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勉強の仕方①~隠れた問題~

序章で登場した、おとなしい子をO子、ギャル系をG子とします

O子は、視線恐怖の子であった。また、自分と似た子が小学校時代にいじめにあった経験から、「自分もいつかいじめられる」という恐怖から集団に入るのが怖くなった。 自分では自称「オタク」と言っている。確かに、アニメ、ゲームのグッツがバックからぶら下がっていた。

G子は言葉に問題があった。めちゃくちゃ話すが、語彙力は少なく、「うざい」が口癖。周囲から口が悪いと思われている。が、しかしそれには根本的問題が。彼女はディスレクシアだった。                            初日に話をしていて違和感を感じた。入学試験も国語は壊滅的な結果だった。 夜にG子の母に電話をしてみた。すると、母は泣きながら教えてくれた。                                               

・学校に知らせなかったのは、入試で落とされると思ったからだそうだ。               →責めるべきことではないですよね。親御心しては当然               ・本人も認知している。                        →それでも、入試で出身中学校名を漢字で書けたから、努力したんだな   ・中学校不登校なのは、字が読めないので、授業が全く分からず苦痛になっていがいたくなったら。                                     →そりゃそうだ、自分たちも教科書の文字がアラビア語だったら勉強する気なくなるよな                                        

母も中学2年まで娘の状態を認知していなく、ただの怠けだと思っていた。今は申し訳なく思っているので、何としても娘の夢である「美容師」になれるように学校探しをしたとか。そこで選ばれたのが本校だった。                  

母は何度も謝ってきた。

お母さん、教えてくれてありがとうございます。今後も何でも言ってください。確かにハードルは高いですが、叶えられない夢じゃないですよ。最近は理解ある学校はたくさんあります。出来ないものを押し付けるのではなく、できることをうまく応用してカバーするのが大切。努力できる子というのはわかりましたので、一緒に夢を叶えさせてあげましょう。ご協力おねがします。

中学校では、おとなしい消極的な子、怠け癖がある子とされていた二人。              でも、特性を理解されず人知れず苦しんでいた二人。                      

さて、これから2人のいいとこ探しがスタート

人は、弱点の数だけ武器をもっている。よって、みんな一緒

そう信じています

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