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「ない」けど「ある」という感覚を身につけたい

4月はやっぱり苦手だ。
今年なんかは、毎週のように寒暖差があり、自律神経が元々やられている私なんかには、毎日大ダメージだ。
毎日お腹が痛い。

それに、心の余裕も無くなっている。
散財しすぎて、給料日前にカツカツになっていて、金銭的な余裕も無い(これは自分が悪い)。
心が、なよなよとしている。大丈夫だろうか?と不安になり、ひとつひとつの行動が慎重になりすぎている。

元々ネガティブになりやすい性格をしているから、生きていると、基本的には「無い」ものに目が付くようになっている。
今はちょうど買い出しができていなくて、物理的に「無い」ものが多い。
お米が切れていたり、夏服がちょっぴり足りなかったり、たまたま色んなものが無い。

でも、冷凍庫にはまだ冷凍のお米もあるし、レンチンして食べれるパックのご飯もある。
夏服も、去年買ったものが何個かあるし、工夫すれば、今の気温にちょうどよい洋服もあるはずだ。

元々物は買いすぎないようにしているが、お米やらティッシュやら、あと少しで無くなりそう!という状況になると、
私は不安になる傾向があるみたいだ。
にしても、無くたってなんとか生活はできるもんだ。

数日前、料理酒を切らしたが、別に料理酒無しでも料理はできる。
料理酒と味噌で煮込もうと思ってた魚は、塩コショウをつけて焼いたっていいのだ。
そう考えると、私はこだわりが強いのかもしれない。
一度こうだ!と決めると、それをやらずには済まない性格なのかもしれない。

それか、普段何か型にはまっていると安心しているタイプだから、
その「型」が崩れ始めると、不安になるのかもしれない。

にしても、この先ずっとこんな調子で生きていくのは、正直しんどい。
自分の中でこうあるべきだという型にあてはめ、それから溢れた自分が許容できない。
他人の目線が気になり、集中できない。

もちろん、これらは私の長所の裏返しなのだと思う。けど、しんどい。

自分に自信が無いといいながらも、ここまでがんばってきたじゃないか。
学生時代も、今の社会人人生も、もちろん自分の中で紆余曲折はあったが、自分なりに歩んできたはずだ。
この道のりは、自分が選んだから、自分にしかない、唯一無二な人生なはずだ。
自分に厳しすぎるのだろう。ムチを打ちすぎなのだろう。

今までだって大丈夫だったのだから、これからもきっと大丈夫。
世界や世の中がずっと怖かったけれど、そんな事ないんだと、最近ようやく気づけた。
また怖くなったら、対人関係や環境を見直せば良い。
この舵取りは、誰でもない、自分が担うべきだし、自分の足で、頭で、好きなようにできるのだ。

私には「無い」ものもあるかもしれないが、「ある」ものも、たくさんあるはずなのだ。
だから今年は、「ある」ものに目を向けて、この私の目で豊かな世界を見渡して、
前よりもちょっぴり前向きに、歩いていきたい。

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