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超円安時代のハワイ新婚旅行。かかった費用を全部計算してみた│写真とともに振り返り

夢だったようなハワイ旅行から帰ってきた。計画している時は「ハワイに新婚旅行なんてベタ過ぎる…!」と少し斜めに構えてむず痒さがあったけれど、行ってみたら「もうハワイ住んじゃいたくない?」とパートナーと言い合う始末。リピーターがたくさんいるのも頷ける、本当に本当に素敵な時間だった。

とはいえ、超円安時代、そして物価の高いハワイへの旅行。どれくらい費用がかかるのか、まったく未知の世界で。帰国後まっさきに取り組んだのは、旅行の写真を取り込むのではなく、現地でのレシートをかき集め家計簿をつけ始めたこと。

ということで、超円安時代のハワイ新婚旅行でかかった費用を全部まとめて公開しようと思う。(こういう費用の計算するの大好きだ…!)費用と同時に、「これやってよかった」というお得ポイント(?)も書いていきます。

※ドルから円への換算は、滞在中の平均レートとして1ドル=155円でしています!また、2人分の合算で費用を計算しています。

まずは費用に対する価値観のすり合わせを

ダイヤモンドヘッド登った後に食べたアサイーボウル、おいしかった!!

旅行にかかる費用というものは、本当に人によって違う。何にお金をかけたいのか、どういう過ごし方をしたいのか、買い物をたくさんするのかしないのか、お酒を飲むのか飲まないのか、などで金額は大幅に変わるもの。

そのため、まずは費用に対する価値観を同行者と一緒にすり合わせる必要がある。「何にお金をかけたいのか」「どういう過ごし方をしたいのか」など。私たちのハワイ旅行前のソフトな話し合いはこんな感じ。

・ホテルは少し贅沢して、オーシャンビューの部屋に泊まりたい
・お酒を飲むのが好きだけど、お店にこだわりはなし
・のんびり散歩するだけで楽しいと感じる(故にアクティビティは少な目)
・あまり計画を立てすぎず、その時々でやりたいことをしよう
・ショッピングには興味なし(身内に渡すお土産くらい)
・記念にカメラマンに写真を撮ってもらいたい(カジュアルな前撮り)

ホテル選びは慎重に、スケジュールはあえて決め過ぎずに、朝散歩したり海やプールでのんびりしたりとかなり自由に過ごせるように。ウェディングフォトを撮りたいと思って現地のカメラマンさんに撮影をお願いしたので、そこにはお金をかけるようにした。

ハワイ旅行費用1:航空券やホテル代

まずは、大前提の航空券やホテル代など、事前に決済した費用。私たちはパッケージツアーではなく、航空券とホテルを別々に予約したので、それぞれの内訳です。

航空券代:189,480円(税金・燃油サーチャージ込み)

5年ぶりの飛行機。怖かったけど、景色の綺麗さにはついつい見惚れてしまう。

ホテル選びが難航していたため、航空券だけ先に確保した。ちょうどJALがセールをやっていたので変更やキャンセル不可能だったものの、その場で確保。相場よりも安く予約できたかな~という感じ。座席指定も無料でできたので、楽々でした。

💡航空券の金額は、本当に日によって変わる…!セール情報やExpediaなどでの価格変動をこまめにチェックするといいかも◎

ホテル代:304,978円/4泊6日(1967.6ドル・税金込み)

部屋から見えた青々とした海と空が忘れられない。

宿泊ホテルは「ハレプナ ワイキキ バイ ハレクラニ」。ハワイ屈指の高級ホテル「ハレクラニ」の姉妹ホテルで、位置づけとしてはカジュアルデラックスホテル。カテゴリーはオーシャンビューで少しお高めの部屋にしましたが、大大大満足の滞在だった。

ホテルは楽天トラベルから予約。ハレクラニのレストランでも使えるリゾートクレジットが300ドル分付いていたり、ハレクラニベーカリーで1回パンとコーヒーがもらえる特典があったり、お金を気にせずにちょっとした贅沢を楽しめたのがよかった。

230ドルほどのディナー、お金を気にせずに楽しめた。

ハレクラニのレストラン「ハウス ウィズアウト ア キー」で夕暮れのフラダンスショーとともに4万円弱のディナーを思い切り楽しめたのも、ホテル代金に含まれていたからこそ。あとは、かわいいボトルをもらえて、ホテル内の給水所で水を確保できたのもよかった…!

