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でっかいロードマップを描くよりも、今日手持ちのカードを切って一個でもコマを進める

仕事でマレーシア生活を振り返っていたら、自分が戻りたくなってしまった話

お仕事で週末料理教室・こころキッチンの元主宰・江藤三穂さん率いる『グローバルライフ』というプロジェクトにジョインしている。

当時は料理教室のサポートに入らせてもらっていて、三穂さんは海外飛び回りながら料理教室起業、私はOLで自分の料理教室も細々やりながら三穂さんの元で学ばせてもらっていた。

そんな影響も受けつつ、海外でのお料理教室開催に連れてってもらったり、個人でもハワイでごはんづくりの仕事をもらったり、、、急に海外との繋がりが生まれる中、ついには自分自身もマレーシア移住した経験から、このグローバルライフの運営メンバーとしてもお仕事をさせてもらっている。

週末はそんなグローバルライフでのイベント開催2連発でした。
今は、月に2回イベントを開催していて
・教育移住・親子留学
・グローバル婚活
・海外就職・現地採用
・3パターンの東南アジアで生きる日本人女性のトークイベント(カンボジアで料理教室をして生きる方、20代にしてミャンマーで学校立ち上げをした方、あと僭越ながら現地採用枠で私!)

なかなか面白い切り口で、多岐に渡る方に興味を持ってもらえると思うし、というかたくさんの方々にきっかけを作れているんではないかと思ってる!

(まだプロジェクトのHPがないから、今後のイベントやサービスが気になる方は江藤三穂さんのインスタグラムからメルマガor公式LINEを登録してみてね)

そんなこんなで私自身、マレーシア生活を振り返ることの多い2月でした。
マレーシアでご縁のあった方に登壇をお願いして懐かしい話に花を咲かせたり、マレーシア移住のきっかけとなったミャンマー在住の友人に登壇してもらうにあたり今の彼女のチャレンジの話を聞けたり、自分でもマレーシア移住の魅力を伝えるべくあれこれ調べながら資料を作成していたところ、自分がいちばんマレーシアに戻りたくなってしまった^^;

マレーシアは素晴らしい!!少なくともわたしにとっては。
たくさん住んでみたいところがある中でも、また住みたいと思える国。

ちょうど1月からフリーランスになり、時間・場所の制約をひとつ外すことが出来たタイミングで、ここ数年で気づいた自分のテーマである『好きなごはん求め好きな街を転々と』の経歴を増やしていきたいなぁという思いが沸々と。

せっかくこんな素敵なプロジェクトにもジョインしてるわけですし、自分が実験台になってみなさまにシェアできることをマレーシア以外にも増やしたい!

「時間・場所にとらわれず世界のどこにいても収入を得られる」の第一歩として日本国内のワーケーション

そんなわけで、私の
「時間・場所にとらわれず
 世界のどこにいても収入を得られる」

の第一歩は日本国内のワーケーションです。

この話の流れで海外じゃないんかいというツッコミを受けそうですが!
私のテーマは、『好きなごはん求め好きな街を転々と』であり、どこか一カ所にとどまるというより、国内外問わず好きな街をごはんを軸に中期間で攻めたいという感覚なのですよね。だから旅行ともちょっと違うし、かと言ってひとところに永住とかは考えられん。

で、最近は『今の手札からカードを切る』が大事ってことが、より一層腑に落ちてきてる。
新しいカードを手に入れることばかりを考えがちだけど、それだと遠回りになることも。
というかとりあえず手持ちのカードで移動してみると、移動した先でまた手持ちのカードが増えるんよ。その方が結局展開早かったりする。

以前は、大きな願いがあるのにそれを妥協してるかのように感じていた時期もあって、現地採用という誰でもできる方法で移住したこと、それでいながら「海外移住」という大げさなキーワードを使うことをなんだか恥ずかしく思っていた。
でもそんなことは関係ないというか、この「できる方法でいち早く移動」が意味のあることだってのが、身に染みてわかった。

たとえば、「家事をしたくない!」でも
・いきなりすべて家事代行頼むほどのお金はない
・主婦の自尊心ということにおいても心理的ハードルがある
ということなら
・季節に一度のエアコン掃除を業者に依頼する
・食洗機やお掃除ロボットを導入
が今すぐにできる第一歩であり、手持ちのカードってこと。

多分、多くの人が『家事代行を心置きなくできるほど稼ぐ!』が正しい努力のように思ってしまうんだよね。
でもそれだと、
心置きなく家事代行を頼めるっていくら稼げばいいの?って話だし、
家事代行ってどの程度のものを依頼するの?だし、
それよりも、
季節に一回エアコン掃除の依頼することで、
「プロにお任せするとこんなに楽ちんなのね~」の体験や
「人に掃除をしてもらって快適に過ごせた!」体験や、
「その家事をやってもらったおかげで午後はゆっくり子供と過ごせたわ~」の体験、をいち早くすることのが大きくて、
この1mmの進歩により、「家事代行」という選択肢が、鮮明に自分の中に刷り込まれるイメージ。

わたしが最新で手に入れた手持ちカードは
『日本国内であれば、Wi-Fiさえあれば
どこでも仕事ができる』

である。

些細というかこんな条件を持てる人はごまんといると思うけど、
結構なキラーカードだと思う^^

日本国内の制約は、食品PRの仕事でちょこちょこ自宅への配送物や自宅での撮影が生じること・コアの仕事で都内での営業同行が稀にあること・お弁当屋さんもまだ細々続けたいこと、を加味して拠点はここ江ノ島あたりにステイと考えてる。

それにもう一歩海に近づきたい思いもある。(今すでに海までは徒歩5分圏内だけど!)

