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闘病中のご家族をもつあなたへ

あなたのご家族ががんと
診断されたとします。

医療のシビアな場面で何度も選択を
する場面が出てきます。

今日は「選択する」をテーマに
お話をしていきたいと思います。

例えば、
手術するかしないか

抗がん剤治療をするかしないか

延命治療をするかしないか

自宅療養をするかしないか

余命を告知するかしないか

最期はどこで過ごすのか

在宅で看取りをするかしないか


このような場面で、
決断に迷うことは多々あります。

迷って当然なのです。

普段聞きなれない言葉だったり、
あまりにもショックが大きすぎて
頭が真っ白になり、その後の話が
耳に入らないということも
珍しくありません。

どっちを選んだら正解なのか?
学生時代のテストの答えのように
これが答えというものが
明確にあるわけではありません。

どちらを選択するにしても、
メリットとデメリットが必ずあります。

100%これが正解というのがないのが
現状です。

だって選んだ方の結果しかわからないから。

もしもあの時あっちを選んでいたら・・・
と考えても時間は戻りません。

選んだ結果が必ずいいという保証もない。

どちらを選択したとしても、
選んだ後にできることは
あの時あちらを選んでいたら・・・

と後悔することではなく、

この選択でよかったと
信じて前に進むこと

例えば
本人に余命を告知するかしないかの問題も
告知すると決めたら
その告知のショックを
本人と一緒に乗り越える。

支える覚悟を持つことが
必要となります。

ここでお話したいのは
どちらを選ぶかと同じくらい
選択してからの行動や考え方が
大事なことです。

もし選択した結果が
自分の想いとは違う結果に
なったとしても
それは結果論でしかありません。

選んで終わりではなく
そこからがスタートなのです。

どちらの選択も
あなたにとっての正解

選択に悩むのは当然のこと

でも選択したら、選択したものが
自分にとって、家族にとって
正解だと思えるように行動すること

それしかできないのです。

人生における選択に
正解も不正解もありません。

どちらの選択もあなたにとっての正解
なのです。

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