(46)オオバベニカシワ
大葉紅槲。いつにしようかと狙っていたが、とうとう染める日が来た。にょきにょきと次々に生えてくる謎の植物が染料らしい。枝を刈り取り、大きな葉も採取がとても簡単で作業が楽。黒を染めるのに使われたというが、この採取が楽で丈夫で馬鹿みたいに増える点もきっと重宝したのだろう。
とりあえず染液を煮出して、月イチのヨガクラスと図書館へ向かった。久しぶりにウォリアーのポーズをしたらフラフラしてしまい、大腿部はサボらずに動かさないとと反省。
煮出していると黄味の茶色の液で、こんなのが本当に黒を染めるのか? 半信半疑で鉄媒染液に浸していると、それは美しいグレイになった。疲れも吹っ飛ぶそれはきれいな色で、グレイの空に愚痴っていたけど、グレイはきれいな色だったと思い出した。乾かしてみないと何とも言えないが、今迄で一番いい感じな気がする。
枷を作るために、実家にあった道具を送ってもらったところ、考えていたのと違うものが届けられた。これは糸を計るためのものではないのかしらん。糸の扱い方も覚えないといけないな。
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