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私が妊娠してると知った日

【この記事について】
妊娠してからの記録で、
安定期に入ったら公開しようと思っていたものをまとめて公開しています。

妊娠した

どんな風にどんな気持ちで
受け止めたらいいのか
こんなことなら気持ちの予行演習しとけばよかった

妊娠をした。


仲良しの占い師さんから、「私普段、お客さんにこんなこといわないんだけど、赤ちゃんそこまできてるッ!!!」っていわれて、
「マジですか!!??」と笑いあってから数ヶ月。その話をしたときは、妊娠できる性行為さえしてなかった。

その間、チャンスだったのはたった一度だけ。 赤子選手、ゴーーール!!!!

実感はなかった

生理がこなくて、なんとなく勘で、「あー八割方そうだろうな」と思った。
けど、「妊娠超初期症状」でネットで調べて出てくるそれは、ほぼ生理前のそれだし、普段と違うところといえば、なんかしらないけどめちゃくちゃ食後に眠くなるくらいだった。
からだって思い込みでなんとでもなるのもしってるから、「まあそう思ってるだけかも」とも思っていた。

生理がこなくなって9日目、瞑想にはまってるので、昼間っからエイブラハムの翻訳音源をYouTubeで流してたとき急に「検査してみるか~」と思ってやってみた。ら、はっきりと印が出た。

わー!とかキャー!とかやっほーい!というより「あ~。やはり。」って感じだった。
旦那に報告する顔はさすがにニヤついてたかもしれないけど、自分が「妊娠した!」と報告するのに想定していたテンションより、150倍は低かったと思う。というか、実感が薄すぎた。

旦那もよくわかってなかった

在宅勤務してる旦那にもそのテンションで見せにいったので、

「ん~!?!?!?!?!(無言ハグ)」
 
みたいな、お互いなんとも微妙なテンションだった。(笑) もっと、アメリカンドラマみたいな「イエス!!!!!!」みたいなのだと思ってた。想像と違ってたことその1。

使った検査薬を買ったのがずいぶん前だったので、再度薬局に新しいのを買いにいって、やっぱり陽性だった。

まさか一度で妊娠するとは、信じてたような信じられないような気持ちだったので、ここではじめて産婦人科探すか~と検索。一度陽性を知ってしまったら早く本当か確認したくなったので、最終のすべりこみで予約をいれた。

バスでいくくらい遠目のところだったけど、近所の産婦人科は平均口コミが悪すぎたので断念。

予想外の初診

初診。コロナで一人しか入れないのをすっかり忘れて、心細いので旦那をつれてきてしまって、寒空の下に放置w

尿検査をして、助産婦さんと面談。
「今回は妊娠おめでとうございます!」
「……あ、ありがとうございます……」

先生お願いします~と声がかかって、先生の第一声
「妊娠されたんですね。おめでとうございます。」
「……あ、ありがとうございます……」

想像と違ってたことその2。

あれ?これって先生が確認して、「◯週ですね!」とかいって、「わー!!」ってなって、「おめでとうございますーー!!」ってなるやつじゃなかったっけ?
そんな結婚式場いったときみたいな、「あ、もうここに来たってことは、そういうことですんで」みたいな感じだったっけ?

市販の妊娠検査薬の精度がかなり高く、それで陽性だったらまず妊娠、というのはどこかで見たことがあったけど、なら、あのタイミングでもうちょっと喜んでよかったんですね!!!????!!!!??
なんだよ~。そんなシンプルだなんてしらなかったよ~。

まだ卵だった

まだ赤ちゃんは、卵状態らしく、
心臓がちゃんと動いているかわかるのは二週間後らしい。

自分が妊娠するとは微塵も実感もなく、当然「まあもしかしたら」くらいには思っていたけど大した想定もしていなかった。散々子育て漫画とか出産レポとか読んだことあるくせに初期に踏む行程は詳細を調べてもおらず、かといって検索しても気分が悪くなりそうなので、とりあえず本でも買って様子みればいいのかしら。なにもかもわからなすぎる。

ちょっとまだ事実が飲み込めなさすぎて、自分のからだでこれから人間が育つとか信じられなさすぎて、いろいろかんがえたら頭がパンクしそうなので
いつか公開する日がきますように、と思いながら今日のことを必死で書いている。
比べるものでもないけど、なんか一回で子どもができて、よかったのかな、なんて思いもちょっとはある。
なんとなく漠然といつかはそうなるだろうな、と思っていたことが現実にやってきて、あまりに実感がなさすぎてよっしゃーでもやったーでもない「???」みたいな気持ちでいる。
赤ちゃんがほしくてほしくて、待ち望んでいる方からしてみれば、もっと喜べよ!!!!って言われてしまいそうなくらいだと思う。


2020年12月7日。
私が妊娠してると知った日。
つわりもなく、なんかからだは変な感じだけど
気持ちはすこぶる健康。
まだ、「わたしと子がいる」ってより「わたし」ってかんじ。


編集後記

この時は不安でいっぱいで気が狂いそうだったので、とにかく記録をどこかに残しておこう、と思っていました。まだ誰かに伝えることもできない、「生きるか死ぬかわからないいのち」が突如お腹の中にやってきて、気持ちが追いついていなかった気がします。こうやって公開できるくらい、すくすく育ってくれてよかった。

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