おふぃ男

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毎日遺書を書いています おふぃしゃる独男diズム https://twitter.com/08c_n

最近の記事

街灯下で雨露をしのぐ猫

午後8時。小雨が降る中住宅街を散歩していると猫を見つけた。目と目が合う。私に近付こうとも逃げようともしない。首輪はついているので飼い猫だ。不思議な猫である。私はこの猫の目を見つめているうちに、子どもの頃に家出した事が頭に浮かんできた。 何かから逃れたくなって家を出た。しかし、一人で外へ出ると心のどこかで寂しかった。それが人生で最初で最後の家出だった。家出歴3時間の私が猫の気持ちを考えた。飼い主からのひと時の解放を望みつつも、猫なりに寂しさを感じていたタイミングなのではないか

    • マッチングアプリ、始めました

      冷やし中華が年中置いてあるようなものであれば、それは冷やし中華ではない。季節限定メニューだからこそ価値がある。 マッチングアプリ、始めました。

      • はじめての日記

        noteに初めて日記を書きます。 2021/04/11(日) 3時に起床。仕事の事が頭の片隅にあるのだろう。せっかく人の家に泊まっているのに早朝覚醒。寝付けずスマホを見ていると次第に明るくなってきた。仰向けになり天井を眺める。新築のアパートという事もあり、天井も真新しい白。何分眺めたか分からないが気付いたら二度寝していた。 9時起床(2回目)。卵スープをご馳走になり家を出た。そのままの足で朝から一人でラーメンを食べに行った。あっさりとした煮干しラーメン。身体に染みた。美

        • グラドゥスアドパルナッスム博士って偉人ですか?

          ドビュッシーの有名な曲『グラドゥスアドパルナッスム博士』実はこれ人名ではありません。 パルナッソスへの階梯という意味のラテン語。パルナッソス山は芸術や学問の聖地 (wikiより引用) パルナッソス山…ギリシャに行った際には登ってみたいものですね。 ところで、なぜドビュッシーは曲名に博士なんて付けたんだろうと思いませんか?気になりますよね?調べてみました。 ピアノが上流階級から大衆のものへ変遷してきた時に、ピアノ練習曲の必要性が高まっていました。その揺籃期に、クレメンテ

        街灯下で雨露をしのぐ猫

          欲しいものリストを公開します

          1.私に理解のある人間 2.私と暮らしてくれる人間 3.私が許容できる人間 4.私の言動に耐えられる人間 5.私は…と主張できる人間 本当に一番欲しいものは「欲しい物リスト」のURL貼ってる乞食野郎に鉄拳制裁出来る権利 です。

          欲しいものリストを公開します

          秋は夕暮れなんかじゃない

          暖かな空気が肌に染み込んでいく4月。 大地を深い眠りから解放していく大気。 はっきり言って、私は苦手だ。 「冬を乗り越えれば春が来るから」と言われるが、それは越冬して春来し者達が発する言葉。私は死んだまま春を迎えた。起こしてもらわなくて結構。火に油。春はあけぼの? …ふざけるな馬鹿野郎。 一方で「秋は夕暮れ(省略)入り果てて、風の音、虫の音など、はた言ふべきにあらず。 」という文がある。清少納言が四季の中で秋を一番楽しんでいるように感じるのは私だけだろうか。 秋になれ

          秋は夕暮れなんかじゃない

          24時間

          【私の平日の過ごし方】 23時〜5時 睡眠 5時〜7時 自由時間 8時〜17時 仕事 17時〜23時 自由時間※ ※自由時間に自慰行為を含みます。 睡眠も仕事も自由時間を走るための燃料。 ただ最近は、燃料の質が下がり燃費も悪くなった。燃費を気にし始める年齢に突入した自分を客観的に見つめてみる。 「この状態でよくここまで走ってこれたな。」 今日は自分を褒める事でメンテナンスします。そうでなければ明日また走り出せる気がしないので…

          お別れした話

          仕事を終え車に乗り込んだ。 マスクを外してエンジンをかけようとすると、一本の前髪が抜けて鼻についた。私は寄り目にしその存在を確認した。か細いが黒々した髪の毛が鼻にしがみついている。私はすぐに指先で取ろうとしたが「この髪の毛、本当は俺とサヨナラしたくないのではないか」などと考えるうちに手が動かなくなった。そして遂に髪が意思を持ち、髪が私に対して主導権を握り始めた。仕方がないので10秒ほど鼻につけておいた。 髪が「私、あなたと離れる事などできないわ。」と言ってきた。俺は「知ら

          お別れした話

          イミテーション

          少年が飛び跳ねている それを見た誰かの顔がほころぶ 情熱も夢も持たない張りぼての命だとしても こんなふうに誰かをそっと癒せるなら 〜Mr.Children 『イミテーションの木』より〜 その辺に置いてある造花や、美術館にあるレプリカのモニュメントをみて「これ、本物??」と言ってワクワク出来る心を持ちたい。 以上。

          イミテーション

          大丈夫⁇

          仕事で酷く疲れている。 よほど顔色が悪かったのか、仕事中に課長が「お〜○○、調子はどうだ?大丈夫か?」と声をかけてきた。私は反射的に「はい、大丈夫です。」と答えた。 日本では言わない美徳がある。忍耐して表に出さないタフなマインドを持っている者が称賛される。しかしこの美徳が我々の生き方を難しくしている気がしてならない。 「調子はどうだ?(懸案事項は)(何か他の用事か)(単に体調は)大丈夫か?」と具体的に補って伝え、私もそれに対して憚らず大丈夫なのか否かを答えられたなら。帰宅

          大丈夫⁇

          職場での足音

          「スタ、スタ、スタ……」 「タッ、タッ、タッ……」 足音で誰が近づいて来ているのか察知出来る人は対人関係で苦労されていると思う今日この頃。私のことですね。 心拍数を上げる足音は沢山あります。 ・寝る前、上階の住人の足音。 ・試験中の試験監督の響き渡る足音。 ・山を歩いていたら茂みから足音。 ………足音を出来るだけ出さないように歩いていたら小心者になった、気がする話でした。

          職場での足音