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もう日常の“犯人捜し”でストレスを抱える必要はない!新しい視点から考える

おいっす~!神谷美里です!
日常生活の中で『犯人捜し』をしたことはありませんか?
犯罪にかかわることであればもちろん必要な行動であると思います。
日常における『犯人捜し』について考える機会があり、私は日常生活における『犯人捜し』は百害あって一利なしだと思いました。
なぜそう考えたのかを記載していきます。


問題解決の妨げになる

まず第一に日常における「犯人捜し」の問題点は、問題の解決につながらないことです。問題の原因を特定することよりも、誰が悪いかを突き止めることに焦点を当てることで、問題を解決するための建設的な対話や解決策の模索が妨げられる可能性があります。

例えばバーベキューの時に担当者が飲み物の買い出しを忘れたとします。買い出しを忘れてしまったことは褒められたことではありませんが、担当者を責めても飲み物は出てきません。飲み物がないという問題を解決する為には、誰かが買い出しに行くことが必要です。その上で、なぜ買い出しを忘れてしまったのか・どうすれば防ぐことができたのかを考える必要があります。もしかしたら担当者を設定したつもりで、本人には伝わっていなかったかもしれないし、当日病欠してしまったからという可能性もあり得ます。
視点を変えれば確実にこの人が悪い!と言い切ることができない場合は特に、問題を解決するための妨げになるといえます。

不和を生む

さらに、「犯人捜し」は、関係者の間に不信感や分裂を生み出す可能性があります。誰かが責任を問われていると感じると、問題を解決することに協力的でない可能性があります。またそういった犯人捜しを行う人は、自分の行動を正当化するために、他人を非難する可能性もあります。

たいていの場合、どちらか一方が100%悪いことはありません。比率の差はあれどお互い様という事象がほとんどです。にもかかわらず、一方的に片方を悪者にする姿を見たら、あなたはどう感じますか?
私は「この人は自分を聖人君子だと思っているのかな」と感じます。
そしてこういったケースは上下関係を利用している場合があります。上の立場だと自負している人が下の立場の人に対して行動しているケースです。冷静に自分にわずかでも非があることには思い至らず、一方的に下の立場の人を非難する傾向が高まります。その場合、そのグループには不信感が生まれ、上の立場の人の顔色だけを窺うようになってしまいます。

物事には原因があり、それによって何かが起こり結果が生まれます。結果だけを見て犯人探しをすると、実はその原因が自分に合った時、自分が周りからの信頼を失うリスクが高まるのです。

正しい背景を見落とす原因になる

最後に、「犯人捜し」は、問題に対する共通の理解を妨げる可能性があります。誰かが犯人であると特定されると、その人が問題の原因であると見なされる可能性が高くなります。これにより、問題の他の側面や、問題の解決に役立つ可能性のある他の要因が見落とされてしまう可能性があります。

問題を起こしたその人そのものが問題なのではなく、なぜその問題が起こってしまったのか・どうすれば問題は起きなかったか・今後の対策はどうすべきか・・・ということの方が重要です。しかし犯人探しをすることでそういった根本的解決を考えずに犯人を見つけたからいいという考えに陥ったり、その人を排除すれば問題は起こらないという短絡的な考えに陥ることがあります。
実際にはその人を排除したとしても同じ問題は起こりうるのです。問題解決にはその背景や側面を把握し、過程を検証し結果につなげる必要があります。


問題を解決するためには、原因を特定し、建設的な対話を通じて解決策を模索することが重要です。誰が悪いかを突き止めることに焦点を当てるのではなく、問題を解決するために協力する姿勢を示すことが重要です。

冒頭にも述べたように、犯罪における犯人捜しは別問題です!
仕事における『責任の所在』は明確にする必要がありますが、『責任の擦り付け合い』は悪いものしかうみません
日常生活における『犯人探し』に躍起にならずに、人として経験をつめた!と考えて対策していけるのが理想ですね。

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