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太陽の子

太陽の子

灰谷健次郎

高校生の頃に読んだのかな
40年ほどぶりにまた読んでみる

最初の頃の衝撃と又違った衝撃がある

読み直しって結構いいもんだ新たな感情が芽生えるって感じかな

「てだのふあ・おきなわ亭」でふううちゃんを中心に繰り広げられるヒューマンドラ
沖縄のおおらかで優しい人柄に隠された悲しみや苦しみ

そして日本人が日本人を差別する 沖縄差別

ふうちゃんが成長する過程を事細かに表現する

小学六年生の考え方ってもっと幼いとおもったが
凄いしっかりしる
当時の自分と比べてみると
自分が情けないくらいだ

沖縄料理そんなに好きじゃないけど

この小説に出てくる沖縄料理は凄く美味しそうだ

てだのふあ

てだは太陽という意味と
神という意味があり

神の子とも言う

ふうちゃんの最後の言葉

『うち 結婚したら二人子供産むねん』

お父さんと
きよし君のお姉さん

この言葉が印象的だった

人間の子供はみんな神の子だ
きちんと育てれば
みんないい子に育つ

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