ドラフト2022 OBの有無・地元選手を調べてみた

12月29日まで色々と予定があり、思考リソースもそっちに振りきっていたので、なかなかドラフトnoteが書けませんでした。とりあえず年末年始の暇つぶしにでもなればいいなと思い、昨年もやりましたが、ドラフト2022で指名された、球団の中にOBのいる選手と、フランチャイズのある都道府県/地域生まれの選手をまとめてみようと思います。それではスタート!

球団内にOBがいた選手

実はとても定義が難しい項目です。たとえば、中学時代に所属していたシニアの先輩後輩であったり、球団の上層部に大学OBがいたり、というような関係は、調べきれない可能性が高いです。また、今季は在籍していたものの、このオフに解雇されたコーチなどは、含めるかどうか微妙です。とりあえず、このような定義で調査します。

・今季在籍していた選手にOBがいる
・今季も来季も在籍しているコーチにOBがいる
・今季在籍していたスカウトにOBがいる
・上層部にOBがいる(分かる範囲)
・アマ時代の所属チームの監督やコーチが元プロ(分かる範囲)

【ヤク】吉村貢司郎 澤井廉 北村恵吾 / 橋本星哉
【横浜】吉野光樹 林琢真 / 鈴木蓮 渡辺明貴
【阪神】森下翔太 富田蓮 / 野口恭佑
【読売】田中千晴 門脇誠 / 松井颯 田村朋輝 吉村優聖歩 相澤白虎 
【広島】河野佳 長谷部銀次 / 中村貴浩
【中日】村松開人 山浅龍之介 濱将之介 田中幹也

【オリ】杉澤龍 / 才木海翔 入山海斗 茶野篤政
【SB】甲斐生海 松本晴 / 木村光 重松凱人
【西武】蛭間拓哉 児玉亮涼 / 日隈モンテル
【楽天】荘司康誠 渡辺翔太 平良竜哉
【ロテ】友杉篤輝 金田優太 / 黒川凱星
【ハム】奈良間大己 / 藤田大清 中山晶量 山本晃大

ざっと調べてみましたが、こんな感じでした。支配下/育成 です。ほとんどの球団が3~4人にとどまるという結果は、多いのか少ないのか分かりませんが、もし、この経路でドラフト予想するのであれば、「参考にはなる」ぐらいに考えていた方が良さそうですね。

地元・準地元選手

続いて、こちらも調べてみます。地元選手は、フランチャイズのある都道府県で生まれていたり、アマ野球をしていた選手。準地元選手は、フランチャイズのある地域(ソフトバンクで言えば九州全体)でアマ野球をしていた選手という定義です。地元選手は太字にして区別しておきます。

※ただし、関東で野球をしている選手は相当な人数になりますから、関東にフランチャイズのある球団のうち、DeNA・ロッテ・ヤクルト・読売は、それぞれ、神奈川・千葉・東京しか入れないこととします。西武は埼玉を含む関東の北エリア(群馬・栃木)を範囲内とし、群馬と栃木は準地元とします。

【ヤク】吉村貢司郎 北村恵吾
【横浜】
【阪神】戸井零士
【読売】萩尾匡也 田中千晴 門脇誠 松井颯
【広島】河野佳 名原典彦 久保修
【中日】村松開人 濱将之介

【オリ】才木海翔 入山海斗 曽谷龍平 茶野篤政
【SB】大津亮介 甲斐生海 山下恭吾 内野海斗 重松凱人
    大野稼頭央 松本晴 前田純 盛島稜大
【西武】蛭間拓哉 是澤涼輔
【楽天】荘司康誠 伊藤茉央
【ロテ】黒川凱星
【ハム】

ソフトバンクが圧倒的な地元・準地元指名を敢行した以外は、どこもそこまで多くないですね。個人的には、ハムが北海道関連ゼロということに驚きました。全く狙っていなかったというわけではないでしょうけど。

よく、ドラフト前に、「〇〇は関西出身だから阪神が指名するのだろう」といった意見が出ますが、実際は特にそんなことはありません。巨人やヤクルトは東京が本拠地なので、東京の選手が多いのは間違いありませんが、上に挙げた6人のうちの3人は、大学時代しか東京でプレーしていません。ただ、意図的に避けているとまでは言えない人数なので、逆張りが当たるとも言い切れないでしょう。

おつかれさまでした!

今回はサラッと、しかし割と調査時間のかかるnoteでした。今年のうちにドラフト2022を振り返っておきたかったので、やり遂げた満足感はあります。来年も野球ネタ(主にドラフト)を中心に、たまに他のネタも書きつつといった感じでお送りします。今年もnoteを読んでくださり、ありがとうございました。来年もよろしくお願いします!

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