胃腸と向き合う〜大腸内視鏡検査編〜
<シリーズ・胃腸と向き合う #1>
自分の健康が気になりはじめた、31歳。「ある決断」をした記録です。
「自分を知る一助になれば」と、先日、大腸内視鏡検査と胃カメラの検査を受けてきました。
結論から言うと「決断して良かった!」
これから検査を受ける方、迷っている方、今のところ検査の予定はない方もご一読くだされば幸いです。
9:00 病院に到着
どきどきしながら病院に到着。受付を済ませて、検査前の待機ルームへ。カウンター席で、「モビプレップ」という腸管内をきれいにするためのお薬が渡されました。(※病院によって服用する薬は異なるようです。)1.0リットルの冷えた液体でピッチャーに入っています。薬を飲むための紙コップと、事前に用意するよう言われていた500mlの水を机に並べて準備完了!
(ちなみに、家で服用してから病院に行ってもOK。私は移動中の体調不良が怖かったので、看護師さんのいる院内を選びました。)
9:15 薬の飲用開始
まずは1杯目。10〜15分かけて液体状の薬をゆっくり服用します。味はまるで酸っぱいスポーツドリンクで口当たりは乳酸菌飲料のように少しとろみがあり、飲みやすいかどうかは個人差があります。ただ「美味しく飲んでもらおう」という心意気を感じました。
味はさておき問題が。冷えた液体(薬)をちびちびと、時間をかけて飲むわけですね。これが、とにかく寒〜い!!ぶるぶると震えていたら、看護師さんがブランケットをかけてくださいました。初めての場所、薬、検査……いつもより誰かの優しさがしみます。
冬場は特に冷えるので、水ではなくマグボトルにお湯を用意して行っても良かったかなーと反省。さらに冷えや寒さを感じやすい方は、カイロなどもあると落ち着いて検査に臨めるかも知れません。
9:40 二杯目、9:55 三杯目
暖をとりながら服用を再開!二杯目もゆっくりと。三杯目を二口飲んだところで少しお腹がゴロゴロしてきました。味にはだんだん慣れてきましたが、お水が進みます。液体状の薬が常温に戻るにつれ、まるで本来の味(酸味?)を取り戻していくようです。
水、多めに持ってくれば良かった……。
ちなみに「モビプレップ」服用中は、水に加えて、お茶(煎茶、番茶、ウーロン茶、麦茶)も飲んで良いそうです。紅茶は砂糖とミルクを入れていないプレーンな状態のみOKとのこと。脱水を防ぐため、のどが渇いた場合は我慢せずに水分補給するように言われました。
10:00〜その後の経過
お腹ゴロゴロ…ですが、ここまでの記事ほぼ完成。二つとなりの席(同じくカウンター)では、PCを開いて仕事をする方も。確かにジャズが流れていてカフェかコワーキングスペースと言われても納得の落ち着いた空間です。
【11:15 服用終了!】
看護師さんが見回りに。
OKが出たので服用終了!がんばった!
【11:50】
検査着に着替えて、点滴を。
12:00 検査開始
いざ、検査室へ。脈拍、心拍、酸素濃度などを測る器具をつけてもらい、続いて鎮静剤の投与。まずは胃カメラからはじめます。紙コップに入れられた液体を飲み終えると、口から麻酔のようなものを注入され、口周りをマウスピースで固定されました。正直、この時「え、胃カメラ、鼻からじゃないんや……」と若干、意気消沈。
【12:15】
なんとなく鎮静剤が効いてきて、意識が朦朧としてきました。この時には胃カメラが鼻からだとか口からだとか、どうでも良くなっています。
【12:30ごろ】
目を覚ましたら、「お疲れさまでした、はい身体をゆっくり起こしてくださいね」と看護師さん。びっくり!もう終わったん?!ぐっすり眠っていたようで、本当に何も覚えていません!
空白の15分のうちに、胃カメラも大腸内視鏡検査も終わっていたのです。スムーズな処置に感謝。鎮静剤を打ったのでしばらく点滴を続けながら、身体を休めます。
【14:00】
検査結果をまちつつ、検査は無事に終了!
あとは結果を聞くだけ。お疲れさまでした!
まとめ
振り返ると「思ったよりハードルが低い」検査だったというのが正直なところ。
詳しくは次回以降に書きますが、ポリープではない何かが見つかり再検査になりました。みてもらって本当に良かった!
日程の調整が大変な方もおられるでしょう。しかし土日や時間外診療を行っている病院もあります。健康に不安がある方、検査を悩んでいる方は、思い切って予約してしまうのも悪くないと強く感じました。
あなたも胃腸と向き合ってみませんか?
「シリーズ・胃腸と向き合う」では、今後の経過を含めて体調や心境の変化を記録していきます。(つづく)
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