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私を支えてくれた曲たち

こんばんは、みさとです。ニューヨークは金曜日の夜中です。
引きこもりでぼっちがちの私ですが、今日は珍しく友人と友人の旦那さんと、ロウアーマンハッタンあたりで美味しいご飯とお酒をいただき、楽しい良い夜でした。
帰りになんとなくスマホで思い出深い曲を集めたプレイリスト(笑)を聞いていたら、多分酔っ払っているんでしょうね、なんか、ふと涙が出てきました。ニューヨークももう5年目、本当に色々あって、あの頃聞いていた曲だなとか、こんな気持ちで聞いていたなとか思い出して、で今なんやかんや積み重ねた上に幸せにこの街で過ごしているななんて思ったら、なんか気持ちが溢れてしまって、凄まじい顔で地下鉄乗って帰ってきました。(恥ずかしい奴)
多分酔っ払っているのもあるので、夜中に書く日記や手紙のような内容になるかもしれないですが、備忘録として、今まで一緒に生きてくれた曲たちを書き記したいと思います。
いいんですよ、恥ずかしくてもなんでも、正直な今の気持ちですから。

Funny Bunny  by the pillows


大学卒業後、企業への就職という道を選ばず、フリーランスで映画/ドラマの制作現場に入りました。
道なき道を行く不安は大きく、そんな自分をこの曲は励ましてくれました。またその仕事を実際に始めた後、歩み始めた自分を誇りに思う気持ちがありました。

<歌詞抜粋>
キミの夢が叶うのは
誰かのおかげじゃないぜ
風の強い日を選んで
走ってきた

飛べなくても不安じゃない
地面は続いているんだ
好きな場所へ行こう
キミなら それが出来る

the pillows 「Funny Bunny」

どう行けばいいか分からない、不安だった、どうしたらいいか分からなかった、でも方法はある、手探りでも不器用でも歩いていこう、って思わせてくれた。
それから、「誰か様のおかげです」というところ、誰か様のおかげももちろんあるけど、あなたが頑張ったんだよ!っていうことを認めてあげようよっていうのがすごい好きでした。
私頑張ったもん!だからここにいるの!って。笑

Week!  by Do As Infinity

映画/ドラマの制作現場で働いていた頃、
朝4時起きで夜中まで働いて終電後にタクシーで帰る毎日。
疲れ切ってフラフラで、でも同時に充実感も感じて夢中で走り続けていた時に聞いていた曲です。

<歌詞抜粋>
Your Sunnyday Have a nice day 溢れ出して
夢の途中 歩いてみて
負けないで 泣かないで 頼らないで
理想を今 イメージして
いつかは ほら 強くなれる

負けないで 泣かないで 頼らないで
誰のせいでもない It's your life
探して 夢見て 答え出して
選んだのは私だもの

Do As Infinity 「Week!」

手探りで自分の行きたい業界、仕事につき、本当に苦労したけれど、でも私が選んだ道を走れている!という嬉しさもあり、辛いなと思った時も「選んだのは私」と思って自分を励ましていました。
「負けないで 泣かないで 頼らないで」
ピシャリと言ってくれる歌、当時の私にはすごく必要でした。

Mashi Mashi   by  Noco touches the walls

映画/照明業界を離れ、一般の会社勤務を経て、照明デザイナーとなり、しかし留学してみたいという夢がずっと忘れられず悶々としていた時期。
ふと深夜にやっていたアニメ「ハイキュー!!」のエンディングに流れていた曲に釘付けに。「あとは君次第」と何度も何度も語りかけてくる。

せっかく築いたキャリアから離れるのか?でもやらなかったら一生後悔すると、ずっと悩んでいて。でも本当に「きっと理想、願いを叶えるも
黙って明日を迎えるも、あとは君次第」。
以下リンクはアニメのエンディングの映像とともに短いバージョンですが、思い出深いので、このバージョンで乗っけときますね。

<歌詞抜粋>
あとはきみしだいです
あとはきみしだい
きっと理想、願いを叶えるも
黙って明日を迎えるも
あとはきみしだい

あとはきみしだいです
全部きみしだい
きっと甘い甘いと云われても
違うよ違うと貶されたって
あとはきみしだい
迷うんじゃない
迷うんじゃない
きみしだい
きみしだい
きみしだい

Nico touches the walls 「Mashi Mashi」

全部私次第なんだ、あとは私次第!
この曲に気づかされて私は、照明デザイナーとしての夢の次、世界で活躍できる照明デザイナーになるという夢を叶えるべく、留学するという道を選び、動き始めました。

Go  by Bump of chicken

単身NYに引っ越してきた時、一人ぼっちで、不安で、心細くて、先も分からなくて。
「とても素晴らしい日になるよ、怖がりながらも選んだ未来」
「とても素晴らしい日になるよ、選ばれなくても選んだ未来」
この曲に出会いものすごく励まされ、この曲が私に笑顔を与えてくれた。

また、なぜNYに来たのか大義名分はあったものの、私の本心は
「どうしたくてこうしたのか 理由を探すくせがある 人に説明出来るような 言葉に直ってたまるかよ」
まさにその通り。笑
あと本当に、「体は本気で応えている」すごくそう思う。
体がどうにかついてきてくれていることに大大大感謝。ありがとう私の身体。

