「祈」が入った勲章状のオブジェが風に揺れていて、それをかわした視線の先、壁にフェルト生地のぬいぐるみと絵具で描かれる「eye Bird’s」が次なる部屋の名前だ(船内案内図には「Bird eye view」と記されている)。
二階とうって変わって、マンション設備と日用品をそのまま残したような作りのインスタレーション。部屋の床や洗面台、棚はフェルト生地で作られたかのように元の形のまま覆われ、同じくフェルトで作られたぬいぐるみの鳥居や魚が洗面台に置かれている。床にはプラスチック製の大きなレゴブロック(?)や、抽象形態の描かれたキャンバスが無造作風に立てかけられ、さらに奥の部屋は二階同様に仕切りが設けられている。仕切りには湯浅万貫子による「あべのハルカス展望台から地上を見下ろした風景」が描かれており、真ん中から盛大に「突き破られ」ているのだが、誰しも(?)連想する通り、それは「村上三郎の紙破り」にオマージュを捧げたものだという。
破れ目から中に入ると、本展メイン・ヴィジュアルとして使用されている柳本悠花の作品が置かれた「ゴミ屋敷」が目の前に広がっている。日用品を柔らかいもので覆い隠す空間は、どこか奇妙な夢の中にいるかのような感覚に陥る。


二階『シェルター』から三階への階段。作家たちの名前が刻まれた階段と、伊藤允彦『ポータブル石碑』の二次創作。階段のアイデアはKOURYOU、制作はKOURYOUと柳本悠花。このスペースも昼と夜では赤色灯による染まり方が異なる。



二階『シェルター』から三階『Bird eye view』への階段。井戸博章のオブジェが宙で揺れている。壁のドローイングは本宮氷。



三階『Bird eye view』入り口。玄関を上がるとフェルトのタイルで床が覆われている。



三階『Bird eye view』室内。一室目は洗面台や壁がフェルトで覆われ、奥の部屋は真ん中が突き破られた厚紙で仕切られている。村上三郎のあまりにも有名な作品へのオマージュ。



仕切りの厚紙には、湯浅万貫子による「あべのハルカス展望台から地上を見下ろした風景」が描かれ、それが「突き破られ」ている。解釈はひとまず鑑賞者各自の判断に委ねたい。



仕切りの厚紙と壁側面。側面にもあべのハルカス展望台からの風景が描かれている。



三階『Bird eye view』室内。二室目側から破れ目を通して一室目をみる。一室目側からとは全く違った印象を受ける。



三階『Bird eye view』室内。破れ目の中を正面から。中央にはメインヴィジュアルにも使われている柳本悠花の作品が置かれている。KOURYOU曰く「ゴミ屋敷」。



三階~屋上:MOON

怪しいシェルターから柔らかいもので覆われた部屋を経て、開放された屋上に達するとき、「決死の航海」はついに空へと至るのだった。中途の壁は新城綾によるカラフルなコラージュ&壁画で覆われ、『MOON』の看板が観客を迎える。オープンデッキと称されたスペースには長年の航海をイメージさせるオブジェや経年劣化著しい資材が置かれている。振り返ると背後には「ホテル来山」、眼下には西成の街、そして空。夜であれ昼であれ、階下へ逆戻りする観客の目にその光景は焼き付くだろう。


屋上『MOON』夜 オープンデッキにつながる入り口から。



屋上『MOON』昼。オープンデッキにつながる入り口から。



三階から屋上『MOON』への階段。壁画とコラージュは新城綾。



屋上、オープンデッキ部分夜。展示終了後のためオブジェは片付けられている。ちょうど背後の「ホテル来山」客室から見下ろされる位置。



屋上、オープンデッキ部分昼。航海に関連したオブジェが複数置かれている。撮影当日は台風対策の名残があった。



屋上から一階部分に戻って扉を開けると、決死の航海から戻った観客を迎える「おかえり」の文字。表は『死去』の文字が表記された看板だ。生死のめぐりに思いをはせながら観客はまた船着き場にむかうのだ。


