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【読書感想文】不思議なくらい幸運がやってくる3つの法則

小説以外はあまり買わないのだけれど、買わなくていいと言われると逆に買いたくなってネットで注文しました。著者のSNSか何かで、この本についての話が出たが「これから要約を話すから買わなくていいよ。」と仰っていた。著者に敬意とお金を払う意味も込めて、新品で買いたかったのですが、既に絶版になっていたので古本で買いました。

分かりやすく、読みやすくて、読むのが遅い私でも2時間ほどで読み終えました。

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題のとおり幸福な人生を歩むためにはまず心を"明るく""あたたかく""軽く"することです。それぞれについて3つの法則に書いてあります。

1.合わせ鏡の法則(心を明るく)


鏡を見て寝癖に気づいたとします。寝癖を直すには、当然鏡にうつる髪ではなく、自分の髪を触ります。

現実は自分の心を映しています。心が明るければ現実も明るく、また人のいいところを見ていると自分のいいところにも気づきます。上手くいってない時は自分の心の中をみます。すると原因が課題に変わり成長の種になるのです。

影のうしろに必ず光があるように、弱さと向き合うと強さになります。

言葉が脳に与える影響は、
言われた人への効果が3割
言った人への効果が7割です。
これはプラスでもマイナスでもそうです。

2.まんぷくの法則(心をあたたかく)

おなかが満たされると幸せになるように、心もプラスの感情で満たされると幸せを感じます。
(感情のバランス理論は本文を読んだ方が分かりやすいので割愛します。)

プラスの出来事は心をあたため、
マイナスの出来事は心のデトックスです。
無駄な出来事はないのです。

言葉が脳に与える影響を考えてみても、自分からプラスの言葉を使っていくだけでみんなの心があたたまるのです。

3.気球の法則(心を軽く)

地上からは障害物が多くて遠くが見えにくく視界が狭いです。
逆に上空からだと遠くが見えて視界が広いです。

これは心にも当てはまります。状態によって重さが変わります。
どんよりとした心は重く、多くのトラブルにぶつかります。
ふわりとした心は軽く、風に乗って想像し得ない未来へと運ばれます。


タイトルでは3つの法則がメインでしたが、最終章では幸運の女神に愛されるふたつの秘訣が語られます。おおまかに紹介します。

・損得勘定より、尊徳感情で働くこと。
たとえすぐに成果にならなくても、誰かの役に立つことをし続ける。

・"天職を探す"のではなくて、"天職にする"
退職の理由の大半は人間関係。誰と仕事をするかで天職にすることができる。そんな人と出会うには幸運の女神の存在を身近に感じながら毎日を過ごすこと。

最後に、幸運の女神は待つのだけではなく、自分も幸運の女神になれるのです。

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いまやいろんな情報が溢れかえっていて、何が正しいのかわかりません。個人的な意見として、自分に合うものを"採用"していったら良いと思います。この本は抽象的なことも書いてあります。正しいとか、何かデータがあるのかとかよりも、とりあえず採用してある程度続けてみて、自分に合っていたら続けたら良いのです。

一見、矛盾するようなことを言いますが、ひとつの事を極めることも大切です。自分の血肉にする前にあれこれと手を出していては何も身につきません。幸運の女神がいるかいないかは置いといて、まずはどんな時もプラスに捉えて、言葉を発していくことから一緒にやってみましょう。不定期ですが、日記を投稿する時に私の実践記録をあげようと思います。

本日も読んでくださってありがとうございますm(*_ _)m
こちらの本は絶版なので、もし古本屋等で見つけた際にお手に取ってみてください。

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