（182）振ると出てくるのは。

四月も半ばを過ぎて春の花が次から次へと移りゆく。歓びに溢れる植物や生きものの高揚感を感じる一方で、人間界は悲しいニュースばかり。戦争のニュースと政治と軍事の情報ばかりをつい読んでしまい辛くなる。ピンクフロイドがウクライナ支援のために発表した新曲「Hey, Hey, Rise Up」を合唱でカバーした動画がTwitterで流れてきた。胸に迫る歌で編集もすごくいいのだけど、これがフィクションではなくリアルな現実という苦しさ。 https://twitter.com/carlbildt/status/1515294443175387139?s=21 いったいどうしたら終えられるのか。 ウクライナの人々に一日も早く平和が訪れることを願うばかりだ。戦争はきらいだ。  植物染めのクラスへ通い始めた。といっても初心者向けでまだ一回だけど穴ぼこだらけだった図にポコポコとピースがはまり始めて楽しい。一歩一歩楽しんでいきたいな。  このところ物事の展開が自分ごとも予想外すぎる事の連続で驚いている。 ぽん！と転がった次の目を開けると「？？？？？！！！」となることが飛び込んでくる。衝撃が強すぎて、何が起きているのかを理解して検討し、自分はどう考えるかどう感じているか、どうしたいのか、どうしたらいいのか？ 一々これを行わないと、曖昧なままで残すと奥の方に澱となって溜まり、心の奥底で水を濁す。時間が経ってからこういうのを片付けるのはとても骨が折れていよいよ時間がかかるので、なるべく早くした方がいい。 なんでこんな事ばっかり、と思うけれど、自分にも原因の一部はある。私はアイデアだけはポロポロと出てきてしまう質で、ふだんは自分の中でだけで終始している。ところが少し前、私の話から相手が触発されて私も反応して話していたところ非常に気に入られてしまった。それ自体は悪くないけれど、アイデアはアイデアであって現実化は別次元の話なんだけど、とっても気に入ってしまっているらしい。 自分で言うのもなんだけど、ほとんどのアイデアはしょうもないものだけど、私はとっても素敵に見えるアイデアをたまに言う。でも大抵それはとっても難しくて私には力が足りない。無責任なアイデアだから言えるだけ。言わなきゃいいのに、つい喋ってしまう自分が悪いけど、私は振られるとアホみたいに次々とアイデアを喋ってしまう時があって時すでに遅し。あと、喋る内容は思いついたから言ってるだけで、やりたい訳ではないのです。