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お誕生日おめでとう。

嫌なことに気が付いてしまった。
わたしは現在23回目の入院中である。

そして、今までに無いほど焦っている。
それは自分が本気で病気と向き合わなければ病院にいるだけじゃ治っていかない、と気が付いたから。いや、遅っ。
焦るのは違うと思いながらもでも、焦るよ、こんなん。

それを看護師さんに伝えたら、「1年後かもしれないし、8年後かもしれない事を今日気付けて私はお誕生日おめでとうと思いましたよ!」って言われた。少なからず救われた…。

わたしの病状を簡単に説明するとこんな感じ。
死にたいと思っていないのに死のうと衝動的に行動に移してしまうことが増えている。それで措置入院を繰り返している。何度も警察に保護されて、もう今度は生きる事に疲れてしまって今度は本気で死のうとして措置入院。

でもそんなことに何度もなっていても、わたしは辛さと向き合った事はあっても病気と向き合った事はなかった。
辛さと向き合うのはただ襲ってきたものと闘うこと。
病気と向き合うということは過去や、背景や人を含めて抱えるということ。
わたしは父母からの虐待でトラウマを抱えていますが、今まで、2人のことは恨んでいない。
誰だって失敗はするし、私がもしこういう事をしてしまった時、許して欲しいからだから恨めないと言ってきました。


でも、今日からそんな綺麗事はやめます。
どんなに恨んでもいいから、憎んでもいいから、それくらいわたしは傷ついたんだから、自分を守ってあげなさい。
自分の手で、自分を守ってあげなさい。自分を自分で信じる努力を始めよう?
お母さんみたいに傷つけることをしたときに許して欲しいからお母さんを恨めない?
それなら、お母さんみたいにならないようにしようって自分を信じるところから始めよう?
自分が1番知っているでしょ?あれを、これを、されたらどんなに嫌か。
お母さんみたいなことはしない、って強く決めて、自分を信じてあげて。
今日からわたしはこれを始めます。
お誕生日おめでとう、わたし。

一生懸命病気と向き合い始めてくれてありがとう。人生の分岐点、わたしがどちらを選択し、何を考え、悩み、傷つき、困り、そして乗り越えた先に幸せになっていくのかを、信じて頑張りたいです。

余談ですがわたしは毎度入院のたび、「入院費高いから元取りたい」と看護師さんに言ってきました。なんだそれ。ばかか。食べ放題と看護師さん間違えるなんてなんてあほなんだ。ああ。情けない。

それも含めて気がつけて良かった。ほんとに。まじで。改めましてお誕生日おめでとうございます。

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