お祝いでシャンパンが部屋に置かれていた…!うれしい!

また、予約後に問い合わせフォームから別途「新婚旅行であること、高層階のリクエストをお願いしたいこと、滞在を楽しみにしていること」というリクエスト兼ラブレターを送っておいた。

リクエストの確約はできないものの、伝えるだけはタダなのでね。今回は8階~17階のカテゴリーで、15階にアサイン、そしてハネムーンのお祝いでシャンパンを用意いただき嬉しい限り。

💡ホテルは予約サイトによって特典がかなり違うので、複数のサイトを比べてからの予約がおすすめ!
💡確約はできないけれど、リクエストを送るのはタダ!高層階をお願いしたいことや用意してもらいたいものなど、滞在を楽しみにしていることと合わせてお伝え。

ESTA代:6,510円(42ドル)

アメリカ入国に必要なESTAを、1人21ドルで申請。代行サイトなどもあるけれど、日本語を選べるので自分で申請しちゃった方が早い◎(代行サイトは手数料が取られるため)

空港⇔ホテルの往復送迎代:13,640円(88ドル)

ハワイは空港⇔ホテルの移動がタクシーか送迎バスかの2択になってしまうのがネック。今回はH.I.Sのオプショナルツアーで事前に送迎を予約していった。2人だったらタクシーより安くて安心感があるかも。

eSIM代:1,980円

アマゾンでeSIMを事前に購入。現地で少しの登録は必要だったけれど、サクサク使えて快適。私は楽天モバイルで2GBまでローミングできたので、SIMは入れ替えずにそのまま利用できてよかった◎

💡WiFiルーターよりもSIMの方が安いし、荷物もなく快適◎特に日付がまたぐ旅行先(4泊6日とか)では、現地滞在日数のみで金額が加算されるSIMの方が断然お得感あります。

ハワイ旅行費用2:食費

現地の費用で一番かかったのが、食費。円安はもとより、ハワイの物価自体が高く、日本人が不慣れなチップも加算されるので1回の食事で「こんなにもかかるのか…!」と驚きの連続で。お店は事前にゆるく調べてGoogleマップでピンしておいたものの、その時々で食べたいものをチョイスしながら楽しんだ。以下、ハワイ滞在中に食べたもの一覧です。

食費合算:22,745円(リゾートクレジット分含まず)

・ポケ丼/テイクアウト:2,701円(17.43ドル)
・ハンバーガー/テイクアウト:1,672円(10.79ドル)
・アサイーボウル/KCCマーケット:1,860円(12ドル)
・ホットドック/KCCマーケット:1,860円(12ドル)
・パイナップル/スーパー:761円(4.91ドル)
・ステーキ丼/テイクアウト:2,399円(15.48ドル)
・ロコモコ&パンケーキ/レストラン:5,984円(38.61ドル)
・ポケ丼/テイクアウト:2,108円(13.6ドル)
・ガーリックシュリンプ/テイクアウト:3,400円(21.94ドル)
・ハレクラニ/ディナー:38,435円(247.97ドル)※リゾートクレジットで相殺しているので、合計には入れていません

ハワイ旅行中にかかった食費

部屋から見える景色の美しさやベランダで食べる心地よさが快適すぎて、むしろ望んでテイクアウトばかりしていた。どれを食べてもおいしい。私たちは小食なので1つ食べれば大満足。合間にお腹がすくこともなかったのでカフェに入ることがなく、小食だったらむしろコスパいいのでは…?と思うほどどれもボリューム感たっぷりだった。

2人で1つでちょうどいいボリューム感。
オーシャンビューで食べるどん兵衛のおいしさが凄まじかった…!
ビールを持参して、バルコニーでテイクアウト飯。

上の食事にプラスして、日本からはどん兵衛とスープパスタ、缶ビールを持参。オーシャンビューどん兵衛のおいしさは、しばらくは忘れられないでしょう。朝ごはんはスープパスタと、部屋にあったKONA COFFEEをいただいたので特に外で食べてはいません◎

