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(162)雨と猫

7月に入ってからしばらく一日中降り続く雨の日だったが、一休みして、午前中は曇り空で午後からはいきなり雷雨という天候に移行した。雨が上がると生き物たちがホッと一息つき動き出す。テラスの手すりの上を何かが移動していてそっと近寄って見ると、手すりの端っこまで来たカナヘビが下を覗き込んでいたが、シャッターを押した瞬間身体をくねらせてジャンプして草むらに飛び込んでしまった。 ![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/56649796/picture_pc_9c4332fc39aee4f4a8acbf459d407a1c.png) 猫は雨が嫌いで庭に出ることもなく、だらだらと過ごしている。私がソファベッドにいるとジジがすかさずやって来ては、一緒にだらだらしてとても嬉しそう。飲み終えたマグカップに足をかけていたので注意しかけて猫の脚って何てかわいいのと見惚れてしまった。バカ親だな。しかし、猫がいるだけで何でもない日常がとてもハッピーな時間になる。猫が偉そうにしてるのも当然かと思う。 ![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/56649804/picture_pc_1fc448f3cc245c88ecb26b00556c57a8.png) 子メダカが水面近くを泳ぐようになったので毎朝池をのぞき込んでいるが、いつの間にか子メダカのサイズも大中小と様々な大きさの稚魚が泳いでいる。早くみんな大きくなってスイミーみたいに群れにならないかな。 写真は1代目子メダカ時代のものなのでほぼ水草と藻で、細長いのはおそらくヒオウギスイセンの葉っぱの影だろう。 雨でびしょ濡れで写真を撮る気にもなれないが、植物は成長している。この雨の中でミニトマトが一斉に赤くなり、沢山採れたので焼きトマトソースにしたところ、あまりにも美味しくてびっくりするソースになった。数個だけ採れたインゲンや枝豆も味が濃くてとても美味しい。何なんだこれは。ずっと昔ベランダで栽培した豆はドッサリ取れたけど不味すぎて食べられなかったし、引っ越してきたばかりの庭で育てた野菜も貧相で美味しくなかった。土のちからは偉大だなとしみじみ思う。 なんとなくフェーズがまた変わって色々変化がありそうだな。

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