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読書メモ:データドリブンの極意_20220227

Amazonのレビューでは、なかなか厳しいことも書かれてますが、良い本でした。

私が不満に感じた点は2つ。
師匠と弟子の対話形式にしてるけど、ほぼ、師匠の一人語りで構成されてること。
データを見た人の情感に訴えて、アクションを起こさせるストーリーを作る必要がある。そのために5W1Hを明確にした図表を用意し、それを起承転結で展開するといい、とアドバイスしてるけど、この説明で納得できなかったこと。
(サラッと説明してるけど、実践は難しい。)

でも、それ以外については、良い本です。

まず、データのビジュアライズについて、丁寧に説明されてます。図表の色、大きさ、位置関係など、この本に書かれてることを全部できてる人は、周りにほぼいないと思いました。

また、データベースに関する、良い入門書だと思います。
例えば、私はデータレイクに興味があるのですが、5ページほどの説明を読んで、データウェアハウスとの違いが感覚的に掴めてきました。
今のところ、データレイクについての入門書は少なく、調べようとすると、びっしりSQLで埋められた専門書が引っかかってきます。
そのくらい、まだ大衆化されてない用語もちゃんと説明していて、いいなぁと思いました。

ありがちなダメダメデータベース事例や、正規化についても、わかりやすく書いています。
もちろん、実際に仕事で使うとなれば、ここに書かれた知識だけでは足りません。
でも、素人が大枠を掴むのには十分な内容でした。

何より良かったのは「最低限のデータリテラシー」について、言語化されてたことです。

引用すると。

これらの内容が正しいかどうかは分かりません。

でも私は、組織内にデータリテラシーが行き渡った状態がイメージできました。
これを叩き台にして、自分達がどこを目指していくのかを考えることができそうですね。

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