<歌詞抜粋>
とても素晴らしい日になるよ
怖がりながらも選んだ未来
君の行きたい場所を目指す
太陽は今日のためにあった
体は本気で応えている
擦りむく程度はもう慣れっこ
喜んでいいものなのかな
一生今日が続いて欲しい

誰かが誰かを呼んだ声
知らない同士 人の群れ
辺りは期待で溢れた
僕だって急いで走った
何かが変わったわけじゃない
何かが解ったわけじゃない
ゴールに僕の椅子はない
それでも急いで走った
思いをひとりにしないように

とても素晴らしい日になるよ
選ばれなくても選んだ未来
ここまで繋いだ足跡が
後ろから声を揃えて歌う
心が宝石を生む度に
高く浮かべて名前付けた
強くなくたって面白い
涙と笑った最初の日

何かが変わったわけじゃない
何かが解ったわけじゃない
でこぼこ丸い地球の上
誰かが誰かを呼んだ声
知らない同士 人の群れ
でこぼこ丸い地球の上

Bump of chicken 「Go」

She's always a woman  by Billy Joel

今までの流れを見ると、ちょっと毛色が違う曲ですね。
ビタースイート?な恋愛の思い出の曲、でも一生好きな曲だと思うので入れました。
この曲ってすごい素直で真実で、歌詞を見ると、どんな悪女?って思うかもしれないけど、でも「She's alway a women to me」やっぱり愛してるんですよね。私も女性なので女性のそういった面分かるし(笑)
全てを分かっている上で、こんな風に歌ってもらいたいなって思ったりします。笑 分かりますかね?笑

<歌詞抜粋>
She can lead you to love, she can take you or leave you
She can ask for the truth but she’ll never believe you
And she’ll take what you give her as long as it’s free
Yeah she steals like a thief but she’s always a woman to me
<和訳>
愛を差し伸べたかと思えば、それで人を振り回す
本心を訊ねるけれど、決して本気にはしない
代償のないものだけを、彼女は手にする
そう、彼女はまるで泥棒なんだ、でも僕にとっては一人の女性

Billy Joel「She's Always a Woman」

Ray  by Bump of chicken

バンプは本当に優しい歌を作りますよね。心の底から存在してくれてありがとうと思う。
こっちに来て、辛いことや傷ついたこと、心がバラバラになったこともある。そういう時に寄り添ってくれた歌。きっとこれからも。

抜粋しようと思ったけど全部いいので、全部歌詞乗っけときます。笑

お別れしたのはもっと
前の事だったような
悲しい光は封じ込めて
踵すり減らしたんだ

君といた時は見えた
今は見えなくなった
透明な彗星をぼんやりと
でもそれだけ探している

しょっちゅう唄を歌ったよ
その時だけのメロディーを
寂しくなんかなかったよ
ちゃんと寂しくなれたから

いつまでどこまでなんて
正常か異常かなんて
考える暇も無い程 歩くのは大変だ
楽しい方がずっといいよ
ごまかして笑っていくよ
大丈夫だ
あの痛みは 忘れたって消えやしない

理想で作った道を
現実が塗り替えていくよ
思い出はその軌跡の上で
輝きになって残っている
お別れしたのは何で
何のためだったんだろうな
悲しい光が僕の影を
前に長く伸ばしている

時々熱が出るよ
時間がある時眠るよ
夢だと解るその中で
君と会ってからまた行こう

晴天とはほど遠い 終わらない暗闇にも
星を思い浮かべたなら すぐ銀河の中だ
あまり泣かなくなっても
靴を新しくしても
大丈夫だ
あの痛みは 忘れたって消えやしない

伝えたかった事が きっとあったんだろうな
恐らくありきたりなんだろうけど
こんなにも

お別れした事は
出会った事と繋がっている
あの透明な彗星は
透明だから無くならない

◯×△どれかなんて
皆と比べてどうかなんて
確かめる間も無い程
生きるのは最高だ
あまり泣かなくなっても
ごまかして笑っていくよ
大丈夫だ
あの痛みは 忘れたって消えやしない
大丈夫だ
この光の始まりには 君がいる

Bump of chicken 「Ray」

今まで思ったことなかったんですけど、
心が張り裂けそうな時があって、で、今泣いているこの心、この感情もいずれ消えて私は忘れてしまうんだな、それは嫌だなって思っていたんですよ。どういう感情か今もよく分からないのだけど。
でもこの歌詞で言っているように、痛みは忘れたって消えやしないんだって、それを聞いてなんか安心した。

こっちにきて色々あって、弱さをすごく知った。びっくりした、私ってこんな弱いんだって。
でも同時に自分は弱いと知って、前よりも強くなったような気がする。

「生きるのは最高だ」

この歌詞に笑みがこぼれてしまう。うん、生きるのは最高だ!


これから先も、色々な場面で支えてくれる曲に出会っていくのでしょう。素晴らしい曲を作ってくれるアーティストたち、本当にありがとう。

あなたにとって、人生のその時その時を支えてくれた大事な曲たちはなんですか。大事なことだけど、忘れていたりも結構ありますよね。
一度立ち止まって、心から取り出してみてはいかがでしょうか:)

以上、私の人生で大事な曲たちの備忘録でした。
私にとっての備忘録、きっと多くの方々にはただの酔っ払いが感傷に浸っているだけかも(笑) 巻き込まれた方々、ごめんなさい。

読んでいただきありがとうございました!

ニューヨークから愛を込めて
みさと


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