ちなみに会社員の前職も在宅制度はあったけれど、
セキュリティの都合上、認められた自宅でしか稼働できないので、あくまでも自分の家に囚われ地縛霊のようになるしかなかった👻」

(それでもランチ休憩1時間を使ってお散歩できたり、電車移動の2時間削減や、ノー化粧デイを作れるのは大変ありがたくて素敵な日々だったけれどね✨)

だから一言で「在宅ワーク」「リモートワーク」と言っても、その環境やできることはさまざまなんだよね。
現状の環境のよい点に感謝しつつも、このあたりよりブレイクダウンして自分の望みに対する最適化を図ることが大事だと思ってる。

今、メインでしているお仕事は、個人事業主が集まってひとつのプロジェクトを作っていてそんなわけなのでみんなリモート慣れしてるわけです。

一方でお堅い部分も持ち合わせてるので、MTGなどジャケットを着て静かな場所で参加が望ましいなーと思う場面も多々あり。

なので、基本リモートとは言いつつも、カフェで気ままに仕事する時間は一応吟味しています。
つまり完全に自分のペースで仕事してるわけではないってこと。

今でもふらっと海外に行って1週間しれっと仕事というのも全然可能だし、
実際メインのプロジェクトには、
・しれっと仕事してるけど実は農業移住してる人(畑仕事は早朝でその人は10時から稼働なので誰も気づかない)
・しれっとMTGもいるから気づかなかったけど人知れず一ヶ月くらい海外滞在してた人
などなどいる。

なのですが、万が一にもネット不良によるトラブルは絶対に避けたくて。
具体的には
・Wi-Fiカフェが見つけられない
・宿泊先のWi-Fiトラブル
(ホテルなら考えにくいがコスト面でAirbnbの使用も大いにあるので)

となると
・土日中に到着して渡航先でのWi-Fi環境をクリアにしておく
(滞在先の通信精度の確認はもちもん、もし一時トラブルの際のWi-Fiカフェの所在、少なくとも手元iPhoneでのスラックやラインが繋がるようSIM環境を整えるなど)
が必要になる。

日本国内ならこれらの心配は大体ないし、
「マレーシアから戻ったら、日本国内も楽しみたいなぁ」の願いもまだ叶えられてなかったから、今が叶え時だと思うんだ〜。

そんなわけで第一歩は国内ワーケーションくらいがいいかな~と思ってます。

「1週間も滞在して一日のほとんどを仕事にもってかれるのがもったいなくない?」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、私のメインの目的はめしです。

私の強靭な胃袋を持ってしても、一度の旅行に詰めこめるめしのスケジュールには限りがあります。
だから私としては日に2〜3回のごはんの時間とちょっとした散歩の時間が確保できればよいわけで、それ以外の時間を旅行中でも稼ぐことに当てられるのはむしろ好都合なんだよね~。

たとえば
・大阪や名古屋のAirbnbとかの民泊に滞在しつつ
・朝は近場を散歩
・昼夜は現地のごはんを食べて
・場合によっちゃ各方面に住んでる友達と会って
・前後の土日だけは終日観光
これ最高プランじゃないですか?

これを春くらいには実現しようと思っているので、その様子もnoteやインスタグラムでしたためていきたい所存です(*^ω^*)

ちなみにわたしが大きく描きすぎたロードマップとは…


かくいう私もマレーシア移住したいという願いを持った時にまず思ったことは、
・お料理教室でかくして
・自分の手を動かさなくても回る状態にして
・1,000万円貯めたら
・MM2Hで移住
(月26万以上のマレーシア外の収入+1,000万マレーシアに預金、というビザ要件を満たせるので)
でした。

華型ロードマップというかシンデレラストーリーを思い描いていたけれど、実際には平日はOLと請負業で潰れ、数千円の1dayの料理教室すら集客に苦戦…というありさまので、そんな日はいつになることやら…!だった。

もうほとほと現実が動かない!もう移住したい!となった時に、スコトーマが外れて、「てか現地採用で行けばいいじゃん?」と気づきそこからは2週間で転職先を決めた。

よく考えてみたら、私のマレーシア移住のきっかけになったとある友人はまさに現地採用でマレーシアに行ってたので、なんで現地採用の選択肢に気づかなかったのか不思議でなりません…。(彼女が、自分で手に入れた人脈や自分のビジネスの実績でその切符を手に入れたもんだから、私の中で「現地採用」自体ハードルの高いものとして認識してしまっていたんだよね。)

まぁだからといってMM2Hでの移住を諦めたわけではなくて、就労ビザでマレーシアに行ったことで就労ビザならではの心もとなさも経験したので、MM2Hの望みは小脇に抱えながら今切れるカードを切りつつ、楽しい思いをいっぱいしながら、知見を増やしていきたい所存。

しかもね、そこで、日本での料理教室に関してはいったんストップして、手放すことになったわけだけど、結局マレーシアでも人をおうちに呼んでごはんをふるまう機会が増えて、お弁当を会社のカフェテリアで販売したり(ビザの関係で材料費しかいただきませんが)と、ごはん活動も別方向に展開してったんだよね。
一見、料理での活動を諦めたかのように見えたかもしれないけれど環境を変えたことで思ってもみなかった方向で発展した。
その時の経験が、日本に戻ってからのお弁当販売に繋がっているわけです。

だから、望みを小脇に抱えとく感覚って、大事だと思ってる。私はいつでも虎視眈々^^

以上、お読みいただきありがとうございました♪

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