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私の作品で書きたいこと、伝えたいこと。

私が高校生の頃から小説を書くことが好きであるということは、前回の記事でもお伝えしていた。(いつかnoteで連載小説を書きたい)
趣味の域を出ず、完全に自己満足のためだけに書いてきたが、一応私の中にもそれなりにこだわりがあって、書きたいことや伝えたいことは明確なのである。
いくつかのテーマに分けられるので、今回はそれらを自分へのメモの意味も兼ねてお伝えできたらと思う。
ちなみに、私が書いてきたのはずっとBL小説である。単純にBLが好きだという安易な理由から書き始めたが、今となっては男女の恋愛にはない葛藤や、男性同士の絆の強さを表現したかったという理由もできたし、それ以前に、自分自身が女であることで、そういった嫌な部分をわざわざ書きたいと思わなかったというのもある。おそらくこの先も一生、私は男女の恋愛ものを書きたいとはこれっぽっちも思わないであろう。
しかし逆に、私が書きたいテーマにそぐわなければ、設定を男性同士にしないかもしれないし、恋愛小説にもしないかもしれない。それは今後、私がどのように文章を紡いでいきたいかによるが、それは今の私にも未知なのである。

①あなたの世界に入りたい

どの作品にも一貫しているであろうテーマがこれだと思う。
元々は、自閉症の理解を深めるために書こうと思っていた小説のプロット段階で浮かんだキャッチフレーズだったのだが、結局恋愛においても友人や知人との関係においても、「相手を知る」ということが、まず関係性を築く第一歩だと思うのである。
しかし私は、「あなたの世界を知りたい」ではなく、あなたの世界に「入りたい」という言葉を選んだ。ただ「隣にいるだけで幸せ」だとかいう生温い関係ではなく、もっと深く人生に関与する、人生丸ごと共有する、そういう覚悟と決意を示したかった。
…私自身の数少ない恋愛傾向をも予期せず示している、何とも重苦しいテーマである。

②生きるとは。生きる目的とは。

二つ目がこちら。
これは小説の中だけではなく、人間誰しもにとって永遠のテーマであるとも思う。
もちろん私自身も、ずっとこれを考えて生きてきている。
しかし、生きている間に答えが出る人の方が圧倒的に少ないのではないかと思う。
人生が終わる時、自分の人生を振り返って、どんなことにたくさんの時間や労力を割いてきたか。また、それによって何を得ることができたか。それを振り返って初めて、自身の人生に、何かしらの意味が見出されるのではないかと思う。しかしそれは、必ずしも自分で気づけるものではないかもしれない。自身の人生を取り巻くたくさんの人たちが、その意味を見つけてくれる場合だってある。
誰一人として、意味のない人生などない。
私はそう思っている。

今この記事を書きながら、ふと気づいたことがある。
少し余談になってしまうが、私はX JAPANのファンで、彼らの音楽や人生に、大きく影響を受けている。
彼らが音楽を通して世の中に伝えてきた、それと同じようなことを、私はもしかしたら、小説という形で自分なりに表現したかったのかもしれない。
中学生という多感な時期に彼らの音楽と出会い、深く共感できたからこそ、彼らに惹かれ、ここまで人生を共にしてきたのだ。
彼らはこれからも、私の人生の励みであり、支えであり続けるだろう。

③番外編 : 神、自然界

私は、詩を書くのも好きである。
詩を書く時には、自然界のもの(花、空、海など)や、神さまという絶対的な存在を前提に書くことが多い。
神に逆らうことはできない。そして、神が創った自然界のものにも逆らうことはできない。その崇高さを知り、人間の驕りを自覚し、立場を弁えて生きていくということも、私の中のテーマの一つかもしれない。


ここまでうんちくばかり語っていて、実際の私の作品をまともにアップできていないが、今から新たな作品を創り出すとなると、また膨大な時間を要するかもしれない。
なので、まずは過去に書き残してきた作品を、このnoteに改めて載せられないか、検討をしてみたいと思う。


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