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猫の立ち振る舞い ー自分を大切にするー

自由の象徴ともいえるような動物、猫。
家の主が構いたいときにはどこかへ行き、邪魔されたくないときに限ってすり寄ってくる。
よりにもよって机の中央を陣取って「さあ構え」と言わんばかり。

自分のしたいことをして、周囲に流されない。
それでいて主が弱っているときには、そっと寄り添ってくる。

自由でしたいことをする我儘の極みに見えて、それでも人から愛される。
うらやましいと思わずにはいられません。

「自分を大切にできない人間に他人を大切にすることなんてできない」
どこかの誰かが言ったか言わないか、そんな言葉がありますが、
自分を大切にする、というのは、どれほど難しいことでしょう……。

自身の持つ目標を心に抱えながらも、今したいことと天秤をかけてしまう。
まだ、したいことをしているなら良いほうで、
何となくショート動画やTikTokを見続けてしまったあと、この時間であれができたなと後悔をしてしまうその時間が、
自分を大切にできていない、その典型例のようにすら思えてしまう。

自分を大切にする。その方法は一体何でしょう。

休みをしっかりとる?
ほしいものを買う?
目標を達成させるための努力をする?

どれも正解のように見えます。
けれど人に聞けば答えはまちまち。十人十色。
結局方法は自分で見つけるしかない。
それがいかに難しいことなのか。そして見つけたとして、
自分を大切にするということが、どれほど大変か。
猫を見ていると感じることがあります。
彼らが行うことに、少なからず周りの人間は多大な影響を受けているのだから。

人に迷惑をかけずに自分を大切にすることはできない。そう思います。

だからこそやらないといけないこと。

  • 構ってほしいときはちゃんと机の中央に行く

  • 家の主が、家事ができないと迷惑がっていても、ちゃんと主の目の前で構ってほしいと伝える

  • 主が弱っていたら寄り添い、子供が泣いていたらあやす

三毛猫は「白・茶・黒」の三色ですが、その模様はまちまち。
さらにオスはほとんどおらず希少。
自分を大切にするその方法は、一見三つほどにしか見えなくてもパターンは無限にあって十色どころではなさそうです。

誰からも愛される猫のその立ち振る舞い、少しでもいいから教えてくれないだろうか。
一つ学びを得ようと彼らを見ると、そんな思惑を知ってか知らずか、
自由気まま、どこかへ行ってしまいます。


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