見出し画像

半角全角問題 全角英数は存在しない!?

全角英数は存在しない

元々アルファベットと数字には全角などという概念は存在しません。

当たり前の話ですが、英語圏の方々は「半角/全角」キーを押すことはないのです。
そもそも英語配列キーボードには「半角/全角」キーがありません。

しかしどういうわけか(ワープロ時代の名残りらしいですが)日本では全角英数が使われている場合があります。
特に公文書系はまだ多いですね。

それはそれでいいとしても、問題になるのは
8:45
のような記述が発生してしまうことです。
一見わかりづらいですが、最初の「8」が全角になっていて、他は半角なのです。

ただ、見る人が見ると一発で分かります。
文章中でも半角なら半角に統一すべきです。
半角だったり全角だったり連発していると、指摘されるか、その人からの評価(知覚品質)は下がります。

どうやるとそうなるか

一般的な発生パターンは、半角数字を打ちたい場合に、日本語入力のまま打ってスペースキーで変換しようとします。

画像2


ここまで打って変換

画像3

この操作で半角にする方は意外といらっしゃると思います。

では、日本語入力のまま「8:45」と打ってスペースで変換してみましょう。

画像5

そうすると残念なことに「8」「:」「45」で下線が3つに分かれてしまいました。
つまり3か所それぞれでスペースキーを叩いて半角にしなければならないのです。

これではミスの基を自ら仕込んでいるようなものです。

どうすべきか

対処法は2つあります。

①半角を入力するときは、最初から半角入力にする
②スペースキーではなく、「F8」キーを押す

私はほとんど①です。
最初から半角入力にしておけば変にミスることはありません。

恐らくですが、①をやらない人は「半角/全角」キーを押すのが面倒なのかと思います。
でもお分かりのとおり、「8:45」をそれぞれスペースで変換させる方が面倒ですよね。

ミス全般に共通する話として、

ほとんどの場合は大丈夫、ごくたまにダメなときがある。

という悪魔のような法則があります。

大抵の場合は大丈夫。だから直らない。
対処法があるとしても面倒(だと思っている)なのでやらない。

こういうのも1回ハメ技としてやってみるといいんです。

例えば「山田 太郎」(山田と太郎の間には半角スペースがあります)と打つ場合、半角スペースが面倒なのかと思いますが

まず、日本語入力で「山田」と打ちます。
その後、何も考えず以下を0.1秒間以内に3連打してください。

・左手で「半角/全角」キーを押す
・右手で「スペース」キーを押す
・左手で「半角/全角」キーを押す

その後、「太郎」と打ちます。

ちゃんと日本語入力で打てるはずです。

何回か試してみてください。

もうあなたは無意識で高速半角スペースが打てるようになっているはずです!

慣れてくると「半角/全角」キーアレルギーもなくなってくると思いますよ。


【ご参考】
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?