撮影後記:コミュニティに融合する「西成漂着」

取材日から三週間ほど過ぎたが、2日弱の取材で受けた印象や感想を以下簡単にまとめておく。
EARTH、3Uアジール、BAKUROと、筆者は一般の観客と比べれば三つの展示空間へ長い時間滞在していたが、撮影(特に記録の場合)に集中すると、光の状態とものの関係など、対象となる空間の即物的なあり方にどうしても気をとられてしまう。
そんな事情もあって、筆者は『EBUNE大阪・西成漂着』全体の意図や作品個々の創作的試みを充分に理解してはいないのだが、とはいえ、今回に限らず、『EBUNE』の「漂着」における最大の特徴=核心は、KOURYOU曰く「全部トータルで一つの作品」というように、単に参加作家が漂着地でグループショーやイベントを行っているのではなく、流れ着いた土地、街、そこに生きる人々との協働なども含めてひとつの大きな物語を形作っていくところにあり、『西成漂着』は、その意味でこれまでの「漂着」の中でもっとも広く(規模)深い(関わり)ものになっているのではないだろうか。
(勿論、単一の空間ーー今回ならEARTHや3U、BAKUROーーにおける展示や個々の作品、インスタレーションそれ自体をアートの評価軸から云々するのは可能だが、そこに囚われすぎると、「漂着」の本質を捉えそこなうのではないか)
中心になるのは会期の大半を『EARTH』に泊まり込む、『EBUNE』全体の船長/主宰のKOURYOUで、彼女を中心に、さまざまな「波」が人々や場所のあいだに巻き起こされ、色々な「縁」が発生していた。
そしてさらに踏み込めば、上記のような『EBUNE』の試みはこれまであくまでもコレクティブ・ワーク、アート・プロジェクトの枠内で論じられてきたように思うが、『西成漂着』以後、『EBUNE』は、そうした射程よりもっと広い語りや考察が必要な、何か違うモノに変わっていくのではないか。西成という土地と『EBUNE』の関わり方から受けた印象に基づくぼんやりとした主観でしかないが、そのように感じた次第である。


船長のKOURYOU。乗船口にて。
筆者とは多摩美術大学の同級生で、この日は約11年ぶりの再開だった。彼女の何かを巻き起こす力が『EBUNE』最大の推進力だろう。


撮影:東間嶺 / RAY THOMA



EBUNE 大阪・西成漂着 撮影訪問記録
EARTH×EBUNE

 https://note.com/misonikomi_oden/n/nbdd85ba1d6fe
3U×屋台村
https://note.com/misonikomi_oden/n/n4a4953dde21e
EBUNEアーカイブ×BAKURO
https://note.com/misonikomi_oden/n/n9e1f31aaff32




概要

EBUNE 大阪 西成漂着
8月27日〜10月31日
会場:
■EARTH> 14時~19時
大阪市西成区太子1丁目3-26
■3Uアジール> 土日開催14時~19時
大阪市西成区萩之茶屋1丁目4-20
■どやねんホテルズBAKURO> 14時~17時30分
大阪市西成区萩之茶屋2丁目8-12

乗船料:1,500円/リピーター割引あり
お問合せ:ebune.drifters@gmail.com

EBUNE WEB
https://ebune.net/
EBUNE SNS
https://twitter.com/EBUNE_koukai
https://www.facebook.com/EBUNE.koukai/

KOURYOU
https://twitter.com/pyon27_ary

参考資料
https://note.com/ebune/
https://note.com/misonikomi_oden/m/m669e765914a3




取材・執筆・撮影:東間 嶺 
美術家、非正規労働者、施設管理者。
1982年東京生まれ。多摩美術大学大学院在学中に小説を書き始めたが、2011年の震災を機に、イメージと言葉の融合的表現を思考/志向しはじめ、以降シャシン(Photo)とヒヒョー(Critic)とショーセツ(Novel)のmelting pot的な表現を探求/制作している。2012年4月、WEB批評空間『エン-ソフ/En-Soph』を立ち上げ、以後、編集管理人。2021年3月、町田の外れにアーティスト・ラン・スペース『ナミイタ-Nami Ita』をオープンし、ディレクター/管理人。2021年9月、「引込線│Hikikomisen Platform」立ち上げメンバー。




追記
【特報】遠方から乗船する皆さまへ
EBUNEアーカイブ展の会場「どやねんホテルズ バクロ」系列3店舗が、EBUNEと一緒に西成漂着してくださる方に、お部屋代30%引き提供してくれます! 詳細はWEBにて。
https://www.facebook.com/EBUNE.koukai/posts/pfbid02W8qYgJuS1Rrb91uSXQKx34VUVSoQZFn2BXYuuA5578kCtCpEB8ZCLs5pt618yfHpl




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