💡日本から食材を持っていくのは貧乏くさいかな?と思ったけれど、大正解!観光で疲れ果ててるときに適当にお店に入るのはもったいないし。大量のステーキで胃もたれしているときに食べたどん兵衛に救われた。常識の範囲内+各国の持ち込み規制を確認するのは忘れずに。

ハワイ旅行費用3:アクティビティ・お土産代

ハワイではのんびり過ごすのが目的だったので、お金のかかるアクティビティはそこまでしていません。以下、現地でアクティビティ・移動に使ったお金です。

バス代:4,805円(31ドル)

オレンジの車体がかわいいThe Bus。

ダイヤモンドヘッドとカイルアビーチに行ったときのThe Busの運賃。ワイキキトロリーが高かったので、一律3ドルのThe Busにお世話になった。大雨でカイルア⇔ワイキキの道路が封鎖され、通常30分のところ3時間かけて移動したのは、ローカルバスならではの体験(?)

ダイヤモンドヘッド入場料:1,746円(11.27ドル)

30分くらい登って山頂へ。最高の朝活!

ダイヤモンドヘッドは事前予約制なので、日本で予約していった。クレジットカードで支払えるので便利◎朝7時からの枠で入場して、そのままKCCファーマーズマーケットに立ち寄れたのが最高のルートだった。

写真撮影代:46,500円(300ドル)

この写真は三脚を置いてセルフで撮ったもの。

旅行中の2人で撮る写真って(特に海外旅行だと誰かに撮ってもらうのもはばかれて)、インカメのアップの写真ばかりになってしまいがち。せっかくなので現地のプロのカメラマンさんにビーチをバックに撮影をお願いすることに。

ちゃんとした前撮りは京都でする予定なので、今回はカジュアルに。衣装は日本から持参、ヘアメイクも自分でしたので、純粋な撮影料のみで300ドル。写真はもちろんだけど、快晴で撮影そのもので楽しい時間を過ごせて、本当にお願いしてよかった~~!!

チップ代:1,550円(10ドル)

前日に何をしたかの報告(?)とお礼とともにチップを部屋に置いていた。

運転手さんや部屋の掃除の人へのチップ代。食事でのチップは食費に合算し済み。人にお願いする機会があまりなかった(荷物を運んでもらったりなど)ので、思ったよりも少なかった印象。

お土産代:22,684円

グァバのさっぱりとした味が好き!

物欲があまりない私たちなので、最低限のお土産しか買っておらず相場よりも安いかな?という感じ。家族に渡すクッキーと、自分たち用にDEAN&DELUCAでジャムを、私用に柄のかわいいマグカップを地元の量販店で5ドルで購入。

ハワイ新婚旅行の総額

気になるハワイ旅行の総額、上を全部合わせた金額は、

616,618円でした~~!(4泊6日/2人分)

単純にドル×155円で計算しているので、クレジットの換算レートや両替での手数料は含んでいません。それらも含めると65万くらいになるかな?だとしても1人あたり30万強。ニュースで「今のハワイ旅行はやばい」と散々煽られていたのでびびっていたけれど、意外と収まったかな?という感想です。

心がほどける、ハワイ

歩くだけで心がほどける感覚を味わえて、いつまでもいつまでも歩いていたかった。

初めてのハワイ。透き通るような青空と、深く深く広がる青い海とヤシの木。この景色を眺めているだけで、なんだかきゅっと引き締まっていた心が、ゆるっとほどけていくような感覚。気持ちもほどける、優しくいられる、いつまでもこの景色を眺めたくなる。

お金をかけなくてもただ海沿いを歩いているだけで幸せな気持ちを得られて、この感覚を日常でも大切にしたいなと思う。すぐ近くにある景色をいつもよりもじっくりと眺めてみる、電車やバスを使わずに歩いてみる、とか。

お金をかけずに「幸せだなぁ」と噛みしめられることこそが、実は私にとっては贅沢なことなのかもしれないね。


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